Netflix グローバルファンイベント「TUDUM Japan」が9月25日に開催され、2022年秋以降にNetflixで配信される最新作品の情報、未公開映像や予告編、豪華キャストやクリエイターへのインタビューなどが披露された。
9月24日(土)から25日(日)にかけて、世界五つの地域で時間差で開催される「TUDUM」。そのグランド・フィナーレとなる「TUDUM Japan」では、日本発のアニメ、ライブアクションの最新作、合計約50作品にのぼる多様なアニメ・ライブアクション作品を紹介、日本のスターたちが集結し各作品の魅力を語り尽くした。
この日は、アニメパートと、ライブアクションパートを開催。ライブアクションパートの「First Love 初恋」では満島ひかりと佐藤健が登壇。スクリーンに二人の対談映像が流れたあとに、大きな拍手に迎えられレッドカーペットステージに登場した。
1999年に発売され大ヒットした宇多田ヒカルの珠玉の名曲「First Love」。その19年後に発表された「初恋」。この2つの楽曲にインスパイアされ、新しいストーリーを紡ぎ出すNetflixシリーズ「First Love 初恋」は、90年代後半と、2000年代、そして現在の3つの時代が交錯し、20年余年に渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどる一組の男女の物語。満島ひかりと佐藤健がW主演、寒竹ゆり監督、そして宇多田ヒカルの楽曲という奇跡の組み合わせで送る究極のラブストーリー。
満島は、キャビンアテンダントを目指すも不慮の事故で運命に翻弄される野口也英(のぐちやえ)役を。またアクションからラブストーリーまで幅広い役を演じ分ける佐藤は、航空自衛隊のパイロットになるも、現在は別の道を進む、一途でまっすぐな性格の並木晴道(なみきはるみち)役を演じる。
対談映像で、満島との共演を「とてもスペシャルな人」と素直に喜ぶ佐藤。一方の満島は「健さんはカッコ良すぎる! 見た目もキレイで声も甘いし、お芝居もキレイなので、佐藤健との共演は辛かった」と、終始緊張していた様子を吐露。
佐藤は自身が演じた晴道について、「だめですよね。見ているとモヤモヤする。もうちょっと気付けよ!と思っちゃう」と男性としての視線からダメ出しをして笑う。満島は「也英は思ったより“ぶりっ子”だなと思いました」とはにかむと、佐藤は「それは(也英が)恋をしていたからだよ。恋をしていたらああなるんじゃないですか。チャーミングでした」と笑顔でフォローする。
本作を観て、「若い頃と大人の恋の対比がおもいしろかった。大人の部分は生活感が出ていて人間的だったね」と手応え十分な様子。さらに「日本のラブストーリーは、視線が絡みあっているだけでラブストーリー。そこに監督もこだわっていた」と二人は同意見。続けて佐藤は「やっぱり(宇多田ヒカルの)『First Love』の曲が流れるとエモーショナルが高まる。楽曲の力は大事」とコメントしていた。
ステージにはペアソファーが用意され、終始リラックスモードに。イベントでは「サイコロ恋愛トーク」と題し、満島と佐藤がそれぞれがサイコロを投げ、サイコロに書かれたお題に沿ってトークを展開。
最初にサイコロを投げた満島が出した目は「キュンキュンする恋」。満島は「男の人がライトが眩しくて目を細める顔にキュンとする」と答え、佐藤がポーズを取って会場を沸かせる。そのほか、「寝起きで髪もボサボサなところ」と言い、「健さんも寝起きで現場に来てますよね・・・」と明かすと、佐藤は「ほぼ起きてないですね。メイク中に徐々に起きてきます(笑)」。「そういう姿がいいんです」と満島に言われ、佐藤は恥ずかしそうに笑っていた。
続けて佐藤が出した目は「理想の恋」。佐藤は「理想はないですね。自分でもまったく想像できないようなところで恋をしたいし、コントロールできないほうがいい。規格外であってほしい」と答えつつ、理想のデートについて「一緒に買い物したいですね。ショッピングをしながら女性のショッピングにあーだこーだ言いたい」と具体的な要望も。満島も「一緒に楽しめるほうがいいですよね」と同調。
さらに二人が同じ目を出したのが「今の恋」。満島は可愛くてしょうがないという甥っ子の話に目尻を下げる。「僕は嘘をついたことがないので本当のことをいいます」と断言していた佐藤の答えは「今日、久しぶりにティザー予告を観ましたが、也英・・・いいっすね」とニッコリ。「息子にもらった青いカーディガンを着てちょっと恥ずかしそうにしている也英に恋してます」と告白。
20年間の長いラブストーリー。満島は「お互いの場面は実はそんなに多くないけれど、それぞれの姿を見れる時は嬉しかったよね」と、佐藤と顔を見合わせていた。
「First Love 初恋」
キャスト:
満島ひかり、佐藤健、八木莉可子、木戸大聖、夏帆、美波、中尾明慶、荒木飛羽、アオイヤマダ、濱田岳、向井理、井浦新、小泉今日子
スタッフ:
Inspired by songs written and composed by Hikaru Utada / 宇多田ヒカル
監督・脚本:寒竹ゆり
エグゼクティブ・プロデューサー:坂本和隆(Netflix)
プロデューサー:八尾香澄
制作プロダクション:C&I エンタテインメント
原案・企画・製作:Netflix
2022年11月24日
全世界独占配信