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永瀬廉、運命的な出会いはナンパだった!? 山下美月はまどかと共通点も! でも、昴は怖い・・・? ドラマ「御曹司に恋はムズすぎる」インタビュー!

カンテレ・フジテレビ系火曜よる11時連続ドラマ枠「火ドラ★イレブン」の新ドラマ、永瀬廉主演『御曹司に恋はムズすぎる』がついに1月7日(火)より放送スタートした。

ドラマ「東京タワー」の大北はるかが脚本を手掛けた今作は、大手アパレルメーカーの会長の孫として、思いっきり甘やかされ自由奔放に生きてきた御曹司が、真逆の環境で生まれ育ってきたド庶民女子と同僚になり、ともに子ども服作りに取り組みながら、初めての挫折と本気の恋を知るロマンティックコメディー。
主人公のオシャレ大好きな超うぬぼれナルシスト御曹司・天堂昴を永瀬廉(King & Prince)、難攻不落のド庶民女子のヒロイン・花倉まどかを山下美月が演じ、不器用でわがまますぎる恋愛模様を描く。

性格も立場も正反対の男女を演じる永瀬さんと山下さんが、ご自身が演じる役を通して、ドラマの魅力を語ってくれた。

★永瀬廉様&山下美月様_インタビューカット

― 永瀬さんはドラマ「東京タワー」以来、大北はるかさんとは2度目のタッグとなりますが、大北さんの脚本の魅力はどこにあると思いますか?

永瀬廉(以下、永瀬):「東京タワー」は台本の中の一つ一つの言葉が詩的で、小説を読んでいるような感覚になりました。今回はそれにラブコメのテイストがプラスされていますが、言葉選びや2人のやり取りでもクスッ!と笑えるところがあって、とても素敵に書いてくださいました。僕の普段の感じをイメージして書いてくださったそうなんです。なので「大北さんは普段、俺のことをこう思ってるんだ・・・」と思いながら読みました(笑)。それを演じるのも僕にとって挑戦。大北さんの脚本ではいつも挑戦させてもらっています。

― 山下さんはいかがでしょうか?

山下美月(以下、山下):私も大北さんの書かれた作品はいくつか拝見していますが、色々な世界観を独自に描いてらっしゃる方というイメージです。今回の作品も今の時代には珍しい“ザ・ラブコメ”で、毎話ドタバタと展開が変わっていくところが本当に面白く、毎週飽きないように作られていると感じました。あと、キャラクター性がはっきりと描かれていたので、役の特徴を捉えやすくてとても素敵だなと思いました。

― 演じる役にどういうイメージを持たれましたか? またご自身と似ていると感じた部分があったら教えてください。

永瀬:自分と似ている部分は服が大好きというぐらいかな・・・。でも、確かに僕をだいぶ誇張したら、行き着く先はたぶん昴かも(笑)。方向性は一緒かもしれないですね。昴は無茶苦茶なところやおバカな部分もあるんですが、一つ一つの言動に愛おしさを感じるし、本人は全く自覚がないけれど、人を惹きつける何かを持っていると思います。そして、仕事をやると決めたら中途半端に終わらせずに、自分の納得がいくところまでやり遂げる、そういう男らしい部分もあって、根は素直でいいヤツなんだと凄く感じますね。

― そんな中で、「ここだけは俺と違う」と否定しておきたいところはありますか?

永瀬:いや、胸張って否定はできる部分はないですね(笑)。でも、あそこまで自己愛が強いのは素直に尊敬というか、羨ましく感じます。

― 山下さんが演じるまどかはいかがでしょうか?

山下:まどかはとても真面目で一生懸命で仕事に一筋な女性です。でもちょっと固すぎるところがあって・・・。私自身もお仕事のためだったら「何でもします!」みたいなタイプなので、その思考の固さや、不器用さみたいなところはとても共感できます。仕事以外では、まどかはおうちで家庭菜園をしたり、節約に凄く気を使っているのですが、私はプチトマトを育てたりするほどではありませんが、自炊をしたり色々な節約を考えているので、まどかの暮らしを楽しむ姿や家庭的なところは尊敬しつつ、ちょっと自分と重なる部分もあるかなと思います。

― “ザ・ラブコメ”の本作で胸キュンシーンもたくさん出てくると思いますが、楽しみにしているシーンはありますか?

永瀬:昴は「今日も俺は美しい」とか、ちょっと特徴的なセリフがあるのですが、その言い方が大事なポイントだと思っていて、試行錯誤しながら演じています。ドラマの中で楽しんでいただくために難しさもありますが、楽しみな部分です。

山下:昴とまどかは正反対なキャラクターなので、ちぐはぐしつつもスピード感のある掛け合いだったり、2人の関係が話を重ねるごとに変化していくことで成長を感じられると思いますので、その姿を見届けていただきたいです。

― 永瀬さんはまどかという女性をどう思いますか?

永瀬:いや~、堅いですね(笑)。でも、そういう人をどう解いていくかが楽しいんですよね。僕はどんな人にも興味を持ったらグイグイ話しかけちゃうタイプなので、時間を重ねるにつれて気を許してくれているなと感じていくことが楽しいです。だからつい話かけてしまうんだと思います。

― 堅いとよけいに気になっちゃう?

永瀬:そうですね。昴みたいにめげないかもしれないです(笑)。

― 山下さんは昴みたいな人をどう思いますか?

山下:怖いですね・・・(笑)。まどかは昴に対してズバッとはっきり言えるのですが、私はそんなにはっきり言える自信がないので、一線引いてしまいそうな気がします。でも凄く面白い人なので「凄いな、今日も」みたいな感じで見守りはすると思いますが、仲良くなれる自信はないです(笑)。自分もまどかぐらいグイグイ言えて距離が深まったら、「みんなが知らないだけで本当はいい人なんだ」と思えるのでしょうが・・・。

― 演じるにあたり工夫や努力されたことを教えてください。

永瀬:僕は、美しくいることですね。やっぱそういう役なので、日々美しくいうことです(笑)。そのためには・・・、ちゃんと体調に気を遣って日々過ごすようにしています。

山下:私は、昴の発言や行動をしっかり受けることができたらいいなと思っています。時には鋭いツッコミを入れたり冷淡に言葉を投げかけたりしますが、凄く温かく慰めるときもあるので、永瀬さんのお芝居にしっかり応えられるよう演じていきたいと思っています。

― ビジュアル面や衣装選びでのこだわりはありますか?

永瀬:僕は御曹司という設定なので、とても衣装を楽しみにしてたのですが、想像以上の素敵な衣装を用意していただきました。今日着ている衣装も劇中で使われる予定なんです。本当に僕好みの素敵な衣装がいっぱいあったので凄くテンション上がってしまって、衣装合わせで30着ぐらい着ました(笑)。年齢に合った服、ちょっと人とは違う派手めなものやゴージャスなものを意識して選びました。

― ご自身のファッションと似ていますか?

永瀬:シンプルな感じの衣装のなかには、近いものもあります。僕はワイドなサイズのものが好きなので、そういうのを多めに取り入れさせていただきました。

山下:まどかは昴に比べてお金に余裕がないのですが、それでもアパレル会社に勤務しているので毎日おしゃれに色々な服を着こなしています。同じトップスでも違うパンツ、靴や小物を合わせて違うコーディネイトに見えるように工夫して上手く着回しています。あと、まどかは朝からしっかり準備をして、ブランドイメージも大切にしながらセットしていくと思うので、髪型もヘアメイクさんとご相談させていただきながら、ネイルの色にもこだわってやらせていただいています。

― 今回初共演となりますが、お互いの印象をお聞かせください。

永瀬:山下さんは“しっかりしている”というイメージがずっとあって、それは今も変わらずなんですが、ご一緒して感じたのはずっと“プロ”でいるということ。僕はリラックスして取材を受けたりしていますが、山下さんは常に姿勢を正して接しられていて凄いなと感じました。

山下:いやいや、そんなことはないです(笑)。

山下:永瀬さんは、もっとクールであまり喋らない方なのかなと思っていましたが、本当に気さくで面白くて、いろんなお話をしてくださいました。こうやって質問を受けたときも先にお話ししてくださいますし、周りにも気を遣いながら動いていらっしゃる方なのだなと、今日初めて発見しました。

― お二人が実生活で感じるという小さな幸せみたいなものがあったら教えてください。

永瀬:僕は友だちと沖縄料理屋さんでご飯を食べているときです。最近はあまり行けてないんですけど、その友だちは自分を(芸能人としてではなく)一人の人として向き合ってくれるので、凄く居心地がいいんです。その店では弾き語りのおっちゃんとかもいて、隣の卓の人たちと「島人ぬ宝」を歌ったりして、楽しくて好きな時間です。

山下:いつもよく行くスーパーがあるのですが、タイムセールが始まった時間と同時にお店に入れると、ラッキー!と思います(笑)。

― 物語では、環境も立場も違う2人が運命的な出会いをします。ご自身の人生の中で“これは運命的だったな”と思う出会いはありましたか?

永瀬:僕は大学時代の親友です。圧倒的に運命というか、入学当初、学籍番号で隣になった人とずっと喋っていて、「飯食いに行こう」となり食堂に向かったら、今の親友が食堂ってどこにあるか知ってる?」と声をかけてきたんです。それで「じゃあ一緒に行こうよ」となって、それから学籍番号が隣だった人よりも、今の親友と仲良くなってもう8年くらいの仲になります。今でも会っているし、自分にとって助けにもなりますし、あれは運命だったなと。でも、あの時食堂は目の前にあったんですよ! それなのに「どこにあるか知ってる?」って聞いてきて、あれはナンパだったなと思いますね(笑)。

山下:私は中学時代から芸能のお仕事をさせていただいているのですが、お仕事の現場で出会った友だちです。たまたま知り合って仲良くなったのですが、帰りの電車が一緒で「実は同じ中学校なんです」と言われて、「え!?」と驚いて。彼女は1つ上の先輩で体育委員長をしていたので「確かに運動会のときに最初に全校生徒の前で喋っていた人だ!」と思い出したんです。その後もお仕事で一緒になる機会があって、今ではプライベートで海外旅行へ行ったり、月に何回か会うぐらいの友だちになったので、運命的な出会いだったなと思っています。

― 昴とまどかは全く性格が違いますが、性格が正反対の人と上手く付き合う方法があったら教えていただけますか?

永瀬:僕はそれを面白いと思えてしまうタイプなので、そこをどう楽しめるかっていうところですね。相手の性格を変えることは難しいし、する必要もないと思うので自分がどう楽しく接するかを考えて、相手といい関係性を築いていくことが一番の秘訣だと思います。

山下:私も性格が正反対の人と一緒にいると「そういう視点もあるのか」と思うタイプですね。自分に持っていないものを見つけたり、こういうところが尊敬できるなと思えるので、いつも相手のプラスな部分、いい部分を見つけて接している気がします。

【永瀬廉(Ren Nagase)】
1999年1月23日生まれ、東京都出身。2018年にKing & Princeのメンバーとしてデビュー。グループ活動のほか、ドラマでは連続テレビ小説 「おかえりモネ」(2021/NHK)「新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜」(2022/日本テレビ系)、「夕暮れに、手をつなぐ」(2023/TBS系)、「東京タワー」(2024/テレビ朝日系)他、映画『弱虫ペダル』(2020)、『法廷遊戯』(2023)『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』(2024/ Netflix)などの話題作に出演し、俳優としても注目されている。

【山下美月(Mizuki Yamashita)】
1999年7月26日生まれ、東京都出身。2016年9月「乃木坂46 3期生オーディション」に合格しデビュー。グループの中心として活躍し2024年5月に卒業。アイドル以外でもバラエティやファッション誌のモデルなどで活動の幅を広げ、俳優としてはドラマ・映画『映像研には手を出すな!』(2020)、連続テレビ小説「舞い上がれ!」(2022/NHK)、「弁護士ソドム」(2023/テレビ東京系)、「下剋上球児」(2023/TBS系)「Eye Love You」(2024/TBS系)ほか、映画『六人の嘘つきな大学生』(2024)などに出演。2025年3月28日公開の主演映画『山田くんとLv999の恋をする』が控えている。

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火ドラ★イレブン『御曹司に恋はムズすぎる』
【放送枠】2025年1月期「火ドラ★イレブン」毎週火曜夜11時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
【放送】毎週火曜夜11時〜11時30分
【脚本】大北はるか
【音楽】はらかなこ
【主題歌】King & Prince「HEART」(UNIVERSAL MUSIC)
【演出】本橋圭太 松本喜代美 塚田芽来
【プロデューサー】萩原崇(カンテレ)、堀智織(カンテレ)、島本講太(ストームレーベルズ)、石田麻衣(ホリプロ)、西本和史(ホリプロ)
【制作協力】ホリプロ
【制作】カンテレ ストームレーベルズ

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