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三浦獠太が理想とする結婚は「家族仲良く」それが三浦家の家訓! 竹本光輝に自身を重ねる ドラマ「王様に捧ぐ薬指」インタビュー!

『王様に捧ぐ薬指』三浦獠太様/Astage-(37)

プチコミック(小学館)にて2014年から2017年にかけて連載されていた、わたなべ志穂による同名漫画を実写ドラマ化。4月18日より放送スタートした本作は、大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”の主人公・羽田綾華(橋本環奈)と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”こと新田東郷(山田涼介)、愛がないのに結婚を決めた男女の超打算的なシンデレラストーリーが描かれる胸キュンラブコメディ。

結婚式場「ラ・ブランシュ」に異動してきた社員・竹本光輝。指導係である綾華の冷たい態度に怯むことなく、常に明るく接している竹本を自身に落とし込んで演じている三浦獠太さんにインタビューを遂行! 役に対する気持ちと、俳優としての意気込みを聞いた。

『王様に捧ぐ薬指』三浦獠太様/Astage-(21)

― 明るいキャラクターの竹本ですが、本作への出演が決まったときのお気持ちと、原作または台本を読んだときの役への印象をお聞かせください。

昨年放送されたドラマ「差出人は、誰ですか?」(2022年TBS)でご一緒させていただいたプロデューサーさんから声をかけていただき、今回参加させていただくことになりました。そのドラマでも明るい役だったのですが、共演者のなかで僕が最年長だったので、自分がみんなを引っ張っていかないと・・・という意識も強くて、アドリブを入れたり色々と考えて臨みました。ちょうどそのときにこのドラマの企画があがっていて、今回の竹本という役が僕に向いているのでは?と思っていただいたようです。一生懸命頑張ったことで今作に繋がることができて本当に良かったと思います。

竹本は二次元のキャラクター好きという設定ですが、僕はその分野にあまり詳しくなかったので、まずは気持ちを知らないといけないなと思いました。竹本は『五等分の花嫁』のキャラクターが大好きなんです。なので、とりあえず『五等分の花嫁』を読みまくって・・・。そうしたら僕自身がすっかりはまっちゃって(笑)。竹本の気持ちが凄くわかっちゃいました。自分も新しい気持ちで臨むことができましたし、今まで知らなかったことが知れてとても嬉しかったです。

『王様に捧ぐ薬指』三浦獠太様/Astage-(14)

― 三浦さんご自身のイメージと竹本のキャラクターがとても合っている感じがしますが、役とどのように向き合っていきましたか?

竹本が橋本環奈さん演じる綾華さんにどうしてそんなに懐いているのか・・・なんですが、まず山田涼介さん演じる東郷が“バトラー”という番組に出ていて、竹本はバトラーファンだった。「この人(綾華)は、バトラーに出ていたあの人の奥さんだ!お近づきになりたい!」というミーハー心からきていたんです。“ミーハー”というと、ちょっとマイナスなイメージもあるかもしれませんが、そういう心を持っている人って、純粋にピュアに“好き”を応援しているんじゃないかなと思っていて。そんなピュアな竹本を大事にしたいと考えました。いつも明るく見せている竹本ですが、人の気持ちには敏感に反応できるタイプの男なので、ピュアさとストレートな気持ちに加えて、人のことを思いやれる心を持っていれば竹本は成立するのかなと。竹本の存在が綾華にとっても、観てくださっている方々にも居心地のいい、箸休め的な存在になれたらいいなと思います。

『王様に捧ぐ薬指』三浦獠太様/Astage-(17)

― 絶賛撮影中だと思いますが、現場の雰囲気はいかがですか?

凄くキラキラしてます。女性が多いので眩しいです(笑)。皆さんとても楽しそうに話しているので、僕も入っていきたいなという気持ちでいっぱいなんですが、なかなか勇気がなくて・・・。皆さんの様子を遠目で見ています。たまに小林きな子さんが話しかけてくださるので、みんなにイジられながら少しずつポジションを確立しています!
あとは、僕の竹本の仕事場のデスクの上に『五等分の花嫁』のグッズが大量に置いてあるので、女性の輪に入れない時はそのグッズに逃げています(笑)。

― そんな細かい美術も見どころですね。

はい、ぜひ注目していただきたいです。細かなところにもこだわりあるので、見どころ満載だと思います。

『王様に捧ぐ薬指』三浦獠太様/Astage-(28)

― 三浦さんご自身が竹本と似ていると思うところはありますか?

竹本は不器用だけど、本当に真っすぐな男です。人との関わり方をスマートにできないところは自分に似ているなと思います。あと、竹本は凄く声が大きいんですが、僕も結構声が大きいんです。先日そのシーンを撮ったんですけど、めちゃくちゃ声量を出すことができて気持ち良かったです。

― 本当に楽しそうですね。

はい、楽しくやらせていただいています。遊び心満載なので。

― 竹本の教育係の橋本環奈さんや、山田涼介さんの印象はいかがですか?

橋本さんは、凄く“ゲラ”で、すぐに笑うんです。たまに自分が面白いことができているんじゃないかと勘違いしちゃうんですよ。凄く笑ってくれるので、なんか照れちゃいます(笑)。

山田さんとの共演は初めてなんですけど、山田さんも僕を見て笑ってるんです。初日から僕に「絶妙な顔」とか言って笑うんです。ちょっと失礼しちゃうなって感じですけど(笑)。でも、いつも「いいね、いいね」って言ってくれるので、とてもやりやすいです。あんなイケメン見たことない、僕もファンみたいな気持ちで「カッコいいなぁ」って思って見ています。なので、けっこう竹本に近いことを感じながら現場にいますね。

『王様に捧ぐ薬指』三浦獠太様/Astage-(1)

― さて、4月から放送の本作ですが、4月というと新しいことを始めようとする季節でもあります。最近三浦さんが新しく始めたことや、始めたいなと思うことは何かありますか?

今年はアウトドアに取り組んでみたいなと思っていて、キャンプをやってみたいです。自然に触れるって凄く大事なことですよね。これまで(コロナ禍で)あまり外に出る機会が少なかったので、キャンプに行くことを1つ目標にしています。

― それは1人キャンプ、それとも仲間とワイワイ?

みんなと行きたいです。僕、1人で行動できなくて。誰か話を聞いてくれる人がいないと寂しくなっちゃう。友達と計画しているので、もう少し暖かくなったらぜひ行きたいと思っています。

『王様に捧ぐ薬指』三浦獠太様/Astage-(8)

― 物語はメリットだけで結婚したカップルから始まるシンデレラストーリーですが、三浦さんが考える理想の結婚スタイルはありますか?

まず、家族が仲いいということはマストで。僕は家族の時間を凄く大事にしているので、もし子供がいたら一緒にご飯を食べに行ったりして、子供が大きくなってもずっと続けていきたいですね。僕は今も母親と一緒にご飯に行きますけど、大人になるとだんだんそういう機会が少なくなってしまうので、あえてそういう時間を積極的に取るようにしています。自分が親の立場になったとしても、そういう時間の大切さをしっかりと家訓としていきたいです。

何をやるにしても家族みんなでやりたいです。例えば子供が自転車に乗る練習をするとしたら、奥さんに任せるんじゃなくて一緒に教えたい。この前知り合いの子供と一緒に公園で遊んだんですが、(自転車に乗ることが)できるようになって、なんかすごく嬉しくて。奥さんについては、僕はどちらかというと尻に敷かれるタイプだと思うので、手のひらでずっと転がされて、その立ち位置を死ぬまでキープしていたいです。あまり僕が上の立場になりたくないですね、転がされる方が気持ちいいです(笑)。

― 微笑ましい家庭が見えてきそうですね(笑)。ところで、確実に役者としてのステップを登っている三浦さんですが、今後挑戦してみたい役は?

主役をやってみたいという気持ちはあります。作風というよりも、自分が中心となって何かを作っていきたいという憧れがあります。あとは、年齢的に学生役ももうそろそろ卒業になってくるかもしれないので、“スポ根”作品をやりたいですね、スポーツと学園ものを。僕はずっとクラブチームだったので、部活動の経験がないんです。学校で一緒に勉強している仲間たちと放課後の練習とかも経験したことなくて、甲子園の高校野球とか見て憧れていました。自分ができなかった青春をちょっと疑似体験してみたいです。

『王様に捧ぐ薬指』三浦獠太様/Astage-(41)

― 俳優以外にも何かやってみたいことなどありますか?

バンドとかやってみたいです。カラオケが凄く好きで、SMAPさんみたいになりたかったし(笑)、なにかグループ活動をやってみたい気持ちもあります。俳優は3カ月くらいでその作品が終わってしまったら、また別の現場に行って・・・。ある意味孤独なところもあるので、ずっと同じメンバーで活動する仲間がいるということに憧れもあります。

― チャンスはたくさんあると思うのでぜひ、いろんな活動を楽しみにしてます。では、最後に本ドラマをご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。

竹本目線ですと、けっこう『五等分の花嫁』ネタをアドリブで散りばめています。どこまで本番で使われているかわかりませんが、『五等分の花嫁』のファンの方も喜んでくれたらいいなと思ってやっているので、本編とは別目線でプチ注目していただけたら嬉しいです。

― ちなみに、三浦さんは五姉妹の中で誰が推しですか?

竹本は一花(いちか)という長女が推しなんですが、僕は本当に全員推しなんですよ。結構選べないぐらいそれぞれ好きなんですよね。凄く迷いますが・・・もし実際付き合うとなったら、四葉(よつば)がタイプですね(笑)。ぜひ、それも踏まえてドラマを観てもらえたら楽しいと思います。よろしくお願いします。

『王様に捧ぐ薬指』三浦獠太様/Astage-(43)

【三浦獠太 Ryota Miura】
1997年9月5日生まれ、東京都出身。2019年に俳優デビュー。
最近の出演作は、ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」「未来への10カウント」、「ブラック/クロウズ~roppongi underground~」、「消しゴムをくれた女子を好きになった。」、「差出人は、誰ですか?」、ドラマ「自由な女神 -バックステージ・イン・ニューヨーク-」、映画『彼女が好きなものは』など。

撮影:ナカムラヨシノーブ

ドラマ「王様に捧ぐ薬指」
放送日時:4月18日より 毎週火曜22:00~22:57

出演:橋本環奈 山田涼介(Hey! Say! JUMP)
坂東龍汰 長尾謙杜(なにわ男子) 森永悠希 小林きな子 若月佑美 三浦獠太 小林涼子 福田ユミ 小日向ゆか 田仲陽成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.) 高橋奏琉(ジャニーズJr.) 宮崎莉里沙 塚地武雅 利重剛 りょう

原作:「王様に捧ぐ薬指」わたなべ志穂(小学館プチコミックフラワーコミックスα)
脚本:倉光泰子 関久代
プロデューサー:橋本梓 勝野逸未
演出:坪井敏雄 泉正英 宮崎萌加
製作:TBSスパークル TBS

[番組公式サイト]https://www.tbs.co.jp/ousama_tbs2023/
[番組公式 Twitter]@ousama_tbs
[番組公式 Instagram]ousama_tbs

<STORY>
羽田綾華(橋本環奈)は誰もが認める絶世の美女だ。その容姿端麗さで数々の男性を魅了してしまい、職場では周囲の男性たちが勝手に好意を抱いてきたり、綾華を巡って喧嘩をはじめたり…。それが原因で3ヶ月経たずに職を転々とする日々を送っていた。5人きょうだいの長女として大家族がゆえに経済的に苦労する家族を助けるためにも、すぐに新たな職を探さなければならない。そんな中、綾華は「ラ・ブランシュ」という会社のウェディングプランナー職の面接を受けることになる。

ズケズケと物を言う性格から面接では悪態とも取れる発言を繰り返すが、なぜか採用された綾華。ある日、綾華は代表取締役の新田東郷(山田涼介)に呼び出されてしまう。いよいよクビかと思いきや、東郷から告げられたのは「結婚しよう」という言葉だった…。

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『王様に捧ぐ薬指』三浦獠太様/Astage-(68)