ドラマイズム『レッドブルー』(12月17日よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送開始)の1話先行上映&トークイベントが13日、都内で行われ、主演の木村慧人(FANTASTICS)、共演の長谷川慎(THE RAMPAGE)、山下永玖(ONE N’ ONLY)、大久保波留(DXTEEN)、武知海青(THE RAMPAGE)、大倉空人(原因は自分にある。)、須見和馬(DDTプロレスリング)、佐野岳が出席した。
少年サンデーにて連載中、プロ格闘家も愛読する重版続々の大人気MMA(総合格闘技)漫画『レッドブルー』を実写ドラマした本作。日陰者の道を歩んできた高校1年生の主人公・鈴木青葉(木村)が総合格闘技へ挑む、今までにないスポーツ青春記となっている。
本作への出演が決まった際の心境を聞かれると、日陰者の道を歩んできた根暗な高校1年生・鈴木青葉を演じる木村は「うれしいなというのが率直な感想で、MMAというものを題材とした初の作品が『レッドブルー』かなと思ったので、自分なりに全力で挑んで、いい作品にしたいなって思いました」と回顧し、「アクション練習も、いっぱい傷だらけになりながらやりましたし、それが作品にも出ていると思うので、ぜひ『レッドブルー』に注目していただけたらうれしいです」とアピールした。
鈴木青葉と同じクラスの岩瀬三之助を演じる長谷川は、“MMA”という言葉に馴染みがなかったそうで「ゼロベースの状態で原作を読ませてもらったり、岩瀬を演じるにあたって実際にMMAの試合を見たりして、徐々にMMA教育を自分なりにして、この作品に挑みました。この作品のお話をいただけてうれしかったです」と声を弾ませ、最強の高校生格闘家を決める“MMA甲子園”に出場する選手・玉松光太を演じる山下は「素直にめちゃくちゃうれしかったですし、格闘技自体、毎日動画を見るくらい好きですし、格闘技の作品をいつかやってみたいなと思ったので、決まってすごく幸せでした」と夢が叶って感無量な様子だった。
同じく、“MMA甲子園”に出場する選手・羽鶴結雅を演じる大久保は「小さい頃からMMAを知っていたので、運命的だなと思いましたし、ご飯を食べる前に『出演が決まった』ってマネージャーさんから連絡が来たんですけど、胃に食べ物が届かない感じというか…」とコメントし、周りから「食べ物が喉を通らないかな」とツッコミを浴びても、大久保は気にする素振りを見せず「幸福感に満たされました」とマイペースに答えた。
鵺路雁丸を演じる武知は「体を使ったお仕事をいただけることは、自分にとってうれしいことなので、どんな体を作っていこうかなというワクワクと、新たな自分に出会えそうだなというワクワクで、楽しみになりましたね。格闘技はプロレスもさせていただいていますし、柔道も黒帯を持たせていただいているんですけど、それなりに慣れてはいるつもりであったものの、MMAの難しさはドラマを通して痛感したので、そこを楽しみながらやらせていただきました」とうれしそうに話し、柊愛矛を演じる大倉は、オファーをもらう前に高校からの親友に『レッドブルー』の話を聞いていたそうで「その数日後に『レッドブルー』の出演が決まったって聞いて、親友がプロデューサーさんだったのかなって思ったんですけど(笑)、決まったことをきっかけにジムに行って体作りをして、そして漫画原作ということなので、原作を愛しているみなさんにも愛されるドラマにできたらなという気持ちでいっぱいになりました」と力強く語った。
鉢屋守を演じる須見は「初のオーディションだったんですけど、こんな大きな役をやらせてもらえるのかと思ってうれしかったです。MMAも見ていて好きでしたし、プロレスラーをやっているので自信もあって、いろんな経験ができてすごく楽しかったです」と語り、今にも潰れそうなシャークジムを経営する時和金成を演じる佐野は、格闘技が好きで原作も知っていたそうで「すごく魅力的なキャラクターが回ってきたことがうれしくて、当時、渋谷にいるときにマネージャーさんから電話をもらったんですけど、渋谷で変な声を出しちゃいました(笑)。めっちゃくちゃうれしかったですね」と笑顔を見せた。
また、キャストの面々は、役作りのために体作りにも励んだそうで、木村は「僕が『レッドブルー』をやる前は女装男子の役をやっていたので、そこから脂肪は増やさずに筋肉で(体重を)6kg増やしました。毎日ジムに行っていたんですけど、ジムルーティーンから抜け出せなくて、今もやっています」と告白し、友人の勧めで脚を重点的に鍛えたという大倉から「脚も鍛えてましたか?」と尋ねられると、「一切、やらなかった」と返答し、大倉はショックを受けていた。
木村は、食生活にも気をつけていたそうで「お腹が空いたらお米を食べていました。ジム前にお団子を3串食べてました。これは海青さんから教えてもらいました」といい、武知は「(木村とは)同じ事務所で同じトレーニング場だったので。僕は逆に(ウエートを)落としたんですよね。MMAって階級があって、デカくしろって言われたら今より10kg以上デカくできるんですけど、それをやっちゃうと全然違う階級の人が戦っている画になっちゃうので、僕はお話をいただいてから一切トレーニングをせず、筋肉を落としつつ脂肪を削りました」と明かした。
山下は「玉松はめちゃめちゃマッチョで、僕ももともと鍛えてはいたんですけど、顔合わせのときに監督に見せたら『もうひと回りいけるかな』って言われて、“どうしよう…”って思ったんですけど、やらないといけないのでたくさん食べて、プロテインも飲んで、毎日トレーニングをしました」と努力を明かし、その結果「監督には『理想通り』と言われたのでよかったなって思いました」と胸を撫で下ろした。
そして、長谷川は「(体作りを)意気込んでやっていて、しっかり腹筋ムキムキって感じでポスタービジュアルに載っていたんですけど、劇中で岩瀬くんがあまり脱がないんですよ…。『劇中でけっこう脱ぐかも』って言われていて、それ想定でめちゃくちゃ頑張ったんですけど、(服で)隠してるっていう…」と嘆き、「なので、みなさん、見るときは“この下はめっちゃバキバキなんだな”ってイメージしながら『レッドブルー』を楽しんでください」とお願いした。
続けて、佐野は「あまり脱ぐシーンはなかったんですけど、ボクシングをやっているので大丈夫かなって思っていました」と胸を張り、MCから「何か発表したいことが…」と声をかけられると、椅子から立ち上がり「今年4月からボクシングジムに通っていて、この作品が終わった数日後の(2024年)12月11日に、プロボクシングのプロテストを受けさせていただきまして、見事合格いたしました!」とサプライズ発表。キャストと観客から拍手を浴びる中、佐野は「最初はボクサーのライセンスを取ったら何かの役が来るかなという邪な気持ちがありつつやっていたんですけど、取った今では自分が決めた目標に向かってがむしゃらにいくことだったり、物事の取り組み方を本質的に見直すいい機会だったなと思います。めちゃくちゃいい経験になりました」と充実した表情を浮かべた。
さらに、撮影時のエピソードを聞かれると、大倉は「青葉と試合のシーンがあって、その次の日も朝が早かったので泊まることになって、その夜、木村くんと一緒にお風呂に入りました」と打ち明け、「ともにグループ活動をしていて、役者業もやっているので、ちょっとプライベートな話もできてすごく印象に残っていますね」とにっこり。これを聞いた大久保は「大浴場ですか?」と首を傾げ、周囲から「そりゃそうだよ!」「ホテルの部屋の小さいお風呂に一緒に入るわけない」とツッコミを浴びて会場を沸かせた。
そんな大久保は「みなさん体を鍛えているので、食べ物も意識するじゃないでうすか。お弁当でエビフライとかトンカツとか出てきたんですけど、それを慧人くんと慎くんと3人で食べたときに、油をほじくりながら中身だけ食べていたんですけど、本当だったら行儀が悪いので、『レッドブルー』ならではでしたね」と振り返った。続けて、長谷川は「慧人が大事な試合のシーンを中で撮っているのに、僕と岳くんは外でサッカーをしたり、ふざけたTikTokを撮っていました。(公開を)楽しみにしていてほしいですね」と呼びかけた。
イベントでは、各自が「M」「M」「A」で考えたあいうえお作文を発表する企画も行われ、木村は“MAJIDE MINNNA ARIGATO”と答え「本当に感謝を伝えたいという気持ちですわ」とにっこり。武知から「内容が薄い」と突っ込まれた長谷川は“MAKOTO MADAMADA AGERUZE”と答え「今日、1話上映会で、17日に1話放送じゃないですか。まだまだ上げるぜ!これから羽ばたいていくぜ『レッドブルー』。僕らも演じ切って、あとは電波に乗せてこの作品を送り出すぜ!“MAKOTO MADAMADA AGERUZE”」と説明し、キャスト陣からお褒めの言葉が飛んだ。
続けて、須見は“まじで めっちゃ 足ひっぱった☆”と答え「スタッフさんにもめちゃくちゃ迷惑をかけちゃって…。持っていたカイロをストーブの上に落としちゃって、カイロの黒い粉がバーっと出ちゃって、スタッフさんに掃除をしてもらって、その分(撮影時間が)伸びるという…。申し訳ないことをしたなって。この場をお借りして謝ります。すみません」と謝罪した。
そして、佐野が“マジで みんなに伝えたい事が あるんだ…”と答えると、木村も“MAJIDE MINNNA ARIGATO”とコメントし、打ち合わせなしで最初のM“マジで”が共通した2人はハイタッチをしたが、キャストから「それなら須見くんも行かなきゃ」と声が飛んで笑いを誘い、改めて佐野は「打ち上げ楽しみじゃね?」とコメントしてキャスト陣のテンションを上げた。
さらに、4対4のチーム戦による腕相撲対決も行われ、木村はプロレスラーの須見に完敗し、山下と大久保は接戦の末、大久保が勝利。次に、長谷川と武知によるTHE RAMPAGE対決が実現したが、前評判通り武知が圧勝し、最後の対戦となった佐野と大倉は、佐野が勝利を収めた。
最後に、PRコメントを求められた木村は「『レッドブルー』という作品は、演者一人ひとりが魂を込めて、命を懸けるくらい全力で挑んだ作品ですので、その熱量を感じていただいて、全8話ですけど毎話、最高の1話になっているので、みなさん楽しみながら見ていただけたらうれしいです」とアピールした。
(オフィシャルレポートより)
<あらすじ>
日陰者の道を歩んできた根暗な高校1年生・鈴木青葉(木村慧人)は、同じクラスの岩瀬三之助(長谷川慎)に “戦いごっこ” と称してたまにボコられつつも、満足な学校生活を送っていた。 ある日、隣のクラスで格闘技界注目のスーパースター・赤沢拳心(椿泰我)に”戦いごっこ” から救われるが、ふと拳心から「お前、空っぽじゃん…」と言われてしまい、彼が許せず、拳心を「一発殴りたい」と宣言する。 岩瀬三之助の紹介のもと、時和金成(佐野岳)が経営する今にも潰れそうなシャークジムに入門した青葉は、“MMA”<総合格闘技>の世界へ・・・! 師匠・雨地渉(笠松将)の指導のもと、最強の高校生格闘家を決める “MMA甲子園” の頂点を目指す。玉松光太(山下永玖)、羽鶴結雅(大久保波留)、鵺路雁丸(武知海青)、柊愛矛(大倉空人)、鉢屋守(須見和馬)など曲者揃いの選手が青葉を待ち受ける。日陰者の主人公が総合格闘技へ挑む、今までにないスポーツ青春記がここに始まる―!
ドラマイズム「レッドブルー」
12月17日(火)MBS/TBSで放送スタート!
◆作品情報
出演:木村慧人(FANTASTICS) 長谷川慎(THE RAMPAGE) 椿泰我(IMP.)
山下永玖(ONE N’ ONLY) 大久保波留(DXTEEN) 武知海青(THE RAMPAGE) 大倉空人(原因は自分にある。) 須見和馬(DDTプロレスリング)
佐野岳 笠松将
監督: 林隆行 古澤健
アクション監督:田渕景也
MMA監修:岡見勇信
脚本:たかせしゅうほう 木村暉 目黒啓太
制作プロダクション:C&I entertainment
製作:「レッドブルー」製作委員会・MBS
◆放送情報
ドラマイズム「レッドブルー」
2024年12月17日(火)初回放送スタート
MBS: 12月17日(火)より毎週火曜24:59~
TBS: 12月17日(火)より毎週火曜25:28~
公式HP
https://www.mbs.jp/redblue/
公式SNS
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公式Instagram:@dramaism_mbs https://www.instagram.com/dramaism_mbs
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公式タグ:#レッドブルー #ドラマイズム
◆配信
TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり
Netflixで見放題独占配信
◆原作情報
原作:波切敦「レッドブルー」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
コミックスは11巻まで発売中です。
Ⓒ「レッドブルー」製作委員会・MBS
Ⓒ波切敦/小学館