史上初の「総合格闘技（MMA）」を題材としたドラマ「レッドブルー」がMBS/TBSドラマイズム枠にて現在絶賛放送中！
本作は、週刊少年サンデーにて連載中の大人気少年漫画「レッドブルー」を原作に実写化。MMAの世界に飛び込んだ主人公が数々の試練を乗り越えながら、周囲を巻き込み、ともに戦い、成長していく姿を描く青春スポーツドラマだ。
赤沢拳心への劣等感から同じクラスの鈴木青葉をいじめていたが、ある日青葉から“友達認定”され、彼をシャークジムへ勧誘し影ながら応援する岩瀬三之助(いわせ さんのすけ)を、ダンス＆ボーカルグループ「THE RAMPAGE」のパフォーマー・長谷川慎が演じ、“北九州の不沈艦”と呼ばれる強烈パンチャーで、生まれ持った頑丈さとケンカで磨いた勘の良さを持つ鵺路雁丸(ぬえじ がんまる) を同じく「THE RAMPAGE」のパフォーマーであり、プロレスラーとしても活動する武知海青が扮する。
これまでMMAには未体験だったという長谷川と、自身も格闘技の世界に身を置く武知が、撮影を通して自身を振り返りながら、あらためてMMAと本ドラマの魅力を語ってくれた。
― 今回MMAという題材が実写ドラマ化されると聞いたときは、どのように感じられましたか？
長谷川慎（以下、長谷川）：僕は今までMMAにあまり馴染みがなくて、MMAの試合も見たことがなかったので、MMAがドラマ化されるということがどういうものなのかよく分かっていませんでした。最初は漫画も読んだことがなかったので、自分（の役）も試合にたくさん出るのかなと勝手に想像していたんですが、岩瀬は試合には出ずサポート側で。こういう役か！という感じでした(笑)。
武知海青（以下、武知）：僕はプロレスや柔道など、格闘技には触れ合ってきていますが、MMAは無法地帯というか何でもありの競技なので、それを実写化するのは相当難しいんじゃないかなと思っていました。寝業もあるし、立ち技もあるし極めもある･･･そういう世界なので役によっては、怪我をしないよう気をつけなければという危惧もありました。
― 先日、木村慧人さんと椿泰我さんが、「現場ではみんなが体を褒め合っているんです」とお話しされていました。お二人も普段から体は鍛えられているとは思いますが、やはり役作りとしてまずは体形を整えるところから入ったのでしょうか？
長谷川：岩瀬は試合がないとは言われていたものの、ポスター撮りやオープニング映像撮影も決まっていましたし、岩瀬は青葉よりも強くないといけない。セリフだけでは説得力がないので体で表現するしかないと思って。「強いんだ」と思われるように筋トレの方法も改善して気合いを入れて強く見える体を作りました。
― 体作りのほか、演じる上で難しかったところはありましたか？
長谷川：岩瀬は冒頭から声を荒げたり物を蹴っ飛ばしたり、青葉をボコボコにするシーンから始まるのですが、普段の僕じゃありえない。口調もそうですが、あんなに怒りを露わにすることもないので、最初は凄く抵抗がありました。そのシーンはクランクインの日に撮影したのですが、岩瀬という役が自分の中でまだ完全ではない状態だったので、監督と話し合いながら作っていきました。監督に委ねることもできたので本当に感謝しています。これまで出したことない引き出しを開けて毎シーン作っていく感覚でした。正直いまだに自分でもどれが正解だったかわからないところもありますが、色々模索しながら役と向い合って臨みました。
― 武知さんには体作りは必要なかったかと思いますが、今回九州弁のセリフは難しくはなかったですか？
武知：イントネーションは少し関西弁に寄っているのかなと思いましたが、語尾が特殊なので、そこは意識しながら演じました。あと着物に袴というバンカラスタイルも特徴で、ヤンキー上がりで気性も荒く喧嘩っ早いところはあるんですが、実は優しい心を持っている一面もあって、そこを表現するほうが難しかったかもしれません。
― 競技は違いますが、プロレスや柔道をやってらっしゃるので戦いのシーンは楽にできました？
武知：特に難しくはなかったですが、格闘技は人対人の競技なので、1人で表現するダンスとは違って相手と息を合わせることが大事。お芝居となるとなおさらですが、相手との呼吸を合わせないと上手くいかないので、相手のベースに合わせてスムーズに撮影ができるように心がけました。
― THE RAMPAGEの中からお二人が出演されていますが、他のメンバーから何か声をかけられましたか？
武知：主題歌がMA55IVE（MA55IVE THE RAMPAGE「MY PRIDE」）なので、やましょー（山本彰吾）さんが「僕らは曲でドラマを盛り上げるから、一緒に頑張ろうね」と言ってくれました。
長谷川：僕もMA55IVEのメンバーの健太（神谷健太）さんから、歌詞を書くためにドラマのストーリー、よく出てくるワードなどを尋ねられました。そのあとも「撮影どう？」と気にかけてくれました。
― 演じられたキャラクターと、ご自身が似ていると感じた部分はありますか？
長谷川：岩瀬と自分はかけ離れているようにも見えるんですが、青葉に対してちょっとお兄ちゃんぽく接しているところがd似ているかも。青葉は同級生ですが弟っぽいところがあるんです。僕は子供が好きで、一日中でも遊べるタイプなので面倒を見るのが好きなんです。役では同い年ですが、実際には（木村慧人が）1歳年下の後輩で、慧人も「ご飯行きましょうよ」って言ってくれるので、青葉の面倒をみる岩瀬と自分が重なる部分があります。
武知：鵺路はけっこう個性的なキャラクターですけど･･･(笑)。でも、不器用なところが似ているかもしれませんね。不器用だからこそ、形にして認められて褒められるというのが、自分の中での恩返しになると考えている。お母さんに恩返しをしたくて、プロになりたいと言う。それで“MMA 甲子園”に出たんだと思います。僕も不器用ながらに自分のやりたい道を突き進んできたので、ボディメイクや柔道の大会に出たり、プロレスをやったり、スポ男（TBS系「最強スポーツ男子頂上決戦」）で優勝を達成することができたり･･･、そんなところが鵺路に似ていると思います。
― それでは、MMAの中でご自分の好きな技があったら教えてください。ちなみに木村慧人さんは「三角締め」だそうです。
長谷川：僕は“オモプラッタ”です。この技は僕が何十回、何百回と練習してきた技で、名前は可愛いけど、けっこうエグい関節技です。最後に極めるまで、ダイナミックに動いて、ちょっとダンスっぽい、その工程が好きです。
武知：僕は“スーパーマンパンチ”です。これも名前が可愛いんですけど(笑)。MMAの中でUFCファイターの朝倉海選手がやっていたり、那須川天心さんがRIZINの時に披露して有名になった技ですが、一瞬のフェイントから強烈な一打があるので、自分の身長を生かした戦いをするなら、これかなと思います。
― 技にもそれぞれ特徴があって面白いですね。それでは、最後に本ドラマの見どころと合わせて放送を楽しみにご覧になっている皆さんへメッセージをお願いします。
長谷川：MMAを題材にしていますが、凄くワクワクする青春物語なので老若男女どなたでも、熱く楽しく観ていただけると思います。とても魅力的で個性の強いキャラクターが集まっているのでぜひ注目してほしいです。そして青葉がMMAの世界に入って、どんな成長を遂げて誰をぶっ倒していくのかをぜひ見届けてください。
武知：格闘技は“戦い”なので勝者と敗者がはっきり分かれます。どうしても勝者にスポットが当たりがちなんですが、敗者にもそこまで辿り着いたストーリーや道があるので、そこにもフォーカスして見ていただきたいです。そのドラマを自分の人生に置き換えてみたりすると、今まで見えてなかった世界が見えてきたりすると思います。日々過ごしている中で誰かを蹴落としてラッキーではなく、誰にでもドラマがあるということをちゃんと考えながら行動することが大切なんだと思ってもらえたら嬉しいです。
ドラマイズム「レッドブルー」
＜全体あらすじ＞
日陰者の道を歩んできた根暗な高校1年生・鈴木青葉（木村慧人）は、同じクラスの岩瀬三之助（長谷川慎）に “戦いごっこ” と称してたまにボコられつつも、満足な学校生活を送っていた。 ある日、隣のクラスで格闘技界注目のスーパースター・赤沢拳心（椿泰我）に”戦いごっこ” から救われるが、ふと拳心から「お前、空っぽじゃん…」と言われてしまい、彼が許せず、拳心を「一発殴りたい」と宣言する。 岩瀬三之助の紹介のもと、時和金成（佐野岳）が経営する今にも潰れそうなシャークジムに入門した青葉は、“MMA”＜総合格闘技＞の世界へ・・・！ 師匠・雨地渉（笠松将）の指導のもと、最強の高校生格闘家を決める “MMA甲子園” の頂点を目指す。玉松光太（山下永玖）、羽鶴結雅（大久保波留）、鵺路雁丸（武知海青）、柊愛矛（大倉空人）、鉢屋守（須見和馬）など曲者揃いの選手が青葉を待ち受ける。日陰者の主人公が総合格闘技へ挑む、今までにないスポーツ青春記がここに始まる―！
◆作品情報
出演：木村慧人(FANTASTICS) 長谷川慎(THE RAMPAGE) 椿泰我(IMP.)
山下永玖(ONE N’ ONLY) 大久保波留(DXTEEN) 武知海青(THE RAMPAGE) 大倉空人(原因は自分にある。) 須見和馬（DDTプロレスリング）
佐野岳 笠松将
監督： 林隆行 古澤健
アクション監督：田渕景也
MMA監修：岡見勇信
脚本：たかせしゅうほう 木村暉 目黒啓太
主題歌：MA55IVE THE RAMPAGE「MY PRIDE」（rhythm zone）
制作プロダクション：C&I entertainment
製作：「レッドブルー」製作委員会・MBS
◆放送情報
ドラマイズム「レッドブルー」MBS／TBSほかで放送中！
MBS：毎週火曜24：59～
TBS：毎週火曜25：28～
公式HP
https://www.mbs.jp/redblue/
公式SNS
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公式タグ：#レッドブルー ＃ドラマイズム
◆配信
TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり
Netflixで見放題独占配信
◆原作情報
原作：波切敦「レッドブルー」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
コミックスは12巻まで発売中。
Ⓒ「レッドブルー」製作委員会・MBS
Ⓒ波切敦／小学館
撮影：松林満美
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