Netflixオリジナルアニメシリーズ『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』のワールドプレミアが、12月15日、東京・千代田区のイイノホールにて行われ、声優の神谷浩史(斉木楠雄役)、小野大輔(燃堂力役)、島﨑信長(海藤瞬役)、松風雅也(才虎芽斗吏役)、野島健児(斉木空助)、岩田光央(斉木國春役)と、桜井弘明監督が登壇した。
週刊少年ジャンプで2012年~2018年に連載されていた麻生周一 原作の漫画「斉木楠雄のΨ難」が、3シーズンのテレビアニメ化を経て、ついにNetflixオリジナルアニメシリーズとして12月30日(月)より全世界独占配信される。生まれつき超能力を持つ高校生・斉木楠雄の日常を描く、爆笑! 超能力(*サイキック)コメディ「斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編」。
主人公の斉木楠雄演じる神谷浩史を始め、小野大輔、島﨑信長など、おなじみの声優陣と桜井弘明監督が一堂にΨ集結。新キャラクターも加わり、さらに早くなったセリフスピードは圧巻!どこから見ても爆笑必至の決定版となっている!
ステージに設置されたスクリーンにキャストたちの影が映し出されると会場は大歓声に包まれ、幕が落ち一斉に登場! 岩田が司会を務めてイベントが進められ、特製のサイコロを使用した「Ψ(サイ)コロトーク」が展開された。
まずは、神谷がサイコロを振り、出た目のお題は「『ぼくのわたしの勇者学』の回を見た感想」。神谷は「面白かったです。観客の皆さんはすでにご覧になっていただいているので・・・あんな感じです(笑)」と会場を見渡す。そして、「苦労した甲斐がある、一番報われた回じゃないかな」と述べると、小野も、「演技力が試された。僕の役者魂を全て叩き込みました」と胸を張る。桜井監督も「みんなの引き出しの多さを見た」と満足げ。島崎は「連載時から読んでいて、僕にとっての原点回帰。ここまで来たんだなと感慨深いです」としみじみ。
小野は「『Ψ始動編』の見どころ」というお題に。「今まで以上に上がったテンポ感でしたね。畳み掛けるようなリズム、スピード。回を重ねてきてスピードの限界を超えたと思っていたんですが、またクロックスが上がっていると思います」とコメント。「監督に、シーズンが変わる度に『また速くなったんじゃないですか?』と言うんですが、『そう?』ってとぼけるんですよ」と言って苦笑い。
神谷も「第2シリーズぐらいから、みんなセリフが増えていって、それぞれの個性が爆発し始めたんです。『神谷さん大変でしたね』と言ってくれるようになって(笑)。誰かが中心になってしゃべって、それを楠雄がたんたんとツッコむ。そんな回が5話に1話ぐらいできたりして」と振り返る。ひたすらリピートする回について、島崎が「リピートしている世界なのに全部ちゃんと録ったり(笑)。同じセリフを一生録ってた(笑)」と明かす。桜井監督は「最初はコピーでいいって言ってたんだけど、何回も録ってるから、使おうって」と説明。「楽しそうだから止められないじゃん」と話すと、島崎は「人のせいにしないでくださいよ」とツッコミを入れ、会場を沸かせた。
シーズンを追うごとにセリフ量も増えていることは声優たちの間でも話題となっているそうで、小野は「ベテランの声優さんに『どうやって録ってるの?』って聞かれて、『頑張って録ってます』って言いました。業界でも注目を浴びている作品です」と語る。島崎が「僕らは仕事だから一生懸命(枠の中に)入れるんですが、入れたら『入るんだね。行けるんだね』って。僕らが頑張れば頑張るほどどんどんストレスをかけてきて…(笑)」とボヤく場面も。それでも、照橋心美役の茅野愛衣らの女性声優陣のポテンシャルの高さに言及した神谷。「なんであの速さで、あのセリフ量を噛まずに一発で行けるのか・・・」と驚きつつ、「僕らも弱音を吐けない」と気を引き締めていた。
島崎はファンからの質問に答える目を出し、「驚いたキャスティングは?」という質問が。松風が「小野さんの燃堂は意外でした」と答えると、桜井監督は「『小野大輔が燃堂』っていうのを狙った(笑)」とあっけらかん。小野も「なんて浅い理由・・・」と驚くと、桜井監督は「二枚目キャラをやってるっていうイメージあったから(笑)」と、したり顔。それでも小野は「自分でも意外でしたけど、やりやすかったです」と、まんざらでもない様子だった。
そして、この日小野は燃堂になりきるためアゴを割るメイクの準備をしていたそう。「今日、メイクさんにアゴを割る用意をしてもらっていて、うちのメイクさんだけ、ほかのメイクさんより30分も早く入ってもらっていたんですよ。そうしたら、ネトフリさんから『今日は、そういうのではないので』って言われて・・・」と残念そうに話す小野。神谷も「僕はサングラスをかけて出ようと思っていたのに」と同調。ただ、「だから、最初(冒頭)だけ、やればよかったんだよ、なあ」と小野に言うと、「あなたの言ってることもおかしいんだよ。あなたは、サングラス外すだけだけど、僕はメイクだから取れないから!ダメでしょ」と反論。「だから、最初だけ」と神谷が続け、「だから・・・」と、神谷と小野の取り留めのない会話に会場も大爆笑。小野は「ヤレヤレ・・・」と仕方なく納得していた。
さらにイベントでは、サプライズで12月15日に誕生日を迎えた監督をお祝いした。全面に楠雄の顔が描かれたケーキが送られ、桜井監督は「ありがたいです。『Ψ始動編』を作らせてもらって、全世界に配信してもらえて、今日皆さんに集まっていただけてありがたいのに。恐縮でございます」と喜びを表していた。
また、中盤には明智透真役の梶裕貴からメッセージVTRも届きイベントに華を添えた。梶はキャストらに質問を投げかけ、「もし、1人のキャラがずっと出続ける回を作れるとしたら誰をチョイスをしますか? そしてもし神谷さんが、まるまる1話楠雄だけしゃべる、もしくは3話連続でしゃべり続けるとなったらどう立ち向かいますか?」と問うと、神谷は「嫌ですよ(笑)」とキッパリ。桜井監督も「斉木楠雄は、みんなでワイワイやってるから面白いんですよ。僕は楠雄と仲間たちがワイワイしてるのが好きですね」と作品愛を溢れさせていた。
■Netflixオリジナルアニメシリーズ『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』
やれやれ、ついにΨ始動だ。爆笑! 超能力(*サイキック)コメディ!!
高校生・斉木楠雄は超能力者である。テレパシー、サイコキネシス、透視、予知、瞬間移動、千里眼など、何でもかんでも自由自在。誰もがうらやむ最強の能力は、実は本人にとっては災難を呼ぶ不幸の元凶。それ故、人前では超能力を封印し、目立たず人と関わらずをモットーにひっそり暮らしていた。しかし何故だか彼の周りには、いつも不思議な人間(生き物)が集まって、次から次へと嵐のように災難が降りかかるのであった!
【キャスト】
斉木 楠雄:神谷 浩史 燃堂 力:小野 大輔 海藤 瞬:島﨑 信長 灰呂 杵志:日野 聡 鳥束 零太:花江 夏樹
照橋 心美:茅野 愛衣 井口工:鳥海 浩輔 鈴宮陽衣:東山 奈央
【原作】麻生 周一「斉木楠雄のΨ難」(集英社ジャンプ コミックス刊)
【スタッフ】
監督:桜井弘明 キャラクターデザイン:音地正行
音楽:斉木ックラバー
アニメーション制作:EGG FIRM×J.C.STAFF
制作:小学館集英社プロダクション
【作品公式サイト】https://www.saikikusuo.com/
【作品公式Twitter】@saikikusuo_PR
【クレジット】©麻生周一/集英社・PK学園R
2019年12月30日(月)よりNetflixにて全世界独占配信
【Netflix(ネットフリックス)について】
Netflixは、190ヵ国以上で1億5800万人を超える有料メンバーが利用するエンターテインメントに特化した世界最大級の動画配信サービスです。各種受賞作を含む幅広いジャンルのシリーズやドキュメンタリー、長編映画などを多くの言語で配信しています。あらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけ映画やシリーズを楽しんでいただけます。また、一人ひとりの好みに合わせた作品をおすすめする独自の機能により、観たい作品が簡単に見つかります。広告や契約期間の拘束は一切ありません。
【NetflixJapan公式アカウント】
公式サイト: https://www.netflix.com
Twitter(@NetflixJP): https://twitter.com/NetflixJP
Twitter(@NetflixJP_Anime) : https://twitter.com/NetflixJP_Anime
Facebook: https://www.facebook.com/netflixjp
Instagram: https://www.instagram.com/netflixjp/
YouTube: https://www.youtube.com/c/NetflixJP