湯川(沢村一樹)がまさかの殺人犯⁉
リーダー不在の湯川班は分裂の危機に!
さらに、万町署の統廃合が既定路線だったと知った一円(橋本環奈)は…
カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ
2023年12月11日(月)よる10時放送 第9話
カンテレ・フジテレビ系月曜よる10時放送、橋本環奈主演ドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』。緊縮財政を強いられた警察組織は、かねてより警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で、捜査費などにメスを入れる“経費削減”テストを行うことを決めた。そんな経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣された特別会計係の女性警察官・一 円(はじめ まどか)(橋本環奈)だったが、そこで待ち受けていたのは無駄な器物破損やいかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署のひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たち。「捜査に金は必要だ!」と話す刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導く新しい警察エンターテインメント!
先週放送の第8話では、須賀(佐藤二朗)が、消えた一億円の責任と、上層部に逆らう行動をした円を守るために、万町署をあとにした。また、脅迫者Xの正体を突き止めた片桐(米本学仁)が、何者かに殺されるという衝撃の展開で幕を閉じた。
そして、今夜放送の第9話では、遺体の第一発見者となった湯川(沢村一樹)が、殺人の容疑をかけられる。 納得がいかない湯川班は、捜査からあっさり外され、さらに、互いの思いがぶつかり険悪なムードに。その頃、円は、経費20%削減を達成したにも関わらず、榊山官房長(福井晶一)から万町署が予定通り統廃合されると告げられ…。一方、警察の監視下を抜け出し、脅迫者Xについて独自に調べを進める湯川。円も同じく、Xの正体について捜査を進めると、1億円が盗み出された日に、署内で怪しい動きをしていた人物を見つける。
また、分裂の危機に見舞われる湯川班のゆくえも見どころのひとつであり、リーダーの湯川がいないことで、ひとりひとりのこれまでとは違う一面が見えてくる第9話。そんな湯川班のメンバーである、大竹浩介役・JP、月村久役・前田拳太郎、中西翔役・徳重聡からコメントが届いた。
<コメント>
◆JP
Q.ここまで大竹浩介を演じてきていかがですか?
何回も染め直して、ようやく色が入ってきたような。ジーパンで言ったら、新品を買って、何回もはいて、ちょっといい味が出てきた、みたいな感じですかね。ジーパンが若干柔らかくなったような、そんな気が自分の中ではしますね。
Q.演じる上で、意識していることは?
大竹は、嫌みを言ったりネガティブだったり、少し陰湿なところがあるけれども、しっかり芯には愛と信念がある人なので、そこをうまく出すのが難しいと思いつつ、注意して演じていますね。やっぱり、ものまね芸人という見方もあって、「誰かのモノマネしないの?」と…。そういうのは今回、ゼロで来ているので、ふざけすぎない。お芝居の中での“ふざける”っていうのはもう少しやらなきゃいけないんですけど、その中でも大竹のボーダーがあるので、バランスを心がけています。
Q.クライマックスに向けて、大竹の注目してほしいポイントは?
物理的に言うと、大竹は全話の中で9話が1番しゃべっています(笑)。湯川班の中で、衝突があるんですよね。それは、大竹としては、湯川班を愛しているが故にやっぱり悲しいわけですよ。でも、その悲しさを表現しない。そんな中で、あれだけ感情を表にいっさい出さない、いつもどこかで俯瞰(ふかん)で見ている大竹が、初めてこの9話で言葉や態度で気持ちを表すシーンがあります。大竹史上最大の見せ場がありますので、そこをぜひ見ていただきたいです!
Q.最近の撮影現場でのエピソードを教えてください。
橋本さんの、僕に対しての当たりが強くなってきたよね(笑)。でも、本番でミスした時に「本当もうマジありえないんだけど!(笑)」って言って、パッと笑いに変えくださり、たくさん助けていただいています。最近は、徳重さんにもたくさんいじられていて、「アンタ」って呼ばれています(笑)。食道楽の方で、よくオススメのお店を教えてくださるのですが、最近は「アンタはいいでしょう、ギャグとかがあるから。私は求められてもね、俳優だから持ちネタないんですよ」って言われました(笑)。そんな僕たちを見て、沢村さんからも「あれ?2人めっちゃ仲いいね」っていじられて(笑)。本当にびっくりするぐらい和気あいあいとさせていただいていますね。ただ、撮影が始まると皆さんガッと締めるので、その温度差についていくのが…毎回ハラハラしています(笑)
Q.9話の見どころとメッセージをお願いします!
脅迫者Xについて、グッと進んでいきます。各々のキャラクターの陰と陽が描かれていて、大竹含めこれまでと違う一面を見せています。1人3役やっているくらい、表情や心情が変わるシーンがめじろ押しなので、そのあたりを見ていただきたいなと思います。放送後は、ぜひ僕のX(旧twitter)、そして『トクメイ!』のSNSに“いいね”押していただいて、「#よくやったJP!」を付けて感想を書いていただければと思います!脅迫者Xが誰なのかは、9、10、11話を見ないと分かりませんので、ぜひ最後まで見ていただければと思います。
◆前田拳太郎
Q.ここまで月村 久を演じてきていかがですか?
先輩たちに囲まれて、すごくかわいがってもらいながら仕事をしている月村と同じように、僕も役者の先輩たちに囲まれて、先輩たちといろいろお話しさせてもらいながらやっていて。すごく月村と状況が似ているので、皆さんのおかげでやりやすく演じさせていただいています。
Q.演じる上で、意識していることは?
新人刑事なので、まだ慣れていない感じや、後輩感などは、どんどん出していかないと、と思っています。あと、新人だからこそ誰よりも“成長”が見えると思うので、少しずつ成長していく月村を演じられればいいなと思いながらやっています。
Q.クライマックスに向けて、月村の注目してほしいポイントは?
これまでは、あまり自分の思いを誰かにぶつけるっていうことがなかったんですけど、9話では、ちゃんと自分の考えを持って行動しています。1番成長が見える回だと思うので、そこに注目して見ていただけるとうれしいです。
Q.最近の撮影現場でのエピソードを教えてください。
最近は、沢村さんが特にイジってくれるようになって、僕が何か言うと、ことあるごとに「だからモテないんだよ」「だから友達いないんだよ」と冗談を言われて、月村みたいなキャラにされています(笑)。あと、僕がすごくビビリなので、橋本さんが急に「ワッ!」って驚かしてきたり、先輩たちから月村みたいにいじられています(笑)。でも、そのおかげでより距離も縮まっていいかなと思っています(笑)。
Q.9話の見どころとメッセージをお願いします!
8話、9話あたりからまた新しい展開になってきていて、湯川班の結束などがさらに見えてくると思います。あと、1話からずっと伏線が張られている脅迫者Xについても、どんどん明かされてくるので、皆さんぜひお楽しみに!
◆徳重 聡
Q.ここまで中西 翔を演じてきていかがですか?
自分の中での中西を演じる上で、台本を読んだ時点では、“冗談”なのか“本気”なのか分からないギリギリの線の人。でも、さらに読み込み、“本気”が若干上回っている、という設定で入りました。2話くらいまではそれでまかり通っていたけど、3話くらいから“冗談、本気、冗談”、4話は“冗談、本気、冗談、冗談”と、だんだん“冗談”の数が増えていく一方で。ようやく9話で、私が願っていた、中西のちょっといいところをお見せできるかと思います。でも、今までよりはマシなだけで、 「すごくかっこいいじゃん!」っていうわけではないですけれど…(笑)。あと、湯川さんと1番付き合いが長く、その関係性もご覧になっていただけたら、私は幸せです。
Q.演じる上で、意識していることは?
いかにポンコツでいるか、いかにいじられるか、ということを意識しています。かっこつける部分は1つもないという思いで、中西自身はかっこつけているシーンですらかっこよくなったらいかんと思ってやっていました。
Q.撮影現場でのエピソードを教えてください。ちなみに、徳重さんがよくグルメの話をしてくださると、JPさんからお伺いしました。
ちょっとした中空きがみんなそれぞれあったりするので、ラーメン屋やとんかつ屋、うなぎ屋さんなど、スタジオ近辺のおいしいお店について話していますね。しかも、オススメしたお店に結構行ってくれていて、うれしいですね。JPさんは、「ここ行ってきましたよ!」って報告してくれるので、「とんかつ屋ではヒレを食べましたか?(徳重)」「食べました(JP)」「(おみそ汁は)豆腐となめこはダブルにしましたか?(徳重)」「あ、なめこだけにしちゃいました(JP)」「ダブルって言いましたよね?(徳重)」っていう話をしています(笑)。あと、最近は、「(撮影も)あと何回かな」なんて数え始めるという、ちょっと寂しい感じの空気が流れ始めましたね。
Q.9話の見どころとメッセージをお願いします!
湯川さんが停職になって、まさかの湯川班の班長がいないことで、今までの回とは違う、それぞれの面々の良きところが見えてきますし、そこから前進して、結束していきます。あとは、やっぱり脅迫者Xの正体ですよね。ラストの9、10、11話は、怒とうのスピードで進んでいくので、楽しんでもらえたらと思っています!
<第9話あらすじ>
警察のスキャンダルを追っていた新聞記者・芹沢詩織(石井杏奈)の転落事故死の真相が、脅迫者Xの正体につながるかもしれないと捜査を進めていた湯川班。そのさなか、湯川(沢村一樹)の情報屋で、転落事故について探っていた片桐(米本学仁)が何者かに殺された。死亡推定時刻に現場にいたことから、遺体の第一発見者となった湯川は容疑者となり、そのことに納得がいかない湯川班は、捜査からあっさり外される。信頼する上司が犯人扱いされたことに怒りがおさまらない中西(徳重聡)は、湯川の無実を証明しようと、上の命令に背いてでも捜査すると宣言。しかし、冷静さを欠いた行動をたしなめるさゆり(松本まりか)と険悪なムードになり、湯川班はバラバラになってしまう。
その頃、円(橋本環奈)もまた、片桐を殺害し、美和(前野えま)を悲しませた犯人に激しい怒りを覚えていた。さらに、約束通り経費20%削減を達成したにも関わらず、榊山官房長(福井晶一)から万町署が予定通り統廃合されると告げられ、ショックを受ける。自分が署員たちを巻き込み、本庁からの特命を断ったせいだと責任を感じる円は、万町署を守りたい一心で、ある人物のもとを訪ねる。
一方、殺人の容疑をかけられた湯川は、「Xの正体がわかった」と片桐が言い残して死んだことから、警察の監視下を抜け出し、Xについて独自に調べを進めていた。そのことを知った円は、同じくXが起こした1億円盗難事件を足がかりに、Xの正体を暴こうと動き出す。すると、1億円が盗み出された当日、署内で予定とは違う怪しい動きをしている人物がいて…。
<作品概要>
【放送枠】毎週月曜よる10時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
【タイトル】トクメイ!警視庁特別会計係
【出演】橋本環奈 沢村一樹 松本まりか JP 前田拳太郎 結城モエ 福井晶一 米本学仁 前野えま 安藤嗣海
/徳重聡 鶴見辰吾・佐藤二朗
【脚本】荒木哉仁、皐月 彩
【音楽】大友良英
【主題歌】SEVENTEEN 「今 -明日 世界が終わっても-」(HYBE JAPAN)
【オープニングテーマ】LEEVELLES 「地獄の沙汰も愛次第」(ユニバーサルミュージック/Virgin Music)
【プロデューサー】近藤 匡、小林 宙
【演出】城宝秀則、光野道夫、河野圭太
【制作】カンテレ、共同テレビジョン
【ドラマSNS】X(旧Twitter):@tokumei_ktv
Instagram:@tokumei.ktv
TikTok:@tokumei.ktv