松岡昌宏、後輩戸塚祥太から「これがスターか！」と絶賛され上機嫌！「飯おごってやる！」「連続ドラマW 密告はうたう　警視庁監察ファイル」完成報告会

WOWOW「連続ドラマW 密告はうたう　警視庁監察ファイル」完成報告会が、8月17日、東京・ルミネゼロにて行われ、主演の松岡昌宏はじめ、共演の泉里香、池田鉄洋、戸塚祥太(A.B.C-Z)と、内片輝監督が登壇した。

伊兼源太郎の傑作小説を実写ドラマ化した本作は、4万人を超える警視庁職員の不正を取り締まり、「警察の中の警察」とも称される警視庁人事一課（通称：ジンイチ）監察係にフォーカスし、警察内部の思惑が複雑に絡み合う、スリルとミステリーに満ちたハードボイルド・サスペンス。捜査一課からジンイチに移動となる主人公・佐良正輝役をWOWOW ドラマ初主演となる松岡昌宏が演じ、中村トオル、泉里香、池田鉄洋ほか豪華俳優陣が集結した。

松岡は「とても濃厚な撮影時間を過ごさせてもらいました。今まで経験したことのないお芝居でしたので、手探りですすめていくこともありましたが、監督にとても的確な演出をしていただきました。とても心に残る作品になったと思います」と充実感を滲ませる。

全く新しい松岡を見ることができる本作だが、「“ジンイチ”は僕らの知らない世界。とてもたくさんの資料をいただきました。基本的の自分が役にアプローチをしていくときにあまり（下調べをきっちりやるような）そういう役作りをしないタイプでしたが、今回はあまりにわからない。捜査一課はなんとなくわかるんですが、今回のテーマは我々の知る場所ではなかったので、『なんでだろう、なんでだろう』と考えていた。今回、この台本を6回くらい読み返してやっとできました」と役作りのための苦労を語った。

さらに「役を作っていくには、自分から似ているところからヒントを得て繋いでいくのですが、まったく見当たらなかった。本当にゼロから作っていきました。そういう意味では楽しかったですね」とニッコリ。

一方でハードな役を演じた泉は「どう撮られているかわからない状態でしたので、監督から“感じろ”と言われて臨みました」とし、激しいアクションも見どころだが、「現役のプロレスラーの方に色々教えていただき、パンチ、キックの他、関節技もかけられるようになりました」と新たな挑戦に笑顔。

池田は「尾行のプロの役。とにかく存在感を消してくれと言われました。役者はいかに自分の存在感を残すかというもの。一番遠いところの役だったので大変でしたね」としながらも、「毎日心の中でワクワクしていました。チャレンジした役でした」と満足気。

同じ事務所の先輩となる松岡とはドラマ初共演となる戸塚は「これだけ近い距離で松岡さんと共演させていただいて、勉強することばかりでした。お芝居はもちろん、現場での存在の在り方など。ずっと松岡さんでいてくださっていて。それなのにカメラが回るとサッと佐良になる。台本も確認していないし、これがスターか！と思いました」と松岡を絶賛！
その言葉に松岡は思わず身を乗り出して「飯おごってやる！」と上機嫌に。

「クランクイン当初は少しぶれている自分を感じていたんですが、目標みたいなものが定められて、頑張ればいけるかもしれないと。みなぎるエネルギーをいただきました」と続ける戸塚。松岡は「的確にいいところをちゃんと見てますね。自分の辞書には謙遜という言葉はないので(笑)」と会場の笑いを誘いつつ、「楽しかったです。一緒にお芝居をするのは初めてでしたが、先輩後輩ということではなく（お互い）プロフェッショナルですから、こういうお芝居をする人なんだと刺激を受けました。食われたらヤバイなと思いますから」と戸塚との共演を喜んでいた。

それでも、先輩愛を隠せない戸塚は「満月の日に撮影があったんですが、松岡さんから『満月だな』って言われて、自分のところからは半分しか見えなかったんですが、『キレイですね』と答えたんです。そうしたら、松岡さんが僕の手をとって『そこじゃ見えねーぞ』って引っ張ってくれたんですよ。もう女性だったら完全に落ちてますよ」とエピソードを披露し、大照れになる松岡だった。

会見では、今回参加できなかった中村トオルから一通の密告文が届けられる場面も。「元気で快活な松岡くんが佐良に変わってい姿が見事でした。またモノマネのレパートリーがもの凄く多いんです。人の特徴をとらえたり観察力が凄い」と告げられる。そんな中村について、松岡は「僕らのようなやんちゃなヤツはトオルさんを見てそだってきてますから。初めてお会いしたときは思わず『トオルだー！』『トオルっすよね！』と感動しました」と明かしていた。

＜あらすじ＞
警視庁捜査一課の刑事・佐良正輝（松岡昌宏）は、ある殺人事件の捜査中に後輩刑事の斎藤康太（戸塚祥太（A.B.C-Z））を殉職で失い、警察職員の不正を取り締まる「人事一課監察係」に異動となる。過去の傷は癒えぬ まま、同僚からは裏切り者と敵視されながら孤独に業務をこなす日々。そんななか、一通の密告文が人事一課に届く。捜査一課所属時の元同僚・皆口菜子（泉里香）が、不正に機密データを漏らしているというのだ。かつての仲間を洗うことに葛藤を覚えながらも、上司の能馬（仲村トオル）から監察を命じられ、係長の須賀透（池田鉄洋）とともに皆口の行動確認を開始する佐良。すると、ある未解決の殺人事件との接点、そして斎藤の殉職事件の真相が浮かびあがってきて―。裏切り者は誰なのか。密告文に隠された意図とは。疑念と葛藤の果てに佐良が辿り着く衝撃の真実とは―！？

「連続ドラマＷ 密告はうたう 警視庁監察ファイル」番組情報
■放送・配信日時：
8月22日（日）放送・配信スタート(全6話)
毎週日曜 夜10時【ＷＯＷＯＷプライム】【ＷＯＷＯＷ ４Ｋ】【ＷＯＷＯＷオンデマンド】（第1話無料放送）
■特設サイト：https://www.wowow.co.jp/drama/original/mikkoku/

＜キャスト・スタッフ＞
松岡昌宏
泉里香 池田鉄洋 三浦誠己 ／ 戸塚祥太（A.B.C-Z） 秋元才加 ／ 眞島秀和 ブラザートム 松浦祐也 アキラ100% 千葉哲也
甲本雅裕 木下ほうか 木村祐一 鶴見辰吾 ／ 仲村トオル
原作：伊兼源太郎『密告はうたう 警視庁監察ファイル』（実業之日本社文庫刊）
監督：内片輝 （「連続ドラマＷ 殺人分析班」シリーズ、「連続ドラマW 孤高のメス」他）
脚本：鈴木謙一 （「連続ドラマＷ 悪党 ～加害者追跡調査～」『アイネクライネナハトムジーク』他）
音楽：大間々昂（「連続ドラマＷ 悪党 ～加害者追跡調査～」『見えない目撃者』他）
企画・プロデュース：武田吉孝 下田淳行
プロデューサー：井口正俊 星野秀樹
制作プロダクション：ツインズジャパン
製作著作：WOWOW

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