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織田裕二、真面目過ぎて徐々に顔面崩壊!? 「連続ドラマW 監査役 野崎修平」完成披露試写会舞台挨拶

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WOWOW「連続ドラマW 監査役 野崎修平」の第1話完成披露試写会が、1月12日、東京・丸ビルホールにて行われ、主演の織田裕二をはじめ、共演の岸谷五朗、松嶋菜々子、古谷一行と、権野元監督が舞台挨拶に登壇した。

本作は、原作・周良貨、漫画・能田茂の人気漫画をドラマ化。1990年代末、バブル経済が崩壊し“金融ビッグバン”に直面した銀行業界を舞台に、監査役となった銀行員・野崎修平が、銀行そして政界の巨大な闇に立ち向かい、正義を貫くため奮闘する姿を描く。

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織田は、真っ直ぐで正義感が強い“野崎修平”役が、“ぴったりな役だね”と周りから言われるそうで、会場からも拍手が送られると「そんなに真面目に生きてきた覚えはないんですけどね…」と苦笑い。「(役柄が)真面目過ぎて苦しかったです。毎日、帰ってビールを飲まなきゃやりきれない感じだったので、(ぴったりと言われ)意外でした」と、自身とのギャップに苦労した心境をコメント。

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そんな役を演じてきて「ストレートな男で。直球を投げ続け最後まで飛ばしすぎて肩がぶっ壊れるんじゃないかなという感じ」と、その迫力の大きさを例え、「ここまで叫んだことがないくらい精根尽き果てるまで叫んだり、目を見開いて芝居をしました。だんだん顔面崩壊していきますので、心して観てくださいね」とアピールした。

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本作で、織田と映画『ホワイトアウト』以来約17年ぶりの共演となった松嶋は「映画ではあまり一緒のシーンがなかったので、久々の共演というより初共演のようです」と伝え「今回は、野崎さんより少し優位にたたせてもらっているので、緊張感をあまり持たずにやらせていただきました」とニッコリ。

対する織田は松嶋の印象を「松嶋さんに経済モノをやっているイメージがなかったので、セリフが難しいから大変かなと思っていたら何の苦もなく仰っていて。さすがだなと思いました」と語り、絶賛していた。

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一方、専務・武田役を演じる岸谷は役柄のこだわりについて聞かれると「ピカピカのオールバックです。8話でグリースを6個使ってメイクさんに「予算がない・・・」、って言われました」と答え、会場の笑いを誘う。

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また、権野監督から「織田さんがテストとかの段取り関係なく、急に芝居を始められることもあって、突然熱いセリフを言い出して・・・。独り言にしては大きすぎる」と暴露。それに、他の共演者たちも付き合うようになり、何回もテストをする羽目に。岸谷も「織田裕二が始まったな・・・となると、自分はそっといなくなりました」と同調し、織田は「反省してます」と頭をかいて恐縮していた。

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物語の舞台の1990年代後半を振り返り、織田、松嶋、岸谷がバブルの恩恵をあまり感じていないと話すと、古谷は「ゴルフを始めた頃で、信じられないほどゴルフ会員権を買っていましたね。あと、海外ロケは当たり前」と、バブル時代を吐露。それでも「バブルで浮かれていることはなかったので、(バブルが)はじけても窮屈さを感じることはなかったですね」とその堅実ぶりを明かしていた。

WOWOW「連続ドラマW 監査役 野崎修平」
原作:周良貨・能田茂「監査役野崎修平」(集英社刊)
脚本:前川洋一(「連続ドラマW 沈まぬ太陽」「連続ドラマW アキラとあきら」)
監督:権野元(「連続ドラマW 楽園」「連続ドラマW 5人のジュンコ」)
音楽:羽岡佳(「連続ドラマW アキラとあきら」「連続ドラマW 楽園」)・石毛駿平
出演:織田裕二 岸谷五朗 松嶋菜々子(特別出演) 古谷一行
ユースケ・サンタマリア 瀧本美織 駿河太郎 小林且弥 三浦誠己 利重剛 松尾諭 小市慢太郎 本田博太郎 勝部演之 田島令子 山本圭 甲本雅裕 西田尚美 宇梶剛士 光石研
特設サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/nozaki/

1月14日(日)スタート (全8話)
※第1話無料放送
毎週日曜夜10:00~11:00
WOWOWプライムで放送