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市川猿之助、松本幸四郎&市川中車の生き生きしたアドリブで編集苦労!? 図夢歌舞伎『弥次喜多』取材会に市川染五郎、市川團子も登壇!

図夢歌舞伎『弥次喜多』
配信初日取材会

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市川猿之助が初監督をつとめた映像作品、図夢歌舞伎の最新作『弥次喜多』が Amazon Prime Videoにて独占レンタル配信中‼
本作で「東海道中膝栗毛」の弥次郎兵衛と喜多八、通称“弥次喜多”コンビを演じた松本幸四郎と猿之助は、配信開始当日12月26日(土)の取材会に登場し、2016年8月の歌舞伎座公演から始まったシリーズで初めてオンライン配信用に製作した本作の見どころや、コロナ禍の今だからこそ意義があるという物語の魅力についてたっぷりと語った。

試写会で本編を楽しんだマスコミの前に登場した幸四郎と猿之助。オンライン用に新作歌舞伎を作るという新たな試みについて、幸四郎は「新作を作るときはいつもそうですが、お客様をびっくりさせるような面白いものを作ろうという気持ちで臨みました」と話した。本作で監督に初挑戦した猿之助は、「幸四郎さんも中車さんもアドリブが一番生き生きする。編集でカットするのが本当に大変でした」とこぼし会場の笑いを誘った。

取材会が和やかに進んでいると、それぞれ国立劇場と歌舞伎座の千穐楽を終えた、市川染五郎と市川團子が駆け付けた。
この『弥次喜多』シリーズ全作品に大人顔負けのしっかり者の少年たち、梵太郎・政之助役で出演してきたが、今作ではまさかのグレたヤンキーに変貌!
役について問われると、「ヤンキー役は初めてなので苦労しました」という染五郎。團子は「ちょっとワルいクラスメイトを観察して参考にしました」と明かし会場を和ませた。

★図夢歌舞伎「弥次喜多」メインカット

謎の疫病が流行する江戸を舞台に設定したり、今年話題になった猿之助出演の人気ドラマのパロディを交えたりと、時事ネタ満載となった今作。幸四郎はコロナ禍で思うように歌舞伎を演じられなかった今年を振り返りつつ、「ただ待っていても状況は好転しない。今この時、歌舞伎をなくさないこと、そのことだけを考えて配信用の新作歌舞伎にも挑戦しました」と話しました。また、猿之助は「歌舞伎にはもともと時事ネタを取り入れる文化があります。まだまだ予断を許さない状況だからこそ、今この作品を届けたいと思いました」と話した。

キ―ビジュアル 弥次喜多

図夢歌舞伎『弥次喜多』
収録公演:2020年10月 本編尺:111 分
監督・脚本・演出:市川猿之助
原作:前川知大「狭き門より入れ」
構成:杉原邦生
脚本:戸部和久
監督:藤森圭太郎
出演:松本幸四郎 市川猿之助 市川中車 市川染五郎 市川團子 市川猿弥 市川笑三郎 市川寿猿 市川弘太郎(声の出演)
製作:松竹株式会社

2020年12月26日(土)よりAmazon Prime Video にてレンタル独占配信中!