大晦日、東京都渋谷区・NHKホールにて開催される「第70回 NHK紅白歌合戦」に向け、28日~31日までリハーサルが行なわれ、出場者たちは本番さながらの意気込みでリハーサルに臨む。
28日には、中元みずき、純烈、DA PUMP、氷川きよしらが登場。
【中元みずき】は、『「夢を歌おう」特別企画 Disney Cinema Medley 2019』より、現在大ヒット中の映画『アナと雪の女王2』日本版エンドソング「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」を歌唱。リハーサルから迫力ある歌声を会場に響かせていた。
続けて、中村倫也と木下晴香は、映画『アラジン』から「ホール・ニュー・ワールド」を披露。二人は終始リラックスした表情。時折目を見て歌唱するなど息もピッタリの様子。
【純烈】
昨年華々しくNHK紅白歌合戦の初出場を果たすも、今年1月にメンバー脱退の騒動があった純烈。酒井は「メンバーを失って、両親にも心配かけて、それでも2年連続で出場させていただけるのは、応援してくれている、メッセージのおかげです。そんなみんなが見てくれているこの舞台ですので、今年の感謝を一曲に込めたいと思います」と決意も新たにしていた。
また、大分、熊本で行ったコンサートの際には「あの記者会見を見て、(これから)頑張るんだったら応援しよう思って。4人で絶対紅白出てね」と声をかけられたそうで、「目指さなあかんかなと火がつきました」と明かした。
「今年を漢字一文字で表すと?」には、『謝』を挙げた小田井。
「謝罪から始まって最後は感謝という意味で。謝罪という気持ちから最終的に感謝に変わっていったので」と説明した。
【DA PUMP】
ISSAは、「去年に引き続き出させていただいて本当に光栄です。やっと年末感が出てきました」と早くも紅白モードに。
今回は、純烈とのコラボもあり、振り付けはU-YEAHとTOMOが担当。TOMOは「純烈さんのイメージに近い振り付けにしました。みんなが真似できるようにチョキチョキと。ネーミングは『ハッピーチョキチョキダンス』ですね」とコメント。
今年9月に「胸椎類骨骨腫」との診断を受け、入院と手術を行ったが、約1か月前に復帰したYORIは、「メンバーが繋いでくれた半年間なので、その絆をしっかり見せていければなと思います!」と意気込んだ。
「今年を漢字一文字で表すと?」には、『笑』を挙げたKENZO。
『USA』で、みなさんからいろんな思いや感謝をいただいたので、自然とメンバーが笑顔になっていた。今回のライブツアー中も笑顔が自分達の元気の源になっていたなと思います」と笑顔を見せた。
【氷川きよし】
デビュー20周年にして、紅白20回目の出場の氷川。「最高の一年だった今年の、最高の締めくくりを第70回紅白歌合戦という節目であり、自分もデビュー20周年という節目の年にできて光栄」としながらも、「今リハーサルやってきたんですけど、久しぶりに緊張しました。今回すごいことになるんですよ・・・!震えちゃって・・・」と興奮を隠せない様子。それでも、「衣装? 紅組のような、白組のような・・・。みなさんが期待してくださっている形です。見てからのお楽しみで!」といたずらに笑った。
さらに、「この20周年の年に自分らしくイメージをぶち壊したいという気持ちがあります。これからは、時代も変わって自分らしくありのままで音楽を表現したいなと思います」とし、「もっと自分を表現したい。美容にしてもそうですけど、好きなことは伸ばしてあげたいので、自分の個性を大事にして、自分の命を大事にして、人に励ましを送り続けられるアーティストでいたいし、演歌歌手というカテゴライズにハマりたくないので、人の心に響く歌を歌いたいと思います。それが見ていただけるようなステージになっています」目を輝かせた。
記者から「kiiちゃんの今年の集大成ということですか?」と聞かれると、「はい。きよしくんはもうさようならして、今回はkiiちゃんがどちらかというと出るということで、私らしくって感じですかね」とニッコリ。
ドラゴンボールの曲を歌うことで、孫悟空の声を務める声優の野沢雅子も駆けつけることに触れ、「本当に豪華なスペシャルゲスト!子供の時から憧れだったドラゴンボールなので」と強力な助っ人に感謝。
ファンに向けて「より自分らしく、ありのままで今回の紅白歌合戦で輝きますので、それを見てそれぞれみなさんも輝いて生きてください!私は自分自身に負けません!」とメッセージを伝えた。
この日は、そのほか、【AI美空ひばり】【aiko】のリハーサルも行われた。
<第70回NHK紅白歌合戦 放送予定>
NHK総合・BS4K・BS8K・ラジオ第1
12月31日(火)19:15~23:45(※5分間の中断ニュースあり)