大晦日、東京都渋谷区・NHKホールにて開催される「第71回 NHK紅白歌合戦」に向け、12月29日(1日目)リハーサルが行なわれ、出場者たちは本番さながらの意気込みで臨んだ。この日、リハーサル時の写真とコメントが届いた。
「今こそ歌おう みんなでエール」をテーマに掲げる「第71回 NHK紅白歌合戦」。
鈴木雅之は「夢で逢えたら」を歌唱。「24年ぶりにソロで出場するので、まるで新人のような気持ちです。リハーサルで、すごく素敵なセットを拝見し、ものすごく気持ちの良いステージで歌わせていただけると感動しています。くしくも今年の紅白の出場者の発表の日に、母が亡くなったのですが、意識が遠のく中で出場を伝えることができました。「夢で逢えたら」は、母が大好きな曲でもあり、感慨深いものがあります。紅白は、私が子どものころから、家族がまとまって見る暮れの風物詩です。歌を、天国の両親と皆さんに届けられればと思います。
郷ひろみは「ことし他界された作曲家で、デビュー曲の『男の子女の子』をはじめ、たくさんの曲を書いていただいた筒美京平先生への思いを込めて、トリビュートメドレーを歌わせていただきます。同時に、紅白を通して全国に今の僕の“元気”をお届けしたいと思います。昭和、平成、令和と、時代を超えて紅白に出ていますが(笑)、無観客は初めてです。ですが、演出でステージをダイナミックにできる。最大限にコロナ禍を逆手にとった紅白になっているのではないかと思います。さすがNHKだと思いました」と語った。
初出場のJUJUは「初めての紅白ということで、NHKホール自体は初めてではないのに、来たことがない所に来た感じがしました。子どものころから見ていた場所で歌うと、こういう気持ちになるのだなと思いながら、音合わせをしました。「やさしさで溢れるように」は、私にとって大きな転機となった曲でもあります。今年はいろいろなことがあったので、今年ほど皆さんの時間の全てが優しさに包まれればいいと思ったことはありません。12月31日に歌うならこの曲がいいと思い、選びました。
純烈は「「愛をください~Don’t you cry~」を歌唱し、“リモート握手”に挑戦!
酒井一圭は「今回、コロナで遠く離れて、今年1回も会えなかった(ファンの)人ばかりなのに、その人たちの応援のおかげでこの舞台に立てているので、その感謝の思いを込めて、気合いを入れてやらせていただきます」と意欲を見せた。
これまでの対戦成績は、昨年の白組の勝利で、紅組31勝、白組39勝。
「第71回 NHK紅白歌合戦」は無観客で開催されることとなり、司会は白組が大泉洋、紅組が二階堂ふみ、総合司会は4年連続で内村光良(ウッチャンナンチャン)と同局の桑子真帆アナウンサーが務める。
<第71回 NHK紅白歌合戦 放送予定>
NHK総合・BS4K・BS8K・ラジオ第1
12月31日(木)19:30~23:45
※中断ニュースあり