真面目な顔をして「I+YOUはファンの皆さんです」と言ったJIN(ジン) そして、恥ずかしさをごまかすように「逃げないで!」と笑ったJ-Hwan(ジェイファン)
ミニアルバム『 I + YOU = ? 』新発売
J-BRO Interview
日本での活動を地道に続け、NEWアルバム発売目前のJ-BROがAstage -アステージ-に今の声を聞かせてくれた。
――日本の生活はどうですか?
JIN:不便なことはなにもないです。
J-Hwan (以下J):まだ日本語がちょっと。でも、生活自体の違いはないですね
――カフェ通いは続いている?
J:はい。でも、よく行っていたカフェはオープンテラスなので寒くなってきました(笑)
――お二人とも、かわらず、スタイルを保っていらっしゃいますが、運動を続けている?
JIN:はい、ジムに行っています。食事も気をつけています。バランスよく食べることですね。
――女性でも簡単に続けられるスタイル維持の運動でおすすめはありますか?
J:スクワット運動はいいですよ。足が太くなると思われがちですが、適度に正しく行えばそんなことはないです。
――これまで夏のイベントや学園祭にゲスト出演などもされてきましたがどうでしたか?
JIN:どこも楽しかったですが、場所によってかなり反応が違っていましたね
J:5校の学園祭に呼んで貰いました。4校は女子大で、学生の皆さんに楽しんでもらえたと思います。1校だけ共学の日本体育大学だったのですが、元気な男子学生が若者がいて、すごい盛り上がりで楽しかったです。
――少し、時間が経っていますが、7月のファーストライブ「J-BRO INITIAL START-UP in JAPAN」の感想は?
J:久しぶりに日本語で歌って、歌詞とか間違えないかとか、いろいろ思って緊張しましたね。
JIN:はい、緊張しました。
――以前トークも期待してって話していたけど、トークは?
JIN:はい、沢山話しました。僕は漫才が大すきで、誰ということではなく、話をするのが好きなのです。
いつも、インタビュー中は静かなJIN。本当はおしゃべりなの?と聞くと、Jが大きく頷いている。逆にインタビュー中はよく話すJはライブではちょっと緊張してしまうそう。ファンたちにとってはそんなギャップも楽しさの一つなのだろう。
――ライブを行って感じたことは?
JIN:ショーケースだったので、みなさんにどのようにみられるかと気を遣いました。2ヶ月間準備したものをみていただく日なので、とても緊張してどうやって過ぎたのかまったく覚えていないくらいです。ただ、これから日本でまた活動できるという喜びや嬉しさを感じていたことだけはよく覚えています。
――二人だからできること、二人じゃないとダメなこと。または、ひとりで決めたいということなどありますか?
JIN:二人での決めごとで、譲れないことはないです。音楽のこと、ビジュアルのことなど、二人で決めますがいつも問題はないです。
J:コンセプトなど、よく話し合っていますし、それぞれに合ったものを考えながら決めているので問題はないのです。
――歌手として歌っていますが、仕事やまた仕事以外のどんなときに歌いたい気持ちになりますか?
JIN:TVで音楽番組をみていて、歌いたくなるときがあります。たまに寝る前なんかにメロディーが頭に浮かんできて歌いたいなーって思うのです。
――で、歌うんですね
JIN:いや、歌わないです。
――歌わないのですか?
JIN:はい(きっぱり)
インタビュールームはこれには大爆笑。
――歌いたいのに歌わないのは何故?喉のため?
JIN:そういうわけじゃないです。ただ、歌は仕事で歌っているから。うーん、なんていうのかな、例えば、僕は歌手なので、今までずっと仕事として歌ってきて、ときには歌いたくない日もあるわけです。当たり前ですけど、歌いたくないからといって歌わないということはないわけで…ですから、今は歌いなぁと思っても仕事以外で歌うことはないのですよね。
―歌いたくないのはどんなとき?
JIN:風邪引いたときなどの体調の悪いときですね。いつでも歌えるけど、声が悪かったりで上手くできないから、それなら歌わない方がいいと思ってしまうのです。
J:僕は寒いときです。寒いのが本当に苦手なので。寒い時期は仕事以外ではほとんど外に出ないほどです。
――いつでも、完璧なものをみてもらいたいのですね。ただ、ファンの心理は休んでほしい気持ちと歌ってほしい気持ちがありますから難しいですね。
JIN:はい。だから、体調の悪いときは申し訳ない気持ちです。ファンのみんなは「喉痛くてもがんばってねー」と応援してくれますね。
――感情が表に出る方?すぐ泣いちゃったりする?
J:感情は出やすくはないと思います。でも、集中力はある方だと思う。映画は結構入り込んで観ます。だからといって、泣いたりはしないですね。基本的に誰かの前で泣いたりしないです。
JIN:入り込みやすい方だと思います。悲しいものを観たりしたら、5分以内にすぐ泣ける
と思う。超早いです。でも、人前で泣かないですね。
――夢は見ますか?
J:日本に来てからはみなくなりました。もしかしたら見ているかもしれないけど覚えてないです。
JIN:よく外国人が今住んでいるところの言葉で夢をみるようになったら、その国の言葉は合格だと言われるけれど、まだ残念ながら見ていないです。
――そう言いながら、かなり日本語が上達していますが、咄嗟にでるのは何語?
J:日本語になりました。韓国から電話が掛かってきても日本語で出てしまいます。
――お二人は些細なことでも喧嘩することはないのですか?
J:二人ですか?今まで一度もないです。
――家族、兄弟のような感じですか?
J:兄弟はもっと喧嘩とか多いじゃないですか。喧嘩しないのは、兄弟じゃないからかもしれないです。兄弟は家でもそんなに一緒にいないじゃないですか。僕らは一緒にいても、気持ちを察しながら必要以上に干渉しあわないようにしているのかもしれないですね。
カフェに行きたくなったら、「ちょっと行こうよ」と誘ってみたり、もちろん断られることもありますよ お互いにね。そんな風に自由な間柄なのです。
――いよいよ11月26日にミニアルバムが発売されますが、レコーディングなどいかがでしたか?
JIN:いつも、レコーディングのときは同じですが、まず歌詞をじっくり読んで、自分の中に入れ、こんなこともあった、あんなこともあったと自分のことを照らし合わせながら、自分の感情をよく見つめることから始めます。これは、いつも同じ僕のスタイルです。
J:僕も同じですね。まず、歌詞の意味をよく考え、自分のことを思い出しながらやります。
――レコーディングで難しかったことは?
J:僕はやはり、日本語の発音です。苦手な発音は苦労しました。
JIN:僕は自分に厳しいので、プロデューサーにもういいと言われても、自分が納得するまで、「もう一回やらせてください」とやり直します。
J:そうですね。僕らは厳しいので満足するまで続けますね。
でも、最近はちょっと甘くなったかな。お腹やわらかくなったし(笑)
――レコーディングをして、直したいと思うのは客観的に聴いてみて思うことからですか?それとも主観的に思うことからですか?
JIN:それは、本当に自分の気持ちですね。その時は実は客観的にはあまり考えていないです。自分がどうしたいかということにつきますね。
――年の瀬にファンミーティングが予定されていますね
JIN:はい、歌半分、漫才半分です(笑)準備をちゃんとしてお届けしたいと思います。
J:いや、本当は漫才をしようと思っているわけじゃないのですよ。僕らが話をすると漫才みたいになってしまうのです。最近やっているツイキャスでもそう見えるみたいです。
――今回のミニアルバムについて聞かせてください。タイトルも自分たちで考えたそうですね。
JIN:はい。僕らの今回のアルバムタイトルは『 I + YOU = ? 』です。=(イコール)の答えは何なのかということを考えて欲しい。恋愛があり、そのなかには失恋もあり、それぞれに一人ひとりの経験があるのだから、そういうことを想い出しながら聞いてみて、感じて欲しい。ボク+アナタの答えは一つとして同じものはない。それが恋愛を歌ったこの5曲の中に込められているので、いろいろなことを感じてもらえると思う。
J:アルバムジャケットも自分たちで選んだものなのですよ。曲については、今までの自分の愛について思いながら聴いてもらえたらいいと思う。
僕らも最近気付いたのですが、5曲全部英語のタイトルなのですよ。考えてみたら、この5曲以外もこれまで歌ってきた曲のほとんどが英語のタイトルなのです。自分たちもびっくりしました。
――今の気持ちをファンの皆さんへ
J:「逃げないで!」
JIN:お洒落な言葉にすると「I + YOU はファンの皆さんです」ちょっとカッコ良過ぎかな
J:だから「逃げないで~」(笑)
――新しいファンの方だけでなく、ずっと長く応援してきてくれているファンの方も沢山いらっしゃいますね
JIN:はい。名前も家族も全部知っています。
J:はい、本当に顔も名前もわかっています。年末のファンミーティングもあります。是非、来てくださいね。来なかったらダメだよ~。確認しますからね。
JIN:M.E.Nの頃からずっと応援してくれている少々年配の男性のファンの方もいるのですよ。ありがたいですね。
JIN&J:本当にいつも応援してくれてありがとうございます。僕らのNEWアルバム是非聴いてください。そして、年末のファンミーティング来てくださいね。名前を呼んで、出欠を取りますからね~(笑)
――今日はありがとうございました。
JIN&J:ありがとうございました。
インタビューを終えると、すぐにスマフォを取り出したり、GAMEをはじめるところは、いまどきの若者と変わらない。しかし、インタビューに答える二人は少しの間にずいぶん大人になっているようだった。インタビュー中はいつも静かで、互いにでしゃばらず、質問されたことをじっくり考えてからゆっくりと話す二人。印象的だったのは、ファンのみんなへの一言を聞いたときだ。照れ隠しのように、「お洒落な言い方で」とエクスキューズをつけたが、JINの言った「I+YOUはファンの皆さんです」というのは本気だったし、ファンの皆さんのことが大好きで大事に思っているJがわざと大袈裟に「逃げないで」と笑った気持ちもわかりすぎるくらい理解できた。
何よりも歌に対して真摯に向き合い、歌に情熱を傾ける彼らの歌は本当に爽やかでポジティブな気持ちになるステキな曲ばかりだ。これからも、じっくりと歌に取り組んでいくであろう彼らを応援したい。
ミニアルバム『 I + YOU = ? 』は11月26日に発売される。
【Profile】
『J-BROジェイ・ブロー』
ボーカルは日本でも人気のドラマ「花より男子」韓国版の挿入歌で一気にブレイクした元A’st1(エースタイル)のリーダーJIN(ジン)。当時からバラードの貴公子と称されるほど独特なSexy Voiceが魅力。
ラッパーは、韓国版「ケロロ軍曹」主題歌などで人気のユニット「Typhoon」でラップを務めたJ-Hwan(ジェイ・ファン)。
2人は、あのスーパースター「JYJのジュンス」が団長の韓国芸能人サッカーチーム『FC MEN』に所属。『FC MEN』での出逢いが結成のきっかけとなる。日本で生活し、所属事務所は日本の事務所のみ。J-BRO(ジェイ・ブロー)は、日本で活動するためだけに結成されたユニットである。そして、K-POP/J-POPの枠にとらわれず、音楽を通じて韓国の音楽業界と日本の音楽業界との架け橋への挑戦が今始まる。韓国人独特な日本語の表現と圧倒的な歌唱力をすべてのラブソングに想いを込めて歌い上げた渾身のミニアルバム『I+YOU=?』(2014.11/26リリース)で、日本に新たな旋風を巻き起こす!
J-BRO公式HP
http://j-bro.com/
活動予定
*11/24(月祝)イオンモール東久留米『 I + YOU = ? 』CD先行販売ミニライブ&サイン会
*11/29(土)府中フォーリス 『 I + YOU = ? 』CD発売記念ミニライブ&サイン会
*11/30(日)ラスカ平塚『 I + YOU = ? 』CD発売記念ミニライブ&サイン会
*12/27(土)★J-BROファンミーティング 青山クロスシアター
*他、12月は金土日祭の随所でミニライブを予定している。
J-BRO – Come Into My Life
J-BROミニアルバム 『 I+YOU=? 』11月26日 ON SALE (税込¥1500)