俳優の塩野瑛久が、4月27日、東京・千代田区の小学館本社にて『塩野瑛久 2025.04-2026.03 Calendar』(小学館刊)大ヒットイベントを開催し、プレス取材会に出席した。
昨年放送の大河ドラマ『光る君へ』で一条天皇役を好演し、幅広い層に支持を受けた塩野。現在放送中のドラマ『魔物(마물)』(テレビ朝日系、金曜23時15分~)にも出演し話題を集めている。
今回のカレンダーは、ファッション誌『Oggi』のWEB メディア「Oggi.jp」で連載中の『あきじかん』の掲載カットのほか、未公開・新規撮り下ろしカットを収録されているが、塩野は「連載の1年間を通して撮影してきたので、季節感を感じられると思います。また毎回ヘアメイクやスタイリング、カメラマンをいろんな方にお願いしたので、写真の質感なども各月によって楽しめるものになっています」と説明。
会見の前にはカレンダーのお渡し会が行われ、「楽しかったし、嬉しかった」と満面の笑みを浮かべる塩野。「俳優は現場で籠って撮影していて、普段はテレビや映像だけなので、自分を応援してくださる方の1人ひとりのお顔を見て接することができるのは嬉しいですね」と続けた。
「このカレンダーをどんなところに飾って楽しんでほしい?」という問いには、「今回、職場に飾っているという方がけっこういて、宣伝してくれていると聞いて感動しました。全部の会社がそうなればいいなと(笑)」と答え、場を和ませる。
今後、俳優として挑戦したいことには、「挑戦したいことばかりで、逆にやりたくないことがない」と言いつつも、「でも、いい人をやりたいな。好感度が上がる役(笑)。『頑張れ』と言いたくなるような役とか?」と本音もチラリ。
30歳を迎えた心境を「20代と言えないことが寂しくもありますが(笑)、いい年の取り方をしてカッコいいおっちゃんになっていきたいですね」とニッコリ。ただし、俳優としては「年齢はノイズだと思っていて、『この人は何歳なのにこの役を演じている』というのはいらないかなと。数字に縛られずやっていきたい」と自身の思いを吐露。
イベントではファンとのふれあいで、「僕を知って好きになってくれたきっかけ(作品)が1 つに集まってないんです。様々な作品で好きになってくれていて、それが凄く嬉しかった。自分の歴史の積み重ねみたいなものを感じられて。いろんなものをやってきたんだなと」とファンの言葉から得た気付きにも満足気。
ファッション好きでも知られている塩野。最近のお気に入りファッションを聞かれると、「基本的に緩めなファッションが多いです。最近ボトムスを3つ買ったんですが、迷彩と軽めのものと、デニム。どれも太めで、よっぽど締め付けられたくないのかなと(笑)。ロンT1枚とそのパンツの組み合わせが理想かな」と話した。
特にお気に入りのカットは「6月のページの影が上手く出ているところ」と「デニムの上下のカット」を挙げ、「ちょっとレトロチックな写真もお気に入り」とのこと。
カレンダーの点数を聞かれると「100点ですね」とキッパリ。「99点以下のものを出すことはないので」と言い、「形や大きさ、写真、紙の質感も含めて、皆さんに気に入っていただけると思っています。皆さんの反応も凄くいいので、とてもいいものができたんじゃないかなと思います」と胸を張っていた。
『塩野瑛久 2025.04-2026.03 Calendar』
価格:2,970円(本体2,700円+税)
サイズ:A5判サイズ 卓上ケース入り
ページ数:30ページ
発行:小学館
カレンダー公式 X:@akijikan_cal