THE RAMPAGE 岩谷翔吾、初の書下ろし小説『選択』
原案は、俳優の横浜流星!
岩谷翔吾の作家デビュー作となる小説『選択』。記念すべきこの作品の原案は、2025年のNHK大河ドラマの主演も務める、俳優の横浜流星。岩谷と横浜は高校の同級生。4年ほど前に作品のテーマを決め、超多忙のなか、時間を捻出し、時にエチュードも交えながら二人で物語を構築してきた。そして完成した、閉塞感漂うこの時代を生きる二人の青年のドラマ。
【岩谷翔吾 コメント】
「いつか、こういう作品をやりたい」
約四年前、流星の何気ない一言が、『選択』のすべてのキッカケでした。あの日のことは今でも鮮明に覚えています。
そこから二人三脚での創作が始まり、互いに忙しくても毎日のように長文で連絡を取り合い、作品の進捗やアイデアの共有を怠ることはありませんでした。流星とだから『選択』を書ききることができました。僕一人では到底成し遂げられなかった道のりでした。
閉塞感漂う今の時代に救いを求めて、僕たちはこの作品に僅かな希望を託したのかもしれません。
【著者紹介】
岩谷翔吾(THE RAMPAGE)
いわや・しょうご/1997年生まれ。大阪府出身。2017年、THE RAMPAGEのパフォーマーとして1stシングル「Lightning」でメジャーデビュー。ダンス以外にも活動の場を広げ、俳優としてドラマや舞台への出演、朗読劇の脚本や演出、読書情報誌「青春と読書」での連載など、多方面で活躍中。また、読書だけではなく、日本将棋連盟三段や、実用マナー検定準1級の資格を取得するなど趣味が多いことで知られる。本書が作家デビュー作となる。
【横浜流星 コメント】
人生は選択の連続だ。
日々選択をし、その積み重ねで、今日までの自分が作り上げられている。
そしてこれからも選択を繰り返し、 未来の自分が作られていく。
一つの動画を観たことがきっかけで この作品が生まれました。
あの時、動画を見ていなければ、翔吾に自分の思いを伝えていなければ、 生まれなかった。それも選択です。
人生は自分では気付かぬ内に大きく変わる。
真意を知ろうとせず、責めたて、一度の失敗を許さない社会ですが、 生きていればやり直せる。
一筋の光をつかみ取れるように、愛と希望を込めた作品です。
自分の為でも、誰かの為でも良いが、後悔のない選択をしてほしい。自分自身が選択した道に自信を持って生きて欲しいです。
【原案】
横浜流星
よこはま・りゅうせい/1996 年生まれ。神奈川県出身。2011 年俳優デビュー。2019年ドラマ「初めて恋をした日に読む話」で話題に。昨年は舞台「巌流島」、映画「ヴィレッジ」「春に散る」と主演作に出演。2025年は映画「国宝」の公開が控えており、さらにNHK 大河ドラマ「べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)〜」で主演を務める。
〜『選択』 あらすじ 〜
「もう、うんざりだ。殺す。絶対殺してやる」。包丁を忍ばせ、家を飛び出し、亮は走っていた。母に酷い仕打ちをした、父親を探しあて殺害しに行くために。息も絶え絶えに走っていた。そしてこれまでの世の中の不条理を憎んだ。しかしその途中、亮は歩道橋から身投げしようとしていた中学生を助ける。それは幼馴染みの匡平だった。やがて、どんよりした巨大な社会に飲み込まれていく二人の少年。十数年後、行き場を失った亮は、ずるずると特殊詐欺実行犯グループに身を置くことになる――。この国を覆う息も出来なくなるほどの暗い圧迫感を描ききった、新たな物語。日々を懸命に生き抜いてきた二人が直面した非情な現実、そしてその先に見えたものとは。
*仕様 四六上製/160 頁/書き下ろし
*価格 1,600円+税
*発売日 2024年10月10日予定
*公式Xアカウント @GL16_TRB