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OSK日本歌劇団トップスターのラストショーレビュー『夏のおどり』製作発表記者会見

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創立102年を迎えたOSK日本歌劇団が、2024年8月7日(水)~11日(日)に、トップスターの楊琳と娘役トップスターの舞美りらのラストステージとなる、レビュー『夏のおどり』を新橋演舞場で上演する。
7月2日にこのトップスター2名と、千咲えみ、華月奏、翼和希という3名のスターが登壇して製作発表記者会見を行った。

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翼和希 千咲えみ 楊琳  舞美りら  華月奏

1922年大阪で誕生し、日本のレビュー文化を牽引したOSK日本歌劇団は、連続テレビ小説『ブギウギ』(2023年10月~2024年3月)に登場。趣里演じる主人公・スズ子が憧れ、在籍したことや、劇団員の翼和希が出演したことで、改めて脚光を浴び、新たなファンを増やしている。

楊琳は2021年にトップスターに就任し、同年に娘役トップスターに就任した舞美りらと共に多くのステージを共にしてた。
今回の8月新橋演舞場での公演は、ふたりのラストステージであるだけでなく、4月の大阪・松竹座から始まり、7月の京都・南座での公演を経ての、劇団員33名の集大成となる。

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楊琳:今回上演の第一部は和物のレビューショー、第2部は洋物のレビューショーの豪華2本立てでお届け致します。松竹座・南座を経て、さらにさらに熱い心で熱くお届けできるように団員一同、お稽古に邁進してまいりたいと思います。今回の8月7日から11日のレビュー『夏のおどり』でOSK人生最後の舞台となっております。この気持ちをお客様皆さまと共有し、かけがえのない時を一日一日大切に過ごして参りたいと思います。

舞美りら:OSK舞美りらとしてご挨拶させていただくのは、これで最後なんだと、今、皆さまのお言葉をお聞きしながら実感いたしておりました。卒業するまで1ヶ月と少しになってまいりました。1分1秒無駄にすることなく大切に過ごしてまいりたいと思いますし、OSK人生15年の集大成を皆さまにお届けできるように、最後の最後まで自分自身と向き合って戦って参りたいと思います。

千咲えみ:今年の『夏のおどり』は、東京出身の私が大阪の文化、そして大阪の誇らしい劇団に魅了されたように、多くの方に興味を持っていただき、その方々が今度はOSKの虜になっていただける、 そんなステージを目指して頑張って参りたいと思います。

華月奏:楊さん、一期下の りら の卒業公演ということで、今横から、ふたりの顔を本当に晴れやかだなと思いながら見ておりました。ふたりの最後の公演となりますが、お客さまにお届けすることを第一に、私もしっかりサポートしながら、楽しんで頂ける舞台を精一杯お届けして参りたいと思います。

翼和希:この作品は松竹座で公演させていただいており、そこで得たもの、見つかった課題を、またこうして東京の新橋演舞場という舞台でお届けできることが本当に嬉しく思っております。常に芸のことに対して貪欲な上級生の方々の背中を最後まで追いかけ続けて、私も上級生の方々に負けないように、芸に貪欲に、自分も成長できるように、千秋楽のその日まで、手を抜かず気を抜かず走り抜けたいと思います。

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連続テレビ小説『ブギウギ』で注目を集めたことについては、出演していた翼和希が「放送直後から、OSKを新たに知ったというお声をたくさん頂戴しまして、そこから劇場に足を運んでくださる方々をたくさん拝見して、それが1番嬉しく思っております。大阪にこんな劇団があったのを知らなかった。なんで今まで見てなかったんだという声を頂戴することも増えたので、嬉しいのと同時に、そういう感動をお届けできていることに、とても感動しましたし、やはりそれを続けていきたいし、もっと皆様にも知っていただきたいっていう思いもできたので、頂いた影響を何倍にしてもお返しできるように精進していきたいと思いました」と、意気込みを見せていた。

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OSK日本歌劇団 レビュー 夏のおどり
会場 新橋演舞場
日程 2024年8月7日(水)~11日(日)
https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202408_osk/