ミュージカル「アメリ」が5月18日、天王洲 銀河劇場にて開幕! 同日、公演前に初日会見と公開ゲネプロが行われた。
2001年に公開された大ヒット映画『アメリ』。映画を基にミュージカル『アメリ』が2017年ブロードウェイで上演された。そのミュージカルが日本で初上演。昨年AKB48を卒業した渡辺麻友が、ヒロイン・アメリを演じる。
初日会見には、アメリ役の渡辺と、アメリが恋に落ちるニノ役の太田基裕、演出を務めた児玉明子氏が登壇。
開幕を迎え、渡辺は「ついに幕が開きます。1年半ほど前に初めてお話をいただき、まだまだ先だなと思っていたらあっという間に、いよいよ今日初日を迎えます。今は、緊張と不安とドキドキと楽しみの、いろんな気持ちが入り混じっていますが、最高の舞台をお届けできるよう一生懸命頑張りたいと思います」と意気込み、「日本初演ということで、本当に素晴らしいキャスト・スタッフが集い、素敵な作品になっています。観るととても心があたたかく幸せな気持ちになる作品です。皆さま、ぜひ劇場でご覧ください!」とメッセージを伝えた。
太田は、「お客様に『アメリ』という作品の世界観を楽しんでいただき、一緒に共有しながら素敵な舞台になるといいなと思っております。頑張ります!」とコメント。
児玉氏は、「映画『アメリ』の世界観を舞台でどうわかりやすくお客様にお届けできるか、キャスト・スタッフ一同、力をあわせて頑張ってきました。観終わった後、幸せな気持ちになったり、優しい気持ちになったり、元気をもらえる舞台になっています」と自信をのぞかせ、渡辺の頑張りにも言及。「初舞台・初主演・初ミュージカルの渡辺麻友ちゃんが、本当に成長したなと。初めての稽古から昨日の舞台稽古までを見て本当にそう思っていますが、これから公演を重ねるごとにもっともっと成長していくと思いますので、その成長ぶりも見どころだと思います」とエールを送った。
AKB48の看板が外れて、一人の女優としてのスタートを切った今の心境について、渡辺は「正直に言うと、不安の方が少し大きいです。(AKB48時の)総選挙の時とは全く違う緊張感ですが、同じくらい緊張しています。でも、舞台は生ものですし、自分自身が楽しむことも大事だと思うので、その気持ちを忘れずに頑張ります」と力を込める。
映画版ではキスシーンがあるが、今回の舞台でもキスシーンがあるのかと質問されると、「それは幕が開いてからのお楽しみということで。でも、映画を忠実に細かく再現していますので・・・(笑)」と微笑んでいた。
<ゲネプロ>
アメリは、想像力は豊かだけれど、周囲とコミュニケーションを取るのが苦手な女の子。幼い頃から空想の世界で一人遊びをしていた彼女は、22歳になりパリ・モンマルトルのカフェ“ドゥ・ムーラン”で働く今でも街の人々を観察しては想像を膨らませて楽しんでいた。
そんなアメリは、ある出来事をきっかけに周りの誰かを“ちょっとだけ幸せにする”いたずらに喜びを感じるようになる。ある日、他人の証明写真をコレクションしているニノに出会い、恋に落ちてしまう…。自分の幸せには内気なアメリの恋のゆくえは・・・。
場面ごとに変わるアメリの衣装にも注目! 映画ともブロードウェイミュージカルとも一味違う、新たな視点で紡がれる『アメリ』の世界が舞台の上で展開されていく。
ミュージカル『アメリ』
日程:<東京公演>2018年5月18日(金)~6月3日(日)
<大阪公演>2018年6月7日(木)~6月10日(日)
会場:<東京公演>天王洲 銀河劇場
<大阪公演>森ノ宮ピロティホール
【チケット】
<東京公演>S席11,000円/A席8,500円(前売・当日共/全席指定・税込)
<大阪公演>9,500円(前売・当日共/全席指定・税込)
原作:『アメリ』(ジャン=ピエール・ジュネとギヨーム・ローランによる映画に基づく)
キャスト:渡辺麻友
太田基裕 植本純米 勝矢 伊藤明賢 石井一彰 山岸門人 皆本麻帆 野口かおる 叶 英奈(Wキャスト) 藤巻杏慈(Wキャスト) 明星真由美 池田有希子 藤木 孝
脚本:クレイグ・ルーカス
音楽:ダニエル・メッセ
歌詞:ネイサン・タイセン&ダニエル・メッセ
翻訳・訳詞:滋井津宇
演出:児玉明子
音楽監督:斉藤恒芳
企画・製作:ネルケプランニング
©ミュージカル『アメリ』製作委員会2018
公式サイト:http://musical-amelie2018.com/
公式Twitter:https://twitter.com/musical_amelie