2016年ミュージカル『アニー』子役28名が決定！河内桃子&池田葵がWアニーに！

in Report(STAGE/MUSICAL), STAGE/MUSICAL · 2015/11/25

2016年4月25日（土）から東京・新国立劇場で上演される丸美屋食品ミュージカル『アニー』のオーディション合格者発表が、11月23日、日本テレビ麹町ビルにて行われ、主人公のアニー役に河内桃子と池田葵がダブルキャストとして決定した。

ミュージカル『アニー』は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー（小さい孤児アニー）」をもとに、1977年にブロードウェイで誕生。日本公演31回目を迎える今回のオーディションでは、初の名古屋・福岡オーディションも開催され、約9,000人の応募者の中から、アニー役をはじめ計28名の子役が選出された。

会場では最終審査に残った子供たちの親御さんや、2015年公演に出演した子役たちも応援に駆けつけ、緊張感が張り詰めるなか合格発表が始まった。演出家のジョエル・ビショッフ氏から合格者の名前が発表されると、驚きの声と悲鳴にも似た歓喜の声が上がる。喜びに涙する子もいれば、役を逃して悔し涙を流す子も。オーディションにかけてきた子供たちの思いが溢れかえっていた。

4回目の挑戦で見事に主役を勝ち取った河内は、「念願のアニー役になれて、すごく嬉しいです！自分の力を一気に全てを出し切ることが出来ました」と喜びを表し、「すごく嬉しくて泣いちゃいました」と照れた笑顔をみせた。

一方の池田は、3回目で合格。「絶対に受かるんだ！という気持ちと、練習してきたことをそのまま出せて、笑顔で頑張ることができたことが合格につながったと思います」と胸を張った。

合格のご褒美は？と聞かれると、「実は、『合格したら家族で箱根旅行に行こうね』と言われていたんです」と河内。池田は、「受かったことが私のご褒美です！」と満面の笑みを浮かべた。
アニーのことが大好きだという二人。河内は、「東京だけでなく地方も回るので、茨木の洪水や東日本大震災などで傷ついている人を力づけて元気にしたいです。いつも明るく笑顔で頑張ります」と意欲をみせ、池田は、「一生懸命練習して、一歩でもアニーに近づけるように頑張ります」と目を輝かせた。