「ジャンプスクエア」(集英社刊)に連載中の人気コミックス、加藤和恵原作『青の祓魔師』が、2012年、2014年に続いて三度の舞台版が上演される。8月5日の初日を前に、同日昼に囲み取材が行われ、ゲネプロが公開された。
© 2016 加藤和恵/集英社・舞台「青の祓魔師」プロジェクト
【囲み取材】 登壇者……奥村燐役:北村 諒、奥村雪男役:宮崎秋人、脚本・演出:西田大輔
「『京都紅蓮篇』の名前の通り、すごく熱い物語になっています」という北村 諒。
「演じる奥村燐役になりきって話をしてみて」という取材陣のむちゃぶりにも即対応。瞬時に表情を変えた。
「オススメのシーンはセリフが無いところ」という答えをしたのは宮崎秋人。「しゃべってないで何かをしている時というのが、一番雪男が素直な時間だと思うので、そこを注目して観ていただきたい」と思いがけない見どころを教えてくれた。
脚本・演出:西田大輔のは北村に対して「主演にあたり、今までと全く違う心持ちで臨んでもらっていたなと。もともと一生懸命でまっすぐな奴なんですが、そこに責任が加わって、より大人に近づいて男前になってきたな」と確かな成長を感じている様子。初めて組む宮崎については「センスのいい、これからの将来を担う魅力的な俳優」と大きな期待を寄せている。
また、2017年1月25日にはBlu-rayとDVDの発売も決定している。
このふたりが主演をつとめる舞台「青の祓魔師」京都紅蓮篇に、期待が高まる中、ゲネプロの幕が開いた。
【ストーリー】
魔神の血を引く少年・奥村燐は祓魔師である弟・雪男の指導の下、祓魔塾で仲間たちと訓練に励んでいる。ある時、正十字学園最深部に封印されていた「不浄王の左目」が奪われる。さらに京都出張所に封印されている「不浄王の右目」も何者かの襲撃を受け、燐たち祓魔塾生は霧隠シュラを隊長に増援部隊として京都へ向かう。犯人の目的は、江戸時代に数万人を殺したという悪魔「不浄王」の復活だった―!かつてない危機に陥った京都を救うことができるのか!?
【ゲネプロ】
「マジックか?!」と思うオープニングから「あっ」と思わせるサプライズが散りばめられる舞台を
キャラクターそのままのキャストが生き生きと駆け抜ける
アクション・殺陣の迫力と共に押し寄せるような圧巻の展開と
丁寧な人物描写と共で描いていく。
幕間休憩15分を挟んで、京都の深い闇を感じさせてくれる怒涛の2時間50分。
舞台「青の祓魔師」
公演日 2016年8月5日(金)~8月14日(日)
会場 Zeppブルーシアター六本木
スタッフ
原作・脚本協力:加藤和恵(集英社「ジャンプスクエア」連載)
脚本・演出:西田大輔
音楽:澤野弘之(「青の祓魔師」オリジナルサウンドトラック)
挿入歌:「CORE PRIDE」「REVERSI」UVERworld(gr8!records)
「IN MY WORLD」ROOKiEZ is PUNK’D
キャスト
奥村 燐:北村 諒 奥村雪男:宮崎秋人 / 勝呂竜士:山本一慶 志摩廉造:才川コージ
三輪子猫丸:土井裕斗 杜山しえみ:前田希美 神木出雲:加藤雅美 / メフィスト・フェレス:鮎川太陽 霧隠シュラ:安枝 瞳 / 宝生 蝮:田野アサミ 志摩柔造:林田航平
志摩金造:松村龍之介 / 藤本獅郎:唐橋 充 勝呂達磨:光宣 志摩八百造:増澤ノゾム
/ 藤堂三郎太:松風雅也
制作:Office ENDLESS
主催:舞台「青の祓魔師」プロジェクト(アニプレックス/イープラス/TOKYO MX/Zeppライブ)