鉄道を擬人化した大人気コミック『青春鉄道』(あおはるてつどう)を 原作としたミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』、通称「鉄ミュ」待望の第二弾が11月9日(水)に幕を開けた。
初日前に囲み取材と公開ゲネプロが行われた。
(左から 長野新幹線 役:板垣李光人 東武東上線・信越線 役:高崎翔太
東海道新幹線 役:永山たかし 東海道本線 役:鯨井康介 上越新幹線 役:田中涼星 )
~信越地方よりアイをこめて~というサブタイトルのついた今回の公演。
永山が「上の方(北日本方面)に話がいく、新幹線が多いのが見どころ。長野新幹線が北陸新幹線になるのも大きな見どころ。全体として成長物語になっていくこと、走り続ける東海兄弟、一人2役も見どころです」
鯨井は「見どころは兄さん(=永山)。兄が大好きな(東海道)本線です!)」「作品の中に引き込める1人して精一杯やっていきたい。
田中は「見どころは、まず何も来ていない。裸の上に(ジャケットを)羽織るというところ」と言葉でもアピール。会見ではそのスタイルが注目を浴びたが、本編ではもっと楽しい、田中の姿が登場。あるいみ、本公演の目玉キャラとなっているのだが、それは観てのお楽しみだ。
舞台初出演となる長野新幹線役の板垣李光人が、「延伸途中ということで子供です。上越のもう一つの成長を」と述べると「しっかりしてる~」の声が上がった。その板垣を愛しい目つきで見つめるのは信越線 役を初めてやる高崎翔太は、前回からの東武東上線との2役。「前回を評価して頂いての2回目。良い意味で裏切っていきたい」と真面目なコメントも出たが、「長野新幹線の板垣さんが可愛くて、悶絶すると思います」と板垣に抱きつきっぱなし。だが、板垣から「一番好きなのは永山さん」と言われてショック!でもすぐに「追いかける役ですから」とすばやい立ち直りで笑顔を見せた。
【ゲネプロ】
原作好きや鉄道好きはもちろん、鉄道に詳しくなくても鉄道に興味がわいてしまうショートストーリが次々展開する『青春-AOHARU-鉄道』。
キャストたちのなりきりぶりに、笑いも満載。だがちょっと切ないストーリーや、ピリ辛の現実もちりばめられて、ノンストップの2時間。
心を持っていかれる時間となる。
東京公演は11月13日(日)まで。その後、11月18日(金)~20日(日)には 新神戸オリエンタル劇場にて上演される。
ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』2~信越地方よりアイをこめて~
■原作:『青春鉄道(あおはるてつどう)』
(KADOKAWA/コミックウォーカー・月刊コミックジーン連載中)
■原作者:青春(あおはる)
■脚本:演出・作詞:川尻恵太(SUGARBOY)
■音楽 あらいふとし +ミヤジマジュン
■振付 EBATO
■公演日程:【東京】11月9日(水)~13日(日) AiiA 2.5 TheaterTokyo
【神戸】11月18日(金)~20日(日) 新神戸オリエンタル劇場
■チケット:好評発売中!全席指定席・サイドシート ¥6,500
■出演:永山たかし 滝川英治 Kimeru/鯨井康介 高橋優太 高崎翔太
稲垣成弥/渡辺コウジ 橋本汰斗 石渡真修 岩 義人 神里優希
田中涼星 眞嶋秀斗 板垣李光人