深掘未来、初演技＆舞台に意気込み！「僕らしさ全開の忠清を務めたい！」「BALLISTIK BOYZメンバーの思いも背負って頑張ります！」『音楽朗読劇 アシガール』インタビュー！

累計部数440万部突破！漫画家・森本梢子の人気コミックを初めて朗読劇化した「音楽朗読劇　アシガール」が8月5日（土）＆8月6日（日）(全3回公演)が、TOYOSU PITに開催される。

本作は足が速いことだけがとりえの女子高生・唯がうっかり戦国時代にタイムスリップしたことから始まる物語。そこで出会った愛しい若君こと羽木九八郎 忠清と恋に落ち、彼を守るために足軽になって奮闘する姿を描くタイムスリップ・ラブコメディ！

7人組ダンス＆ボーカルグループ BALLISTIK BOYZとして活動する深掘未来が、今回若君役として舞台・演技ともに初挑戦する。新しい体験に意欲を見せる彼に話を聞いた。（深掘未来は8月6日(日)昼の部に出演）

― これまで演技経験がほとんどなかったそうですが、出演が決まったときのお気持ちはいかがでしたか。

中学生の頃に1回だけ舞台に出させてもらったことありますが、それも少しだけでしたし、ほとんど初めて演技する状態でお話をいただいたので、単純に凄くびっくりしました。お声をかけていただいて凄く嬉しい気持ちと同時に不安な気持ちもありましたが、こんな名作の朗読劇をやらせていただくからには、全力で頑張りたいと思いました。

― 出演が決まったとき、BALLISTIK BOYZのメンバーの皆さんから何か声がかかりましたか？

みんなから「頑張って！」と言われました。情報が解禁された日に、メンバーそれぞれがSNSでも「未来！頑張れ！」と宣伝してくれたので、凄く嬉しかったです。今回の舞台を機に僕個人もそうですが、少しでもBALLISTIK BOYZを多くの方に知っていただければと思いますし、僕はメンバー6人の思いも背負って頑張ります！

― 原作はもちろん、ドラマ化もされた大人気作品なので、プレッシャーも大きかったと思いますが、台本を読まれたときの感想をお聞かせください。

台本を読んで、あらためて本当に大事な役に選んでいただいたんだなと感じました。現実と戦国時代を行き来するお話なので、これを演じるとなると色々と難しいだろうなと思いましたが、まずは役になりきろうと。忠清は仲間や周りの人を思う熱い男。責任を持って朗読させていただきたいと、気持ちが引き締まりました。

― セリフ回しも難しそうです。練習が始まったそうですが手応えはいかがですか？

セリフが現代語ではないので難しいですね。どう話していいのか分からないときは、（演出の）岡本さんに指示をいただいて修正しながら臨みました。朗読劇なので、体に動きや仕草がない分、自分が考えている何倍も言葉で表現しないといけないと感じました。

これから仕上げていかなくてはいけない部分はたくさんありますが、ずっと1人で台本を読むことしかできなかったので、やっと他の出演者の方とやりとりをして会話になって、少しずつ形になっていき、より本気で向き合って頑張らなければいけないなと気合いが入りました。本格的に稽古が始まって不安だった部分が少しずつ解消されていく感じもあります。

― 動きがないからこそ、言葉と音楽によって観る方々が自分の頭の中で膨らませることができるのかもしれませんね。

はい、その通りだと思います。

― あと、音楽の相乗効果もあると思います。

生バンドですし、やっぱり話を聞く上で音楽があった方が絶対に想像が豊かになって、世界観も広がると思います。自分もミュージシャンとして活動しているので、音楽はとても身近なものですし、観に来てくださった方々に、音楽を感じていただきながら物語の世界観を届けられると思います。

― かっこいい若君役ですが、ご自身と似てると思うところはありましたか？

僕も普段は7人グループで活動しているので、仲間意識は凄く高いです。なので、仲間や自分の周りの人を思う気持ちの熱さは忠清と似ていると思います。

― 今回は1回の出演でもっと観たい！というファンの皆さんの声が聞こえてきそうです。これから俳優のお仕事もやっていきたいですか？

個人的には俳優のお仕事に凄く関心がありますし、音楽以外でも表現する機会があれば嬉しいです。メンバーの前でモノマネをしてみたりして、人を笑わせるのも好きなんです。今回初めて俳優のお仕事をいただきましたが、もっともっと成長していけばもっと欲が出てくるかもしれません。今作を機会にぜひ続けていきたいです。

― BALLISTIK BOYZの活動についても少しお話をお聞かせください。昨年はタイで武者修行をされたりと、ますます活躍の幅を広げていらっしゃいますが、タイはいかがでしたか？

タイへはまったく未知の状態で行きました。どこかで日本の方が最先端をいっているという偏見があったのですが、全然そんなことはなかったです。僕は音楽もエンタメもどちらかというとアメリカに近いと感じました。凄くノリがいいんです。街並みもカッコいいし、タイに行って学んだことはとても大きかったですし、これまでの活動のシェアが広がって貴重な経験になりました。

― タイではPSYCHIC FEVERの皆さんもご一緒されました。後輩となる彼らにライバル心はありますか？

EXILE_TRIBEの中で、BALLISTIK BOYZが初めて全員がマイクを持って（歌う)というグループになって、次にPSYCHIC FEVERも全員が歌うグループとしてデビューしました。彼らはヒップホップ色が強いですし、凄く楽曲もいいので、ライバルとして気になる存在でもあります。今回、タイに一緒に行ったことで、彼らのことを凄く知ることができて、ライバルではありますが本当に互いを応援し合える関係にもなれました。それぞれのスタイルで世界を目指して夢を叶えていければいいなと願っています。でも、やっぱり負けたくないですね(笑)。

―　今回の舞台も同じ役をトリプルキャストで上演します。やはり意識されますか？

意識しないと言ったら嘘になりますが、絶対的に僕が演技経験少ない中で出演オファーをいただいたので、他のお二方にも負けないように頑張るしかないです。自分の公演は僕らしさ全開で、僕にしかできない忠清役を務めたいと思います。

― それでは本作にちなんで、もし深堀さんがタイムマシン乗れたとしたら、未来と過去のどちらに行きたいですか？

僕は過去です。その理由は、未来が見えてしまったらやっぱり面白くないから。未来がわからないこそ夢が生まれて目標ができて、いま頑張れるので。

― どのくらい前の過去に行ってみたいですか？

僕は14歳から17歳ぐらいまでニューヨークに留学していたんですけど、もっともっと現地の方々とコミュニケーションとっていればよかったなと思うところがあるので、その頃緒に戻ったら、自分に「シャイになるな！」と言ってやりたいです。

― シャイなんですか？(笑)

人見知りもあるのですが、アメリカの方々ってとても積極的にコミュニケーションを取ってくれるんです。僕も行ったばかりのときはあまり英語を流暢に話せなかったので、遠慮しがちで。今思うとそういうところを取っ払って、もっと積極的にコミュニケーションが取れていればもっと友達もできたと思いますし、それによって英語がさらに上手くなっていたかなと･･･。

― 未来はまだまだ続きますから、これからもたくさん経験できると思います。今回の出演もその経験の一つだと思います。それでは今作の見どころを深掘さんの視線からお聞かせいただけますか？

結婚やその相手も今の時代のように自由にならない戦国時代。若君様”の忠清の前に、他の人たちとは違う意見を言う女の子がいきなり現れて恋に落ちていくという物語がすごく、感慨深いです。そして、それぞれの時代を生きる中でそれぞれのライフスタイルを気にしなければいけない葛藤がありながら、周りの人や仲間への熱い気持ちというものをこの物語を通して、感じていただければ嬉しいです。あと、ロマンチックな場面もありますので、シャイながら(笑)、ちゃんと皆さんにお届けできるように頑張ります！

【深掘未来】
1999年7月1日生まれ。東京都出身。
2019年にメジャーデビューした7人組ダンス＆ボーカルグループBALLISTIK BOYZ のボーカル担当。

撮影：ナカムラヨシノーブ

「音楽朗読劇 アシガール」
脚本・演出：岡本貴也
音楽監督：土屋雄作
演奏：中原裕章／まきやまはる菜／鈴⽊梨花⼦

公演日程／出演キャスト：
◎2023年8月5日(土)17時45分開場 18時30分時開演
【キャスト】速川 唯:本田望結/羽木九八郎 忠清役:増田俊樹
速川 尊：峯⽥大夢／松丸阿湖：尾崎由⾹／⽻⽊成之：熊⾕健太郎
◎2023年8月6日 (日) 11時45分開場 12時30分開演
【キャスト】
速川 唯:紺野彩夏/羽木九八郎 忠清役:深堀未来(BALLISTIK BOYZ)
速川 尊：新 祐樹／松丸阿湖：中島 愛／⽻⽊成之：⼭下誠一郎
◎2023年8月6日 (日) 17時15分開場 18時開演
【キャスト】速川 唯:紺野彩夏/羽木九八郎 忠清役:草川拓弥(超特急)
速川 尊：梅田修一朗／松丸阿湖：小市眞琴／羽木成之：橘 龍丸

会場：TOYOSU PIT（東京都江東区豊洲 6‐1‐23）
チケット情報：全席指定 11,000 円(税込)
https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=695500
原作：『アシガール』 森本梢⼦ （集英社「ココハナ」連載）
主催・企画・製作：カルチュア・エンタテインメント株式会社
制作：株式会社アハバ クリエイティヴ パーティー
イベントプロモータ：８０８株式会社
©森本梢⼦／集英社 ©Culture Entertainment Co.,Ltd.

公式サイト：https://culture-pub.jp/ashigirl/
公式 Twitter： @ce_butai

【『アシガール』あらすじ】
速川 唯は、遅刻・忘れ物・居眠りの常習犯で、恋愛にもオシャレにも関心がないぐうたら⼥⼦⾼⽣。なんの目標もなくなんとなく過ごしていたある日、弟の尊がつくったタイムマシンをうっかり起動させてしまい、戦国の世へ…!?

【原作情報】
『アシガール』(集英社) 全 16 巻 好評発売&配信中！
https://cocohana.shueisha.co.jp/story/morimoto/ashigirl/

続編『たまのこしいれ 〜アシガール シーズン 2〜』もココハナ（集英社）で連載中
https://cocohana.shueisha.co.jp/story/morimoto/tamano/

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