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ついに本日初日!! ミュージカル 『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』【動画】プレスコール&メインキャスト囲み取材 プレビュー公演レポ

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2005年に映画の製作者とエルトン・ジョンによって生み出され、世界中で100万人以上が観たミュージカル 『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』が、ついに日本でも7月19日からのプレビューを経て、7月25日に日本初演を迎える。
1,346名の中から選ばれた5人のビリーがどんな演技を見せるのか、注目のプレスコールと、囲み取材が7月21日に行われた。

物語は・・・
イギリス東北部、炭鉱町で育った12歳のビリーが主人公。
1980年代サッチャー政権下の炭鉱の労働ストライキを背景に、ダンスに目覚めた少年ビリーの姿を追う。

公開されたのは歌と踊りを中心として4つの場面。

①ボクシングクラスの後、練習場に残っていたビリーが、偶然バレエクラスに参加する場面。
♪Shine
ビリー:木村咲哉 ウィルキンソン:島田歌穂

②ビリーと親友マイケルが「自分を表現して何が悪いの?!」と歌い踊る場面。
♪Expressing Yourself
マイケル:持田唯颯   ビリー:未来和樹

③バレエを禁止されて怒りをタップダンスで表現するビリー
♪Angry Dance
ビリー:前田晴翔

④アンサンブルの素晴らしい踊りと振付がエネルギッシュに光る場面
♪Solidarity
ビリー:加藤航世  ウィルキンソン:柚希礼音

プレスコール終了後、吉田鋼太郎、益岡徹、柚希礼音、島田歌穂と5人のビリー役が、19日から始まったプレビュー公演の感想と初日を4日後に控えた心境を語った。

吉田鋼太郎、益岡 徹、柚希礼音、島田歌穂
加藤航世、木村咲哉、前田晴翔、未来和樹、山城 力

 

その後、7月23日にプレビュー最終公演を観劇した。
この日のキャストは、ビリー役に加藤航世、ビリーの父に益岡 徹、バレエの先生・ウィルキンソン役に柚希礼音、ビリーの祖母に根岸季衣、ビリーの兄に中河内雅貴、成長後のビリーに大貫勇輔というキャスト。

なんと、開演したのか、してないかの時点で、もう胸をキューッとつかまれてしまった。
リトルボーイ(桜井 宙)がカワイすぎる!! 反則だ!!(笑)

やはりビリーは素晴らしい。バレエ、タップ、アクロバット・・・・そのキレとエネルギーがダイレクトに伝わってくる!
日本人にはわかりにくいサッチャー政権下での炭鉱についての問題も、もうひとつの軸として興味深く描かれ、そのエネルギーはアンサンブルの迫力あるダンスとなっていく。

映画も素晴らしかったが、ミュージカルとしてエルトン・ジョンの音楽が、またスゴイ。
ビリーとビリーの親友・マイケル(古賀 瑠)が揃ったダンス「♪Expressing Yourself (自己表現)」には、大人の心も解き放り希望を灯してくれる魔法を感じ、 祖母の歌う人生の歌は、女性の一生を走馬灯のように描き出す。
その魔法に魅入られ、時が経つのを忘れる…。

まだ1幕なのに、客席からは涙をこらえる、こらえきれずすすり上げる音が…。
1幕と2幕の間の休憩時間には、すでに「5人全員のビリーが見たい」と興奮気味に話す声があちこちから聞こえてきた。
できれば4人のマイケルも全部見たい!

8月以降のキャストスケジュールには、ビリーとマイケルも記載されているので、その希望は実現可能のようだ。

そして物語は終盤の大きな盛り上がりへ。

本日7月25日から、ついに初日を迎えるミュージカル 『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』。
本公演には、プレビューとはまた違った熱が生まれるだろう。
カーテンコールでは割れんばかり拍手、スタンディング・オベーションで盛り上がるに違いない。

公演は10月1日まで赤坂ACTシアター。
10月15日(日)から11月4日(土)まで、梅田芸術劇場メインホールにて。

公式HP http://billyjapan.com/