小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が主演の朗読劇「芸人交換日記」が、1月6日、東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにて開幕! 同日、マスコミに向けて公開ゲネプロを実施され、その後行われた囲み取材に小森隼、ナイツ・塙、森田想、脚本と演出を担当した鈴木おさむが出席した。
LDHが贈る新たな朗読劇、『BOOK ACT』。昨年9月に公演を行った「もう一度君と踊りたい」に続き、2020年1月6日より公演される「芸人交換日記」にGENERATIONS小森隼が初舞台で、初主演として挑む。
2011年に「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」(著者/鈴木おさむ)の出版され、田中圭・オードリーの若林で舞台化、2012年4月には「月刊ヤングマガジン」で連載がスタートし単行本化(全4巻)もされた同作。2013年3月には内村光良監督、伊藤淳史主演、小出恵介、長澤まさみらが出演で映画化もされている。
本作は、結成から10年間、売れない芸人コンビ・イエローハーツの田中と甲本を主人公に、ある時、甲本の提案により、コンビ同士で言いたいことをすべて言い合う交換日記を始めるという話。芸人同士のリアルな悩みや葛藤が、楽しく、おもしろく、そして悲しく描き出される。
小森隼が「田中」を、相方「甲本」は公演ごとに今、人気の芸人が演じて朗読。初日は、ナイツ・塙、2日目は三四郎・相田、アルコ&ピース・平子、最終日はANZEN漫才・みやぞん、EXIT・りんたろー。5人が公演ごとに小森隼と一日限りのイエローハーツを結成する。
本番さながらに行われた公開ゲネプロでは、朗読でありながら、小森と塙のやり取りの間、感情の交錯に臨場感が溢れ、彼らの気持ちに聞き手の心が奪われていく。最初は淡々と始まる交換日記・・・、そして彼らの葛藤に心が締め付けられ、最後には知らぬ間に涙が頬をつたっていた。
ゲネプロ後に行われた囲み取材で、鈴木は「夢をあきらめた芸人を題材に、いろんな芸人さんの亡霊や、昔の出来事を含め彼らの気持ちをまとめてみました。出演する芸人さんがみんな『自分のことを書いてくれているんじゃないか?』と言うほどリアルみたいです」と話し、「そんななか、(田中役は)小森くんが適役じゃないかと思ったんです」と小森に白羽の矢を当てたことを吐露。
初舞台にして初主演を果たした小森は「不安もありましたが、ぜひチャレンジしたいと思いました」とキッパリ。普段はステージ上でキレキレのダンスをパフォーマンスしているが、今回は動きはなし。「全然動かないのも初めて。緊張するし、立っているだけでも足踏みをしたくなるくらい落ち着かなくて」と慣れない行動に戸惑いを隠せない様子。
さらに、今回はトレードマークの金髪も封印した小森。「デビュー以来7年ぶりに黒髪にしました」と明かし、周りから「黒髪も似合うよ」と言われるも、「いや~、もう服を着ていない気分です。でも、3日間はこれで頑張ります!」と照れながらも、意気込みを見せた。
初日にタッグを組んだ塙は「(物語に)芸人にはグっとくるポイントがいくつかあるんです。特に『売れてもつらい』というセリフが個人的には刺さった。兄貴(芸人はなわ)が先に売れたんですが、僕に『もうやめろ!』って言ったんです。その時『売れてもつらいから、お前に同じ思いをさせたくないんだ』と言われて」と自身の経験と合わせ、「マジで泣きそうになりました」と言いつつ、「でも泣きませんけどね(笑)」とつけ加え、鈴木から「なんでだよ。泣いたっていいんだよ!」とツッコミを入れられる一幕も。
甲本の妻・久美、娘役を演じる森田は、「私は毎日笑わせてもらっています。皆さんも楽しんでもらえれば」とコメントし、「芸人さんたちの一人ひとりのニュアンスが小森さんと調和しています」と見どころもアピール。
小森も「稽古の時からアドリブの部分があって、5人全員が違うんです。漫才もあるんですが、全員違うイエローハーツが見られます」と続け、「漫才では、掛け合いの難しさを感じました」と告白。そんな小森に、塙は「僕の初めての頃より全然上手ですよ」と太鼓判を押していた。
さらに、昨年末にGENERATIONSとしてNHK紅白歌合戦に初出場した反響を問われると、「家族から『おめでとう』と言われました。母親からは『泣きました』とLINEがきて。お正月に会った人が全員『観ました』って言ってくださって、皆さんに応援してもらえているんだなと感じました」と答えていた。
なお、『BOOK ACT』第2弾 朗読劇「芸人交換日記」は、1月6日~8日の3日間の5公演行われ、2月には、「LDH PERFECT YEAR 2020」の公演として、『BOOK ACT』第3弾公演の開催も決定! LDH所属のアーティストや俳優、モデルなど、総勢36名が出演する。
『BOOK ACT』第2弾 朗読劇「芸人交換日記」
【公演スケジュール】
1/6(月) 19:00開演
1/7(火) 14:00開演 / 18:00開演
1/8(水) 14:00開演 / 18:00開演
※開場は開演30分前になります。
※開場時間・開演時間は変更になる場合がございます。
※都合により興行内容の一部を変更する場合がございます。
【会場】
恵比寿ガーデンホール
【出演】
◆田中役:小森隼
◆甲本役:
1/6(月) 塙宣之(ナイツ)
1/7(火) 14:00の部:相田周二(三四郎) / 18:00の部:平子祐希(アルコ&ピース)
1/8(水) 14:00の部:みやぞん (ANZEN漫才) / 18:00の部:りんたろー。(EXIT)
◆久美・黄染役:森田想
【脚本・演出】
鈴木おさむ
【チケット料金】
全席指定 ¥6,500(税別)
※6歳以上有料、5歳以下入場不可
『BOOK ACT』第3弾公演
【日程】
東京公演:2/5(水)~2/16(日)/日本青年館ホール
兵庫公演:2/18(火)~2/23(日・祝)/兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【出演】
●「もう一度君と踊りたい」(脚本・演出/鈴乃音)※再演(2019年9月上演、第1弾BOOK ACT)
佐野玲於、関口メンディー、陣、RIKU、与那嶺瑠唯、山本彰吾、岩谷翔吾、浦川翔平、藤原樹、長谷川慎、鈴木昴秀、佐藤大樹、澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人
★劇中歌:数原龍友
●「芸人交換日記」(脚本・演出/鈴木おさむ)※再演(2020年1月上演、第2弾BOOK ACT)
小森隼、中務裕太、青柳翔、鈴木伸之、町田啓太、SWAY、八木将康、佐藤寛太、佐藤晴美、坂東希、石井杏奈、山口乃々華、Dream Shizuka
●「ヒーローよ 安らかに眠れ」(脚本・演出/鈴木おさむ)
橘ケンチ、黒木啓司、NESMITH、NAOTO、白濱亜嵐、関口メンディー、天野浩成、勝矢、佐田真由美
★劇中歌:EXILE ATSUSHI 書き下ろしオリジナルソング
■「LDH PERFECT YEAR 2020」の公演の詳細
LDH公式HP:http://ldh-liveschedule.jp/