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「ダンガンロンパ THE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~」のゲネプロ&囲み取材

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日本青年館・大ホールにて、10月29日(水)~11月3日(月・祝)まで上演される舞台『ダンガンロンパ THE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~』のゲネプロ(公開稽古)と囲み取材が公演前日28日(火)、同所にて行われた。

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本公演は、スパイク・チュンソフトのハイスピード推理アクションゲーム「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」を舞台化したもの。ゲネプロ前の囲み取材に本作で演出を担当するお笑い芸人NON STYLE・石田明と主演の本郷奏多、神田沙也加ら出演者が演じるキャラクターの衣装で登場、総勢16名が勢揃いした。

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主人公、“超高校級の幸運の持ち主”苗木誠を演じた本郷奏多は「本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。われわれ一同、原作を勉強しながら、みんなで一つの作品を一生懸命作り上げ、すごくいいところに着地できたと思います。一つの舞台としても見応えのある作品として、(原作の)イメージも大切にし、両立したものができたと思います。石田さんがみんなをまとめて引っ張ってくれて、みんなも(石田さんを)頼って作れたかなと。今日はフルパワーで演じさせていただきますので、皆さんよろしくお願いします」と座長として、力強く、意気込みを語った。

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“超高校級の占い師”葉隠康比呂役のダブルキャストを務め、演出を担当する石田明は「皆様、お越しいただきありがとうございます。“演出”という慣れない経験の中、頼りになる役者の皆さんに支えられて、ここまで迎えることができました。原作好きの方がほとんどで、皆さん(出演者)が原作を愛してくれているので説明もしやすく、わかってくれました。本当にいい話に、おもしろい話になったと思います。おもしろい舞台です!途中から皆さんの頑張りでちょっと涙腺が崩壊し始めましたが、本当にいい経験をさせていただきました。ぜひこの『ダンガンロンパ』たくさんの人に楽しんでいただきたいです!」と本公演をアピール。

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さらに演出について「本当にいろんな勉強ができました。ふだん漫才では知り得ないこととか、舞台の大切さ、スタッフさんの大切さなどを一から学んで、また、自分の芸人生活に戻ってくる感じですね。2008年の『M-1グランプリ』優勝以来の自分が成長したといえる1年になることは間違いないです。それくらい、“いい経験”ができています」と自信を示した。

また、「『ダンガンロンパ』というのはキャラクター自体がとても、しっかりしているので、その中(舞台)でキャラクターの良さを大事にしながら、キャストそれぞれの人間性なども出しつつ、『ダンガンロンパ』のゲームやアニメにはなかった世界観やルールを入れて…さらに、おもしろくなっていると思います!」と舞台の見どころをPRした。

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DSC_6314その後公開されたゲネプロでは、宣言通りの迫力の演技を見せつけたキャストたち。
苗木誠こと本郷奏多を中心に、学園での出来事が次々とテンポよく展開していく。中でも神田沙也加の演技には、自分の殻を完全に脱ぎ捨て、まるで江ノ島盾子が本当に神田では?と思わせるくらいに、観客の心を鷲掴みにする。

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DR 本郷奏多

DR 場面1また、声のみの出演にもかかわらず、みなを恐怖の世界に誘う大山のぶ代の演技力にも脱帽。個性豊かなキャラクターをそれぞれが演じきり、ゲーム以上のドキドキ体験に大興奮すること間違いなし。

なお、舞台『ダンガンロンパ THE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~』は、10月29日~11月3日まで日本青年館にて上演し、大盛況のうちに幕を閉じた。