7月4日、東京・ベルサール渋谷ガーデンにて舞台『ダンガンロンパ THE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~』制作発表会見が行われ、主演の本郷奏多、共演の神田沙也加、出演と演出を務めるお笑いコンビ「NON STYLE」の石田明が登壇。その他、岡本玲、小澤亮太、大沢ひかる、八神蓮、高木万平、松風雅也、藤江れいな(NMB48)、石田晴香(AKB48)、奥仲麻琴(PASSPO☆)、宮下雄也(RUN&GUN)、池端レイナ、大島なぎさ、山口ゆきえ(カーニバル)の豪華キャスト陣、シナリオ監修の小高和剛も顔を揃えた。
シリーズ累計60万本以上を販売、2013年にはテレビアニメ化もされた大ヒットゲーム、「ダンガンロンパ」が、初の舞台化。超一流の才能を持つ高校生が集う私立希望ヶ峰学園を舞台に “ハイスピード推理アクション”ゲームが繰り広げられる。
今や、人気実力とともに大注目の若手俳優、本郷奏多は、発売日に購入してプレイしていたというほど原作ゲームのファンだという。「苗木君を演じることができて嬉しいです」と喜び、「このゲームは、自分で考えてプレイするのが楽しいので、こちら(キャスト陣)のペースで見せていくのが難しい。観客のみなさんを置いてきぼりにしないで心をつかむことが大事。多くのファンの方に納得いただけるように、素晴しいステキな舞台にできるよう一生懸命頑張ります」と意気込んだ。
石田明は、「『なんでお前やねん』と思っているかもしれませんが、いい意味で期待を裏切っていきたい。普段の漫才の経験を生かし、スピード感あふれるエンターテイメントにしたいです。ゲームやアニメでは感じることのできない、舞台だからこそできる『ダンガンロンパ』」を期待してください!」と、初めての舞台演出にやる気満々。「そうそうたるキャスト陣ですが、普段からコントロールしにくい井上というヤツをコントロールしているので、何とかなるかなと思います(笑)」と言って、会場を沸かせた。
“超高校級ギャル”江ノ島盾子役を演じる神田沙也加も、原作の大ファンだと豪語。「この作品の舞台化を待っていて、やるならこの役しかない!と思っていました。ギャルだったことはないけれど、雑誌や渋谷の街などで研究します。久しぶりに制服を着れるので楽しみ!」と目を輝かせる。
また、石田明とWキャストの松風雅也は、ゲーム、アニメでも超高校級の占い師・葉隠康比呂を演じており、「本物です!」とその声を披露。「でも、かつらを合わせたら苦笑いされました(笑)」と取材陣の笑いを誘っていた。
さらに、これまで明かされていなかった最後のキャスト、“希望ヶ峰学園”学園長役に、風間トオルが舞台上で映像出演することが発表され、「若い子たちのエネルギーに負けないように頑張ります」とメッセージを寄せた。また、「モノクマ」には大山のぶ代が声で出演する。
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会見の最後には、神田沙也加の“江ノ島盾子ビジュアル画像”が公開され、初めて見た本郷と石田は、「すごいカッコイイ! スタイルも良いしビシッと決まってる」、「スゴイですね。クオリティ高い!」と大絶賛。神田自身も「衣装を着たら、テンション上がっちゃって・・・」と照れながらも満足そうな笑顔を見せた。
舞台『ダンガンロンパ~希望の学園と絶望の高校生』
【あらすじ】
あらゆる分野の超一流高校生を集めて育て上げる為に設立された、政府公認の特権的な学園『私立 希望ヶ峰学園』。何百年という歴史を持ち、各界に有望な人材を送り出している伝統の学園に、入学を許可された苗木誠(本郷奏多)。平均的な学生の中から、抽選によってただ1名選出された“超高校級の幸運”として・・・。
入学式当日、玄関ホールに足を踏み入れたその瞬間急なめまいが苗木を襲い、彼はその場で気絶してしまう。気がついたときには、学園の校舎と思われる密室の建物の中だった。その後入学式へと集まった生徒たちに、学園長と称する「モノクマ」は語りかける。「学園から卒業したければ仲間を裏切ること、つまり・・・殺さなければなりませんと」と。
全国から集められた生徒は15人。政党の信頼関係を打ち砕く事件の数々。卑劣な学級裁判。黒幕は誰なのか。その真の目論見とは・・・。
★会場:日本青年館大ホール
★上演期間:10 月 29 日(水)~11 月 3 日(月・祝)
★公式サイト:http://www.cornflakes.jp/dangan/