今年3月30日(木)にこけら落とし公演となったSeason花 に続き、現在、Season鳥”を上演中の劇団☆新感線『髑髏城の七人』。
次の“Season風”の稽古も始まったと伝わる中、Season月”では、劇団☆新感線 としても初挑戦となる2つのチーム、“上弦の月”と“下弦の月”が交互に上演を行うダブルチーム制を導入し、福士蒼汰と宮野真守、早乙女太一と鈴木拡樹、三浦翔平と廣瀬智紀が、それぞれ捨之助、天魔王、蘭兵衛を演じるという、豪華な配役が決定した。
[上弦の月]三浦翔平 福士蒼汰 早乙女太一
高田聖子 平間壮一須賀健太 渡辺いっけい
[下弦の月] 廣瀬智紀 宮野真守 鈴木拡樹
羽野晶紀 松岡広大 木村了 千葉哲也
主人公の[捨之介]には、“上弦の月”は福士蒼汰、“下弦の月”に宮野真守。
史上最年少で捨之介を演じる初舞台 の福士と、声優・俳優として圧倒的な人気を博す宮野が、このダブルチームの座長として、アジア初の新劇場に挑む。
そして、“上弦の月”の[天魔王]には、現在“Season鳥”で蘭兵衛を演じている早乙女太一が初挑戦。
“下弦の月”では舞台『刀剣乱舞』の主人公・三日月宗近役などで活躍中の鈴木拡樹。
[蘭兵衛]は、“上弦の月”には2度目の舞台出演となる三浦翔平、“下弦の月”には舞台『弱虫ペダル』や『ダイヤのA』などで活躍する廣瀬智紀。
[兵庫]は、“上弦の月”の須賀健太と、“下弦の月”の木村了。 共に、『鉈切り丸』などでいのうえ演出を経験済みの若手実力派が担う。
さらに、本公演では[沙霧]改め[霧丸]となる役どころを、“上弦の月”は『ロミオ&ジュリエット』や『RENT』などのミュージカルで活躍する平間壮一、“下弦の月”は 『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-』のうずまきナルト役で注目を集めた松岡広大が演じる。
劇団☆新感線初となるダブルチーム制で、これまで以上にフレッシュな顔ぶれが揃い、見応え十分の『髑髏城の七人』が誕生する。
そしてさらに!!
2018年3月下旬より、 ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season極ゴク Produced by TBS の上演が決定した!
ONWARD presents
劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season月
Produced by TBS
作 中島かずき
演出 いのうえひでのり
出演
[上弦の月] 福士蒼汰 早乙女太一 三浦翔平 須賀健太 平間壮一/
高田聖子/渡辺いっけい 他
[下弦の月] 宮野真守 鈴木拡樹 廣瀬智紀 木村了 松岡広大/
羽野晶紀/千葉哲也 他
会場 IHIステージアラウンド東京(豊洲)
公演期間 2017年11月23日(木)~2018年2月21日(水)
チケット発売日 [前期] 2017年10月1日(日)10:00~ [公演期間:2017年11月23
日(木)~12月29日(金)]
[後期] 2017年11月26日(日) 10:00~
[公演期間:2018年1月3日(水)~2月21日(
チケット料金 S席¥13,000 サイド席¥12,500(全席指定・税込)
公式サイト http://www.tbs.co.jp/stagearound/tsukidokuro
※公式サイトにてステージアラウンドFC無料会員登録受付中
[上弦の月/捨之介役] 福士蒼汰
自分が生まれる前から上演されている『髑髏城の七人』の
捨之介を演じるのはとても不思議な気がしますが、期待に
胸が膨らみます。客席が回転する劇場は、役者の動きと同
時に客席が周ることでより一層役者の心情に寄り添えるよう
な、不思議な感覚でした。
“花・鳥・風・月”と、同じ役を複数で演じる中の一人という
のはなかなか経験出来ませんし、観劇いただくのもそれぞ
れのキャラクターの差が見られて楽しんでいただけると
思います。
中島かずきさんはデビュー当時(仮面ライダーフォーゼ)か
らずっと見守ってくださっているので、自分自身の初舞
台で
またご一緒できることは本当に心強いです。
ダブルチームとして同じ役を演じる宮野真守さんは、声優
や歌手としても活躍されていてとても多才な方だなという
印象です。千秋楽まで一緒に走って行きたいと思います。
初舞台で、それも最年少で捨之介を演じさせていただくの
で、新しい風を吹かせられたらいいなと思っています。
思いっきり楽しんで、思いっきり演じ切りたいです。
[下弦の月/捨之介役] 宮野真守
まさか自分にオファーをいただけるなんて思ってもいなか
ったので、チャンスをいただけたことに感謝し、立ち向かい
たいと思いました。福士(蒼汰)さんと同じ役を演じさせて
いただくことはとても嬉しくて心強いです。エネルギッシュで
若さあふれる福士さんと共に、僕も僕らしく捨之介に臨んで
いきたいと思います。
“Season花”を観て、そのスケールの大きさに圧倒されま
した。役者の皆さんのエネルギーをすごく感じたので、観る
人たちはそこに心震わされるのだと思います。
僕にとって間違いなくとてつもなく巨大な戦いになると思う
ので、そこに立ち向かっている姿を皆様にぜひ観ていただ
きたいですし、観に来てくださった皆様をあっと驚かせるよ
うな表現をして楽しんで帰っていただけるように頑張りま
す。
[作] 中島かずき
『髑髏城の七人』Season月で捨之介を演じていただく福士蒼汰
くんと宮野真守くんは、実は二人とも、おそらく新感線
の中で一番接点があるのが僕なんですよね。福士くんは、
僕が脚本を担当した『仮面ライダーフォーゼ』の主役オー
ディションで出会ってから、その後もずっとその成長を見守
ってきました。まさに『フォーゼ』がスタートだったようなもの
ですから、あの彼が捨之介を演じてくれるなんて、感慨深
いです。しかも彼にとってはこれが初舞台で、最年少の捨
之介になるわけですからね。「ガンバレ!」という気持ちで
いっぱいです。そして宮野くんとは『戯伝写楽』という舞台
でご一緒しているのですが、これがいろいろと大変な思い
をした公演で、その苦楽を共にしたということもあっ
てとても思い出深いんです。今回このタイミングで、この大舞台で
彼の捨之介が観られることは本当にうれしいですね。二人
揃って陽性の華を持っていますから、それがきっとスターと
しての強い光を放つことと思います。僕自身もとても期待し
ていますし、楽しみにも思っています。
[演出] いのうえひでのり
そもそも今回の『髑髏城の七人』“花・鳥・風・月”は、全体
的にいろいろなことに挑戦しているわけですが、そんな中
でも特に“Season月”は“チャレンジの度合い”が最高難度の公演に
なると思います。“
Season月”の場合はなにしろ メインキャストの年齢が2011年版の
通称“ワカドクロ”よりもぐっと若いので“超ワカドクロ”という感じですね。
芝居の巧さというよりも、真っすぐさ、元気の良さ、アツさみたいなところで
勝負してもらいたいと思っています。
福士蒼汰くんはとても真面目そうなイメージがあるので、
その部分をぜひいい方向に出してほしいですし、宮野
真守くんはおおらかな印象があるので、捨之介役として
きっとイケると思っています。どちらもすらっとしているし、
ビジュアル的には絶対大丈夫でしょう。とりあえず僕が現時
点で言えることは、とにかくケガのないように最後まで走り
切ってほしいということだけですね。
<ものがたり>
時は天正十八年(1590)。織田信長が死に、豊臣秀吉が天下を治めていたこの頃、都から遠く離れた関東の村々は
<天魔王>率いる関東髑髏党に荒らされていた。この日も、とある村が髑髏党の鉄機兵たちに襲われていたところへ、
フラリと現れた着流し姿の男が鉄騎兵を叩きのめす。男は自らを<捨之介>と名乗り、関東一の色里“無界の里”へと
向かう。そこで捨之介は“無界の里”の主<蘭兵衛>と出会う。そこに突然現れる、天魔王。実は捨之介と蘭兵衛と天
魔王の三人は、ある時期、共に時間を過ごした間柄だったのだ。捨之介、蘭兵衛、天魔王が抱える深い縁(えにし)と
は……?それぞれの思惑、謀略、願いは果たされるのか……?