SHOW×MUSICAL「ドリームハイ」が、4月11日に東京・シアターHにてついに開幕!前日の10日、同所にてゲネプロと合同取材会が行われた。
2011年に韓国・KBSにて放映され大ヒットしたドラマ「ドリームハイ」を原作に、2023年に韓国で初演されたSHOW MUSICAL「ドリームハイ」。本公演は、原作ドラマから10年後、夢に向かって走り続けてきた主人公たちの悩みと葛藤、仲間の大切さや世代を超えて引き継いで行くべきことを描き出す。
世界的に人気を誇るK-POP音楽やダンスを取り入れ、まるでライブコンサートを彷彿とさせる華麗なダンスパフォーマンスと共に、馴染みのあるドラマ版の楽曲と軽快でエネルギッシュなオリジナル楽曲が舞台を彩る。
SEVENTEEN、TWICE、Wanna One、Stray Kidsなどの振付を担当し、2020年には大韓民国大衆文化芸術賞 国務総理表彰を受ける他、「PRODUCE101」「ボーイズプラネット」などのオーディション番組で審査員をつとめたK-POP界を代表する振付師チェ・ヨンジュン氏が振付を担当し、今回は韓国版と日本版が同時期にそれぞれの国で上演される中、3人の韓国人キャストが日本版にも同役で出演するというスペシャルなステージが実現した。
ゲネプロでは、エネルギー溢れる歌とハイスペックでダイナミックなダンスが会場を包み込んだ。また、それぞれの葛藤や苦悩を乗り越えるべく進もうとする姿と友情に胸が熱くなる。さらに、ジェイソンが授業で教える“ダンスの”歴史”では、ロック、ヒップホップ、ブレイキンなど、さまざまなジャンルのダンスが披露され、会場を沸かした。
キリン芸能高校を卒業して10年。
グラミー賞のステージで、ソン・サムドンはK-POPスター「The K」として同級生で永遠のライバルであるチン・グクと競い合う。サムドンにとって待望のステージだったが、競争へのプレッシャーからか、耳鳴りが始まりパフォーマンスは台無しに。
行方をくらましていたサムドンだったが、恩師カン・オヒョクのもとへ。
そこで、世界一のダンサーになったジェイソン、教師として後輩たちを支えているユン・ベッキ、そして永遠のライバル、チン・グクと再会を果たすことに。
それぞれ悩みを抱えている彼らに、オヒョクはある特別な課題を与える・・・。
一方で、貪欲な校長先生とマ・ドゥシク代表は、目の敵にしていたオヒョクを追い出そうと策略を企てるのだが……。校長の座に執着する校長の大友とマ・ドゥシク代表のこざかしい様をコミカルで息の合った演技で会場に笑いを誘う一幕も。
10年の歳月を経て再びタッグを組んだサムドンたちは、最高のステージにかける夢を守れるだろうか?
ゲネプロの後には合同取材会が実施され、ソン・サムドン役のジンジン(ASTRO)、蒼井翔太、チン・グク役の瀬戸利樹、ジェイソン役の平野莉玖、ユン・ベッキ役の王林、カン・オヒョク役の近藤真彦、別所哲也、マ・ドゥシク役の川﨑麻世、徳永ゆうき、校長先生役の長谷川初範、大友康平のほか、瀧澤翼、樋口裕太、安里唯、水越里歌、MAHIRO(BUGVEL)、MINATO(BUGVEL)が登壇。
※ゲネプロでは、サムドン役をジンジン、チン・グク役を瀬戸利樹、カン・オヒョク役を近藤真彦、マ・ドゥシク役を川﨑麻世、校長先生役を大友康平が務めた。
2023年の初演時にはジェイソン役を演じたジンジンは「今回はソン・サムドンという役をどのように演じようかととても悩みましたが、良かったのは、ジェイソンから見たサムドンがいて、サムドンからの視線だけではなく、周りの友達からの視線ということも参考になりました。なので、多様な表現をしようと努力しました」と役と向き合った様子。「日本語ですが、みんなで息を合わせていく作品なのでとても幸せです」と充実感を滲ませた。
本作の魅力について、ジンジンは「ダンスができない人がダンスが上手になって、歌があまり歌えなかった人が歌えるようになり、夢を諦めた人がまた追いかけるような作品。す全ての皆さんが楽しめる作品だと思います」と語る。
蒼井は「1人ひとりのパフォーマンスと、素敵な楽曲でいっぱいです。トリプル・Wキャスト編成なので1日に1人を観るつもりで来ていただけたら全ての方々に夢を届けられるかも(笑)」と注目ポイントをアピール。そして、「稽古のときから、SE7ENさん、ジンジンくん、ドンウくんが日本にやってきて、日本語でセリフを言って歌を歌ってくれること自体が日本の人間として嬉しいし幸せ。ジンジンはとてもアイデアマンで、率先して色んなことを僕たちに提案してくれました」と明かし、「舞台の切なさ、儚さを噛みしめて皆さまに夢をお渡しできるように精一杯届けたいと思います」と意気込んだ。
別所は「若者たちのほとばしるダンスと、イケオジたちの熱演! ダンスの歴史も学べます。成功と挫折、青春、恋愛・・・いろんなものが詰まっています。ドリームハイ、夢を見てください!」と見どころを吐露。
また、チン・グク役のドンウと瀬戸の印象を問われたジンジンは「瀬戸さんと最初に稽古で演技をしたとき、とても目の力が凄くてビックリしました。セリフをリーディングしたときには心の底からセリフを言っていていました。ドンウさんは初演から共演しているので、目を合わせるだけで笑ってしまって・・・。本番では大変なことになると思います。冗談です(笑)」と話し、いたずらな笑顔を見せていた。
有観客での舞台は初めてとなる平野は「僕は普段名古屋にいて、舞台期間中だけ東京に来ているんですけれど、最初は皆さんと仲良くなれるのかな?と不安もありましたが、キャスト・スタッフの皆さんが本当に温かくて、熱くご指導してくださっています。ジンジンさんがアドバイスくれたり、振付の考えてくれたり。すごくいい環境でお芝居ができているので、僕たちが作ったこの作品を、1人でも多くの方に楽しんでいただけたら嬉しいです」と思いの丈を口にした。
大友は手応えを聞かれ、「いっぱいいっぱいです。セリフがたくさんあって、まさかダンスもするなんて・・・」と答えると、大友と同い年だという長谷川が「大友さんとはとても気が合って、周りの人が全然ついて来られない2人だけの世界で(笑)。若者たちは本当に情熱的で、日々いろいろなことを教えられます」と、笑顔でキャストたちを称えた。
近藤と別所はWキャストとなるが、近藤は「別所さんのお芝居を見ちゃうと自信がなくなってしまうので、自分なりにマイペースで」とミュージカルの先輩である別所に恐縮。一方の別所は「マッチさんは僕にとっての青春であり芸能界の先輩。ドキドキしていました。でも、会った瞬間から気さくに話してくれて。なんだか久々に青春している感じがあります」と楽しそうに話した。
さらに、カンパニーのチームワークについて稽古中のエピソードを問われると、近藤が「SE7ENがみんなを居酒屋に連れて行ってくれたんです。そこで一気に空気が和みましたね。麻世は酔っていましたけど(笑)。でも先輩として心の支えになってくれる存在です」と一体感が徐々作りあげられていった様子だった。
【公演概要】
■公演日程
4月11日(金)~4月27日(日)
■会場
シアターH (〒140-0012 東京都品川区勝島1丁目6-29)
■チケット価格(※税込)
・VIP席(1階席1~11列目まで/非売品特典付き):15,000円
・SS席(1階席12列目以降):12,000円
・S席(2階席):10,000円
■公演日程
CAST – キャスト紹介 –
ソン・サムドン(Tキャスト):SE7EN・ジンジン(ASTRO)・蒼井翔太
チン・グク(Wキャスト):ドンウ(INFINITE)・瀬戸利樹
ジェイソン:平野莉玖
ユン・ベッキ:王林
カン・オヒョク(Wキャスト):近藤真彦・別所哲也
マ・ドゥシク(Wキャスト):川﨑麻世・徳永ゆうき
校長先生(Wキャスト):長谷川初範・大友康平
高校生サムドン / ジュンソ:瀧澤翼
高校生ジェイソン / ホヨル:樋口裕太
高校生ヘミ / ヘソン:安里唯
高校生ピルスク / ピルヒ / ユジン:水越里歌
ドンフィ:MAHIRO (BUGVEL)
アンソニー:MINATO (BUGVEL)
KIDサムドン&英才KID男子 : 福田理求 / 波多野至
KIDヘミ&英才KID女子 : 小出詩乃 / 内藤董子
男性アンサンブルダンサー : Hayata / 宮原龍平/ KAI / KEiTa
女性アンサンブルダンサー : 春日麻里 / 大岩彩佳・Ari (Wキャスト) / SAYUMI INO / 植竹奈津美 / 大類 ひなた / 米内理紗
【韓国版オリジナルスタッフ】
原作:パク・ヘリョン(KBSドラマ「 ドリームハイ」)
エグゼクティブ・プロデューサー : キム・ウナ
作 / 作詞 : スンウン
作曲 : ハ・テソン、 プリズムフィルター、 チン・ソンホ(AnoTHeR)
編曲 : ペク・スンボム
振付 : チェ・ヨンジュン
企画 / 製作 : アートワンカンパニー
【日本版スタッフ】
翻訳/訳詞:安田佑子
演出:久保田唱
音楽監督:宮崎誠
日本版振付/ステージング:石岡貢二郎(K-Dance Nexus)
歌唱指導 : 咲山類
企画プロデューサー / 版権コーディネート : ウォン・ジヘ
プロデューサー : 石津美奈(LDH JAPAN) / 小林 裕・吉池ゆづる(テレビ朝日) / 木暮正光・立石千晶(ABCテレビ) / 吉成将(HIKE)
エグゼクティブ・プロデューサー : 森雅貴(LDH JAPAN) / 長澤剛史(テレビ朝日) / 倉林敦夫(EXエンタテインメント) / 東川真之(HIKE)
制作 : HIKE / De-LIGHT
特別協力 : URIZIP TOKYO
主催/企画 : 「ドリームハイ」製作委員会
LDH JAPAN / テレビ朝日 / EXエンタテインメント / ABCテレビ / HIKE
■公式サイト:https://dreamhigh-stage.com
■公式X:@dreamhigh_2025
■権利表記
Original Writer: Park Hye-ryun (Drama [Dream High] © Korea Broadcasting System)
Executive Producer : Kim Eun-ha
Book & Lyrics by Seung-un
Music by Ha Tae-sung, PRISMFILTER, Chin Sung-ho(AnoTHeR)
Music Arrangement by Baek Seung-bum
Choreography by Choi Young-jun
Original Production by ARTONE COMPANY
■公演に関するお問合せ:info.dreamhigh@hike.inc
★チケット発売★
<プレイガイド>
【ticketbook】
受付URL:https://e-ticketbook.com/dream-high/2502-tb/
【テレ朝チケット】
受付URL : https://ticket.tv-asahi.co.jp/ex/project/dreamhigh_stage
【ローソンチケット】
受付URL : http://l-tike.com/dreamhigh-stage/
Lコード:31718
■チケットに関するお問い合わせ先
ticketbookカスタマーセンター
電話:0570-009-098 / 受付時間:11:00~18:00(不定休)
■公式サイト:https://dreamhigh-stage.com
■公式X:@dreamhigh_2025
■公演に関するお問合せ:info.dreamhigh@hike.inc