劇団EXILEの舞台「勇者のために鐘は鳴る」製作発表会見が、8月26日、東京・セルリアン 東急 ホテルにて行われ、劇団 EXILEのメンバー、青柳翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、 SWAY、八木将康、佐藤寛太の9人が出席した。
EXILEパフォーマーを中心に 2007年に旗揚げをし、2009年から4回のオーディションを経て現在のメンバーで構成されている劇団EXILE。これまで、数々の舞台を上演してきたが、2015年の劇団EXILE公演以降は、それぞれが個人活動の場を広げ、映画、ドラマ、舞台、作家活動と活躍の場を広げている。そんな劇団EXILEの9名が初めて全員が出演し、自ら原案・プロデュースを務める舞台が公演されることが決定。2020年にLDHが開催する6年に一度の エンタテイメントの祭典 「LDH PERFECT YEAR 2020」の幕開けとともに、劇団EXILEが新たな試みに挑戦する。
本作は、現実世界でそれぞれ悩みを抱える9人の男たちが、ゲームの世界に入ってしまい、元の世界に戻ろうと勇者になってモンスターを倒しゴールを目指し、冒険の中で大切なことに気づいていく物語。
秋山は「このメンバーの9人体制になってから5年経ちますが、全員で舞台をやったことがなかった。2020年に「LDH PERFECT YEAR」開催されるので、そのスタートに劇団EXILEとして、超能動的に9人がプロデュースした舞台を皆さんに楽しんでいただきたいという思いから始まりました」と、本企画の経緯を説明。
青柳は、「9人で舞台をやるの初めて。各個人で歌、プロデュース、本、映画など、それぞれ活動してきたことを活かして皆さんを楽しませる舞台にしていきたいです」と意気込む。
特に、鈴木は6年ぶり、佐藤は4年ぶり、町田は7年ぶりの舞台となる。鈴木が「『歌姫』(2014年)以来の舞台。週に1、2回は集まって意見交換しています。いいものができそうです。6年ぶりの舞台で足がすくんでおります」と、おどけてみせると、すかさず青柳が「ウソつけ!」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘う場面も。
八木は「稽古の段階から楽しそう」とニッコリ。すでにいろんなアイディアが飛び交っているようだが、鈴木が「将康さんが飛び道具になりそうです・・・って話も出てますよね」と茶化し、まんざらでもないように「やれっていえばやるよ」と八木。
SWAYは「昨年、映画『jam』を9人でやらせてもらいましたが、舞台なので稽古もあるし、会議をずっとしています。意見を出し合って生のものを作っていく。ケンカとかもあるかな?」と述べる。その言葉に青柳は「稽古は1か月くらいあるのかな?」と話し始め、「え?僕の話ぶった切らないでくださいよ~」と困惑するSWAY。青柳は「いや、1か月も稽古していたらケンカもあるのかな?と思って(笑)」と返し、SWAYも「ごはんも行きたいっすね!」と今からワクワクしている様子。
小澤も「それぞれが各分野で頑張っているところが上手く舞台で生かせれば」と話し、「舞台をやってないヤツとか・・・」と言うと、他のメンバーから「会見だから・・・ヤツじゃなくて(笑)」と言われるなど、和気あいあいとした雰囲気で会見が進む。
脚本についてもまだ制作中とのこと。鈴木は「僕ら、脚本の知識がないから、とんでもない意見が飛び交ってるんですよ。新しい、今まで観たことのない舞台になってお客さんが楽しんでもらえれば」と語ると、町田も「挑戦していきたい。前のめりにやっていきたいね」と意欲満々。SWAYは「将康はCRAZY四角形としてアーティスト活動しているし、翔(青柳)くんも僕もやってます。小澤さんはブレイクダンス、勇人(小野塚)はリフティングが上手いので、9人で見せるエンターテイメントを作っていきたい」とコメント。
これからやってみたいことは?と問われると、佐藤は「個人的にアクロバットとかパルクールに興味があって、それを舞台で演出できたらいいなと思っています」と目を輝かせる。八木から「肉離れになるよ」と忠告されるも「大丈夫です。若いんで」とあっけらかん。町田も「若いって・・・くやしいなぁ」と苦笑いしていた。
その後行われた囲み取材では、改めて「全力でやっていきたいと思います」と話した鈴木。「今日の衣装も全員白色ですが、何色にも染まらない僕たちのカラーを出していきたいという気持ちです」と笑顔。
会見中に、まさかの冒頭の挨拶以外マイクが回ってこなかった小野塚は「勇者になって、一番喋る役をやりたいです」と意気揚々。鈴木も「うちの勇者をぜひ、お願いします」とフォロー。また、9人でやりたいことについて、佐藤が「キャンプをやりたい」と発すると、鈴木は「この前、9人のLINEグループに『キャンプやりませんか?』って送ったのに、誰も返してくれなかった。既読になってるのに・・・。何時間か経ってからやっと寛太が返してくれた。ひどいグループだ!(笑)」と嘆いて笑い飛ばしていた。
さらに、町田の髪型にも言及した鈴木。「金髪が気になるんですけど、もう役作りですか?」と振ると、町田は「これ(髪)は一切関係ありません。舞台はもっと派手にしていきたいと思います」と満面の笑みを浮かべていた。
舞台「勇者のために鐘は鳴る」
東京公演
会場:TBS赤坂ACTシアター
日程:2020年1月24日~2月2日
大阪公演
会場:梅田芸術劇場メインホール
日程:2020年2月13日~2月16日
原案プロデュース:劇団EXILE
脚本:畑雅文
演出:川本成(時速246億)
演出補:冨田昌則
出演:青柳翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、 SWAY、八木将康、佐藤寛太
ゼネラルプロデューサー:EXILE HIRO
主催:LDH JAPAN/ネルケプランニング
チケット料金:S席 9,500円(前売・当日共/全指定/税込)
A席 7,500円((前売・当日共/全指定/税込)
一般販売:2019年11月30日(土)
公演に関するお問い合わせ
ネルケプランニング TEL:03-3715-5624(平日11:00~18:00)