凰稀かなめ＆ユナク（超新星）　ミュージカル『花・虞美人』公開舞台稽古＆囲み取材

ゲネプロの様子を動画でお伝えしていましたミュージカル『花・虞美人』。
ゲネプロと囲み取材の様子をお伝えします。

ゲネプロ前に、凰稀かなめとユナク（超新星）が、それぞれ登壇した。

華やか衣装で登場した凰稀かなめ。その衣装は「重いけれど、宝塚時代ほどではない」そうだ。
自分と虞姫との共通点を「あたたかく、大きく、見守ること」と語り、「演出家、出演者とぶつかり合いながら稽古を積んできた」と退団後の初主演への手ごたえを感じているようだった。

凰稀かなめに「本当にレディーファースト（のジェントルマン）」「優しい」と評されたユナク。
項羽役Wキャストの黒川拓哉（LE VELVETS）、池田努とは「ライバルのような気持ちでやってきた」。
「考えるだけで、涙がでてしまう」と言う「ラストシーンが一番のおすすめ」場面とのことだ。

物語は、
劉邦（ユナク）と虞姫（凰稀かなめ）の結婚前日から始まる。　挙式を翌日にひかえて、甘い恋人姿を見せる2人。そしてそれを祝福する人々。
だが不幸は当然やってくる。始皇帝の軍が、虞姫をさらって始皇帝に献上してしまう。
引き裂かれた劉邦と虞姫。

やがて始皇帝は死に、虞姫は項羽（池田努）と出会う。
次第に項羽と近付く虞姫。だが、その心にはいつも劉邦がいた・・・。

シンプルな舞台装置に、俳優陣のエネルギーが広がり、観客の想像力をかきたてる。
凰稀かなめは芯の強い虞姫像を描き、項羽のスケールの大きさと、内に秘めた純粋さを池田努が体現する。
ユナクは、律儀でありながら大胆な劉邦を見せる。

松田凌、岡田亮輔らの熱い演技も見逃せない見どころだ。
公演は4月23日まで、名古屋、大阪でも。

ミュージカル『花・虞美人』
脚本・演出岡本貴也
出演
凰稀かなめ／ユナク（超新星）／黒川拓哉（LE VELVETS）　池田努　Wキャスト／松田凌／石橋直也／桑野晃輔／今井ゆうぞう／小野健斗／岡田亮輔／他

公演スケジュール
赤坂ＡＣＴシアター
3月26日（日）13時 18時
3月27日（月）13時
3月28日（火）11時半 16時半
3月29日（水）13時 18時
3月30日（木）13時 18時
3月31日（金）14時

愛知芸術劇場
4月15日（土）13時 18時
4月16日（日）11時半 16時半

森ノ宮ピロティホール
4月22日（土）13時 18時
4月23日（日）11時半 16時半