2016年10月2日(日)より東京芸術劇場シアターウエストにて上演される舞台「星回帰線」。初日を控えた前日、囲み取材と公開舞台稽古が行われた。
撮影:細野晋司
【公開舞台稽古】
三島(向井理)は、天体を観測しながら、自給自足の生活を営むかつての恩人である中学時代の師のもとを訪ねる。
美しい自然の中でのスローライフは楽園のようで、人々と衣食住を共にする濃い人間関係も楽しく思えた。
しかし、イケメン三島の訪れは、人間関係や生活にひずみを生んでいく。
いつの間にか、かつての恩人と対立することになる三島。何故こうなってしまったのか。
イケメンを一つの切り口にしてはいるが、イケメンでなくとも誰もが陥りかねない人間関係の罠が、静かにじわじわと縮まる輪のように描かれていく。
罠に救いはあるのか…。
席数200人ほどの小劇場で、向井理が平田満、奥貫薫、野波麻帆ら実力派俳優とていねいに紡ぐ物語。
東京公演は10月30日(日)まで。その後、愛知、札幌、新潟、京都、広島、北九州、鹿児島にて上演。
<公演概要>
◆公演名: パルコ・プロデュース公演「星回帰線」
◆作・演出: 蓬莱竜太
◆出演: 向井理、奥貫薫、野波麻帆、高橋努、岩瀬亮、生越千晴 / 平田満
◆東京公演: 2016年10月1日(土)~30日(日) @東京芸術劇場 シアターウエスト
◆お問合せ: パルコ03-3477-5858 www.parco-play.com
◆企画・製作: 株式会社パルコ
◆地方公演
豊橋/札幌/新潟/京都/広島/北九州/鹿児島 公演あり