笛井事務所が、第7回公演として9月16日から20日まで武蔵野芸能劇場 小劇場にて上演する「怪談」のビジュアルとコメントが到着した。
日本四大怪談のうち落語としても有名な「牡丹灯籠」「番町皿屋敷」「真景累ヶ淵」の3つの噺のエピソードを組み合わせたオリジナル劇という本作。
⼀人の男が物語に登場してしまうことで紡がれる物語。そこで起こることは昔話でも、お化けの話でもなく、愛すべき人間たちの姿を描いた物語になるという。
◇あらすじ
男は落語家。二ツ目になって久しいが、だらしなさが災いして弟子の人気に隠れる日々。
なんとか芸の腕を上げようと一念発起して夏の風物詩・怪談ものに挑戦するも、これもまた客にウケることはない。トボトボと帰る道の途中、出来心から盗んでしまった死んだ 師匠の台本を開くと、どこからか一人の女が現れ囁く ――
――女が⼀生に一度の男。恋にいつわりの無かったことを、確かにそれと見きわめましたら、死んでも本望でございます。
【中島歩】
怪談ネタをスズキ拓朗さんが演出するという、全くもって想像の及ばぬこの作品に胸を弾ませております。
怪談で踊るんすか?怖い踊りってことすか?でもそれってどんな踊りなんすか?暗黒舞踏みたいなやつですか??
さらにスズキさん曰く「ポップ」になるそうです。
きっとお客様にとっても前代未聞のエンターテイメントになることでしょう。ぜひ劇場にお越しください。
【演出 スズキ拓朗】
初の怪談演出です!絵本、落語、童話、戯曲、小説など、これまで国籍ジャンル問わず“文学×ダンス”を追求してきましたが今回は日本独自の文芸kaidan です!今回もあいかわらず“身体”で挑みますが、日本人独特の風土と文化が詰まった怪談に触れることから見えてくる“背筋が凍る”という身体を発見し目撃してもらいたいとおもいます。
さぁみなさん!オドロオドロしくココロオドりましょう!
【笛井事務所 代表 奥村⾶飛⿃鳥】
最近「きゃー!」と叫びたくなるのは怪談だからではありません。楽しみなんです!
演出に迎えるスズキ拓郎はさいたまネクスト・シアターの同期で、お互い別々にこの 厳しい世界で生き延びてきて、ようやく一緒に作品作りができます。
音楽で言えば私はクラシック、拓郎はポップスというくらい作風は違うのですが、私 たちの作品選びはいつもどこか似ていました。
世にも美しい怪談噺がどのようにアレンジされて皆様にお目見えするか、是非、楽し みにして頂ければ幸いです。
■公演概要
笛井事務所 第7回公演『怪談』
2016年9月16日(金)~9月20日(火) 全7公演
会場:武蔵野芸能劇場 小劇場(三鷹)
演出 スズキ拓朗(CHAiroiPLIN/コンドルズ)
原案 「牡丹燈籠」「番町皿屋敷」「真景累ヶ淵」
構成 奥村飛鳥
出演 中島歩 埜本幸良(範宙遊泳)吉澤清貴(レティクル東京座)奥村飛鳥 ほか
チケット料金 前売 4,500円
特典付き カンフェティ先行販売:2016年6月22日(水)10時〜25日(土)23時59分
一般販売(カンフェティ):7月15日(水)10時〜
【チケット取扱】
カンフェティ http://www.confetti-web.com/