吉田大八監督が映画「紙の月」以来の宮沢りえとの顔合わせで、謎が謎を呼ぶ“クヒオ大佐”と妻や周囲の人々の姿を、深く!濃く!!抉る!!!
c2017『クヒオ大佐の妻』/ヴィレッヂ
2013年『桐島、部活やめるってよ』(12)で第36回日本アカデミー賞「最優秀監督賞」、「最優秀作品賞」を受賞し、その後も『紙の月』(14)など話題作を数多く手掛けている映画監督吉田大八が、再び宮沢りえとタッグを組む。
吉田大八 コメント
一度は映画で決着つけたはずでした。しかし心の底にくすぶり続けた思いは消えず、こうして8年後、再びクヒオ大佐とあいまみえることになりました。おそらく皆さんは「なぜ、また?」とお思いでしょう。だから僕自身も、この作品を通じてその「なぜ、また?」の答えを探していこうと思います。同じくクヒオに魅せられた宮沢さんが、映画では描かなかった“妻”という位置からクヒオを照らしだす、その瞬間を想像して今から勝手に感極まっています。まあどう転んでも見ものなのは間違いないです。
宮沢りえ コメント
映画「紙の月」でご一緒した吉田大八監督と今度は演劇を作ることになりました。信頼できる、大好きな演出家の方とまたお仕事ができることは嬉しいですし、クヒオという人の妻を演じることには興奮ととまどいを感じ、いろいろな気持ちの振り子が揺れているところです。特に今回は密度の高い劇場空間の中ですから、役者さんたちだけで生まれるものではなく、お客様とも一緒に何かを生み出せるはずだと思うと今から楽しみです。どうぞ、みなさんもぜひ私たちの共犯者になってください!
【作・演出】吉田大八
【出演】宮沢りえ 岩井秀人 川面千晶 水澤紳吾
【日程】2017年5月19日(金)〜6月11日(日)
【会場】東京芸術劇場シアターウエスト
【主催】ヴィレッヂ/WOWOW
【制作協力】サンライズプロモーション東京
【企画・製作】ヴィレッヂ
【公式サイト】 www.kuhiowife.com