来る5月27日(土)~6月18日(日)まで東京グローブ座にて、大倉忠義主演舞台『蜘蛛女のキス』の上演が決定した。
主演は、音楽活動やバラエティに留まらず、近年はドラマ・映画などで俳優としての経験を積んできた大倉忠義。単独初主演となるこの舞台では、初ストレートプレイ、 初二人芝居という、目の前に立ちはだかる大きなハードルに立ち向かう。
共演には、その巧みな演技力、多彩な表現力でコメディからシリアスまでジャンルを 問わず、数々のドラマ・映画・舞台へ出演し、俳優としてのキャリアを積み重ねてきた 渡辺いっけい。
演出は近年、観客から絶大なる指示を得ている鈴木裕美。
【コメント】
大倉忠義
いつかストレートプレイにはチャレンジさせてもらいたいと思っていました。自分が生まれたころに創られたこの世界的に有名な作品に出演させていただくのは、嬉しさと同時に不安も感じています。
すごく難しいお芝居なので、演出の鈴木裕美さんに全力でついていきたいですし、ご指導いただきたいと思っています。また、渡辺いっけいさんはキャリアのある役者さんですので、二人芝居をやらせていただくのはとても光栄なことですし、全力でぶつかっていきたいと思っています。
渡辺いっけい
最初お話を頂いた時、本当に僕で良いの?と思いました。実に素晴らしい戯曲ですが、演じるのはかなり難しい。当然、尻込みしました。でも暫くして思い当たります「大倉君もきっと同じ気持ちなのでは…?」と。そしたら、自然とやる気が出てきました。
演出の鈴木裕美ちゃんと芝居を創るのは久し振りです。彼女は掛け値なく信頼できる演出家です。大変心強いです。大倉君とは初共演になります。非常に楽しみです。
きっと稽古が始まれば、越えなければならない幾つもの山が待ち受けている事でしょう。でも一つ一つ、お互いを確認し合い、登って行ければと思います。何卒、宜しくお願い致します。
鈴木裕美(演出)
「蜘蛛女のキス」は今まで私が演出させて頂いた戯曲の中で、その素晴らしさに於いても、難易度に於いても、指折りだと思います。ストレートプレイ初舞台の大倉さんにとって大変高いハードルであるのは間違いありませんが、先日お目にかかった時「嘘をつきたくない」と仰っていたので、大変頼もしく感じました。いっけいさんと3人で、持てる想像力を最大限に駆使した稽古をするのが待ち遠しいです。
蜘蛛女のキス
[作]マヌエル・プイグ[訳]吉田美枝[演出]鈴木裕美
[出演]大倉忠義渡辺いっけい
2017年5月27日(土)~6月18日(日)東京グローブ座
チケット料金S席8,800円A席7,800円B席5,800円(全席指定・税込)
[チケット一般発売] 2017年 4月23日(日) [公式サイト] www.kumoonnanokiss.com
[主催/企画・製作]東京グローブ座/シーエイティプロデュース