累計発行部数 2100 万部の人気コミックス5回目の舞台化で、大阪、宮城でスタンディングオベーションの大好評を博した本作の、東京公演の幕がいよいよ開く。
東京公演初日の11月21日、ゲネプロが公開された。
古川雄大と福崎那由他
今回、執事、セバスチャン・ミカエリスを演じるのは、ここ数年間に数々の大舞台を踏み、抜群の成長をみせる古川雄大。本作初参加となる。
シエル・ファントムハイヴを演じるのは、2年連続となる福崎那由他。
また舞台化初演から〈死神〉グレル役で出演する植原卓也や、当たり役といえるドルイット子爵3度目の佐々木喜英が出演。
植原卓也
佐々木喜英
大阪・宮城に続く東京公演の後には、福岡公演と中国・上海、北京、深圳での公演が控えている。
矢田悠祐と広瀬友祐
中央 AKANE LIV
【SUTORY】
19世紀の英国。ヴィクトリア女王の〈裏〉の仕事を請け負う〈悪の貴族〉ファントムハイヴ家の万能執事、セバスチャン。その正体は悪魔。呪われし運命に立ち向かう孤高の若き当主シエルとの契約のもと、シエルの影となり、裏社会の事件を闇で片付けている。
ある日、シエルのもとに女王の秘書武官兼執事、Wチャールズが手紙を携えやってくる。「ロンドンで連続している娼婦殺人事件を解決せよ」との女王からの命。その死体は見るも無惨に切り裂かれ、娼婦の唇には真っ赤な口紅が塗りたくられているという。恐怖におののくロンドン市民は、その犯人を〈ジャック・ザ・リッパー〜切り裂きジャック〜〉と呼んでいた。
命を受けたセバスチャンとシエルは、社交期のロンドンへ。そこにはシエルの叔母のマダム・レッド、中国の貿易商・劉らが待っていた。調査の過程で浮上したのはドルイット子爵。彼が主催するパーティーに潜入し、ドルイットの悪事を暴いたシエルたち。無事に事件解決かと思いきや、再び〈切り裂きジャック〉による事件が起き─。
立ち姿の美しさを存分に生かした古川セバスチャン。磨き続けてきた歌もしっかり聞かせてくれます。常にクールなようで、目の演技が豊か。お見逃しなく!
セバスチャンと出会い、揺れ動く魂と、それでも次第に成長していくシエルを演じてお見事!
今回も見せてくれます、佐々木喜英。圧巻の歌と踊り、そしてキャラクター。
東京公演は赤坂ACTシアターにて11月29日(日)まで。
福岡公演はキャナルシティ劇場にて12月4日(金)~6日(日)。
公式HP : http://www.namashitsuji.jp/top.html
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