EXILE TAKAHIRO 舞台初挑戦で初主演決定!!
ジェズ・バターワースの処女作「MOJO」が日本初上演!
1990 年代にイギリス演劇界で鮮烈のデビューを飾り、今は『007/スペクター』の共同脚本を⼿掛けるなどハリウッド映画界からも熱い注⽬を浴びるジェズ・バターワース。彼の処⼥作にして、イギリス演劇界最⾼の栄誉とされるオリヴィエ賞最優秀新作コメディー賞に輝いた伝説の舞台「MOJO(モジョ)」が、最強のキャストを擁してついに⽇本初演!
抜群のリズム感に満ちたスピーディーな会話劇で、ダークなこと極まりない若者たちの不安定な⼼理をあぶり出していく。“イギリス演劇界のクエンティン・タランティーノ”とも称されるバターワースの傑作に更なる新鮮味を加えるのは、演出・上演台本を⼿掛ける⻘⽊ 豪。
また、本作でEXILE のメインボーカリストとして⼈気を博しているTAKAHIRO が初舞台に挑む。TAKAHIROが挑む主人公・ベイビーは、ロンドンにあるナイトクラブのオーナーの息子役。幼いころから父親との確執を抱えており、日頃から気性が荒く、極端に冷たい部分を併せ持つ、歪んだ性格の荒くれ者。ある事件をきっかけに仲間内で起こる抗争の中心人物を演じる。
共演には 波岡⼀喜、⽊村 了、尾上寛之といった実⼒派俳優のほか、若⼿ながらその幅広い演技⼒で頭⾓を現している味⽅良介、横⽥⿓儀らがTAKAHIRO の脇を固め「MOJO」の世界観を作り上げる。
21 世紀の東京を震撼させる伝説の舞台が今夏、誕⽣する!
TAKAHIRO からコメントが到着!!
TAKAHIRO から初舞台への意気込みを語るコメントが到着した。
「MOJO」という、イギリスでとても⼈気のある作品の⽇本初公演に、出演させていただくことになりました。まさか自分に舞台のオファーをいただけるとは思ってもみないことでしたし、劇団EXILEを始め、これまでパフォーマー陣が出演している数々の作品から、舞台独特の空気やライブ感、緊張感、迫力…といったものを体感してきているので、初舞台で経験もない、未知数な部分ばかりの自分にとっては、もちろん不安もあります。
でも、未知数だからこそたくさん吸収できると思いますし、舞台を終えたときにまた新しい自分に出会えると思うので、自分の可能性を信じて、とにかく一生懸命喰らいついていきたいと思います。
今作は、1950 年代ロンドンの場末のナイトクラブを舞台に展開される若者たちの姿が描かれた作品で、僕はベイビーという役を演じさせていただきます。⾻太な演劇の中にあるダークな笑いやスリリングな展開など、この作品ならではの魅⼒を表現し、僕オリジナルなベイビーという⼈間を作り上げられるよう、全⼒でぶつかりたいと思います。
■「MOJO」とは
1995 年にロンドンの名⾨ロイヤル・コート劇場で初演された戯曲「MOJO」。本作は、20 世紀のイギリス演劇界を代表する重鎮劇作家たちにも、匹敵するほどの逸材として、鮮烈なデビューを果たした若き劇作家、ジェズ・バターワースの処⼥作である。1997年には映画化もされている。
当時劇場に詰めかけた観客の中には、ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ、ゲイリー・オールドマンら、ハリウッドスターたちの姿もあり、イギリス新聞最大手のテレグラフ紙は「客席にいる誰もが、⾃分たちは何か特別な出来事に居合わせているのだと察していた」と書き⽴てた。翌年、1976年に創設されロンドン演劇界で最も権威があり、イギリス版のトニー賞ともいえる「ローレンス・オリヴィエ賞」で、最優秀新作コメディー賞に輝いたのは、その揺るぎない証拠だ。
イギリスの舞台俳優たちにとっても「MOJO」は⼤きな位置を占めており、中でも2013 年のロンドン・ウエストエンド再演版は、ベン・ウィショー(「007」シリーズ、「パフューム ある⼈殺しの物語」)、ルパート・グリント(「ハリー・ポッター」シリーズ)、ブレンダン・コイル(「ダウントン・アビー」)など、戯曲に魅了された⼈気俳優たちそろい踏みのキャスティングで⼤いに話題を呼んだ。
■ジェズ・バターワース プロフィール
1969 年、ロンドン出⾝。劇作家、演出家、俳優。
処⼥作「MOJO」(1995 年)が、数々の傑作現代劇を⽣み続ける、ロンドンの名⾨ロイヤル・コート劇場で初演され、ローレンス・オリヴィエ賞で最優秀新作コメディー賞、イブニング・スタンダード賞では最優秀新⼈劇作家賞などを受賞。圧倒的なエネルギーを秘めた次世代の劇作家として、イギリス演劇界で鮮烈なデビューを飾る。
「MOJO」を超える⼤ヒットを収めた「Jerusalem」(2008 年/読み:エルサレム)は、イブニング・スタンダード賞で最優秀戯曲賞を受賞。さらにブロードウェイのトニー賞では、プレイ部⾨最優秀新作賞にノミネート。また、「Jerusalem」の主演を務め、スティーヴン・スピルバーグ監督の「ブリッジ・オブ・スパイ」でも知られる、イギリス演劇界の名優マーク・ライランスに、オリヴィエ賞とトニー賞の最優秀主演男優賞をもたらす。
その才能は映画界でも⼤きな注⽬を集め、これまでに脚本を⼿掛けた作品に、ニコール・キッドマン出演「バースデー・ガール」(兼監督)、ナオミ・ワッツ&ショーン・ペン出演「フェア・ゲーム」、トム・クルーズ出演「オール・ユー・ニード・イズ・キル」、チャドウィック・ボーズマン出演「ジェームス・ブラウン〜最⾼の魂(ソウル)を持つ男〜」、ジョニー・デップ出演「ブラック・スキャンダル」、ダニエル・クレイグ出演「007/スペクター」(共同脚本)などがある。
■青木豪 プロフィール (演出・上演台本)
1997年に劇団グリングを旗揚げ。以後、2009年の活動休止まで作・演出を務める。
プロデュース公演や、多くの劇団にバラエティに富んだ作品を提供。近年の舞台作品では、脚本として「ガラスの仮面」「八犬伝」「断色」「鉈切り丸」「9 days Queen」「天鼓」「ブルームーン」「花より男子 The Musical」など、演出として「往転-オウテン」(第66回文化庁芸術祭新人賞受賞)、「The River」、Dステ19th「お気に召すまま」などを手がける。最近作として、7年振りに作・演出をした「エジソン最後の発明」がある。
そのほか、NHK FMシアター「リバイバル」でABU賞受賞、HTBスペシャルドラマ「ミエルヒ」ではギャラクシー賞テレビ部門優秀賞など受賞歴多数。2012年9月から2013年7月まで、文化庁新進芸術家派遣制度によりイギリス、ロンドンに留学。
― STORY ―
ロックンロール・カルチャー全盛の1950 年代後半。ロンドンのアトランティック・クラブでは、17 歳のスター歌⼿シルバー・ジョニーの⼈気に⽕がつき、その利権を巡って地元のギャングとクラブオーナーの間でキナ臭い空気が漂っていた。そんな不穏な気配はいざ知らず、クラブの下働きの連中はくだらない世間話に花を咲かせては飲み明かす毎⽇。
そんなある夏の⽇、事件が起こる。クラブの⾯々はひどく動揺するが、オーナーの息⼦ベイビーは奇妙なほど冷静だった。不信と欺瞞が渦巻く中、運命の夜が訪れる──。
■公演概要
公演名: 「MOJO」
公演⽇程:2017 年6 ⽉23 ⽇(⾦)〜7 ⽉14 ⽇(⾦)
劇場:東京・品川プリンスホテル クラブeX
原作:ジェズ・バターワース
演出・上演台本:⻘⽊ 豪
翻訳:⾼⽥曜⼦
出演:TAKAHIRO、波岡⼀喜、⽊村 了、尾上寛之、味⽅良介、横⽥⿓儀
主催:ネルケプランニング
チケット:9,500 円(前売・当⽇共/全席指定/税込)
⼀般発売⽇/5⽉14⽇(⽇)AM10:00〜
公演に関するお問い合わせ:ネルケプランニング TEL:03-3715-5624 (平⽇11:00〜18:00)
チケットに関するお問い合わせ:サンライズプロモーション東京 TEL:0570-00-3337 (全⽇10:00〜18:00)
公式ホームページ:http://www.nelke.co.jp/stage/mojo