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上演決定! 寺山修司×蜷川幸雄×松任谷正隆×亀梨和也 音楽劇「靑い種子は太陽のなかにある」

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稀代の才能・寺山修司が28歳で書いた問題作「青い種は太陽の中にある」を、蜷川幸雄が演出、楽曲を松任谷正隆が手掛け、亀梨和也が主演をつとめることが決定した。

数々の映画や舞台、ドラマで多くの人々を魅了してきた亀梨が、蜷川演出の舞台に満を持しての初登場となる。
また松任谷も蜷川とは初タッグを組む。「言葉の錬金術師」のテラヤマの詩に、どのように命を吹き込むか、期待が高まる。

〈あらすじ〉
1963年夏、浮浪者や夜の女たちが集うスラムに近代建築のアパートが建設されはじめる。ガス水道完備の文化住宅にスラムの人間たちをすまわせるという市役所の計画だ。スラムで出会った工員の〈賢治〉と深夜レストランのウェイトレスの〈弓子〉は一日のうちに夕暮れのひとときしか遭うことができない。ある日、アパートの建築現場で朝鮮人の作業員が足場から転落して死亡。現場監督や市役所の人間たちはその死体をアパートの土台のコンクリートに埋め込んでしまう。その現場を目撃した賢治は警察や人権擁護委員会に訴えかけるが相手にされない。死体が埋められた場所に賢治はチョークで太陽のマークを記し、弓子に約束の言葉をささやく。「青い種は太陽のなかにある」。
真実を明らかにすることに心を奪われる賢治と、幸せな結婚を夢見る弓子との溝が次第に深まっていく。

【公演名】  『青い種は太陽のなかにある』靑い種子は太陽のなかにある
【作】寺山修司  【演出】蜷川幸雄  【音楽】松任谷正隆   【出演】亀梨和也 他
【会 場】東京:Bunkamuraオーチャードホール 2015年8月10日(月)~8月 30日(日)
大阪:オリックス劇場 9月4日(金)~9月13日(日)
【チケット一般発売日】2015年6月13日(土)
【企画・製作】Bunkamura