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映像の魔術師 ロベール・ルパージュ新作公演 『Needles and Opium 針とアヘン~マイルス・デイヴィスとジャン・コクトーの幻影~』

★Needles & Opium_053s c Nicola Frank Vachon
Nicola Frank Vachon

「映像の魔術師」の名をほしいままに世界中で活躍している演出家ロベール・ルパージュの作品群のうち、特に一人芝居シリーズを中心に招聘してきた世田谷パブリックシアターが、最新映像テクノロジーを駆使して、新たな装いとなったルパージュの代表作『Needles and Opium』を2015年10月に上演する。

カナダ・ケベック出身の演出家ロベール・ルパージュは、舞台に映像表現を巧みに取り入れた先駆者であり、日本文化、とりわけ伝統芸能への造詣も深く、歌舞伎のスペクタクル性や文楽のテクニックを随所に盛り込んだ斬新な舞台構成で、壮大な絵巻物語を展開させる名手として知られている。

その代表作『Needles and Opium』は、1991年の初演以降、いまだに世界中から招聘の希望が多い作品。
ルパージュはさらなる進化を求めて、最新映像テクノロジーを駆使して、新たな息吹を吹き込んだ完全リニューアル版を完成させ、2013年以降、世界ツアーを行ってきた。そして、いよいよ2015年10月、世田谷パブリックシアターに登場することとなった。

物語は・・・
失意のどん底でパリにたどり着いた現代のカナダ人男性の脳内に、1949年に活躍したジャン・コクトーのアヘン依存と伝説のジャズトランペッター、マイルス・デイヴィスのヘロイン中毒(注射針)のイメージが広がり、こだまする。苦しみを忘れようとする男性が、内面を凝視すると、コクトーの言葉やスケッチ、デイヴィスのブルーノートが脳内を駆け巡り、スペクタクルな離脱症状が始まる。

現代と1949年のコクトーとデイヴィスを自由に行き来しながら、めくるめく幻惑の世界へ誘われていく…。

『Needles and Opium 針とアヘン ~マイルス・デイヴィスとジャン・コクトーの幻影~』
(英語上演・日本語字幕付)
【作・演出】 Robert Lepage ロベール・ルパージュ
【クリエーター】
美術デザイン:Carl Fillion  プロップデザイン:Claudia Gendreau
照明デザイン:Robert Lepage  音響デザイン:Jean-Sébastien Côté
映像デザイン:Lionel Arnould  衣裳デザイン:François St-Aubin
字幕翻訳:小川絵梨子
【公演日程】2015年10月9日(金)~10月12日(月・祝)  世田谷パブリックシアター
【チケット一般発売】 2015年7月12日(日)
【チケット料金】
S席 7500円
SA席(1階席前方5列、字幕見切れ席) 7000円
SB席(2階サイド) 7000円
A席(3階席) 5500円
高校生以下 一般料金の半額(劇場チケットセンター店頭・電話のみ取扱・要年齢確認) ほか
【チケット取扱い】
世田谷パブリックシアターチケットセンター  03-5432-1515 (10~19時)
世田谷パブリックシアターオンラインチケット
(PC) http://setagaya-pt.jp/ (携帯) http://setagaya-pt.jp/m/
ほか 各プレイガイドにて取扱いあり

【お問合せ】
世田谷パブリックシアターチケットセンター  03-5432-1515  http://setagaya-pt.jp/