年末の恒例行事となった世代や出身の違う俳優達が一堂に会し、歌って、踊って、まるで「お祭り騒ぎ」のようなエンターテイメントショー 「祭」シリーズが、今年も12月29日(火)~31日(木)まで明治座にて「晦日明治座 納め・る祭~あんまり歌うと攻められちゃうよ~」と題して開催される。
「祭」シリーズ最大の特徴は、二部構成。第一部では、お芝居を上演し、第二部では出演者内で各ユニットを組み、オリジナルの歌と踊りを披露するショーという構成となっている。
第一部のお芝居は有名な歴史上のエピソードを演劇界の新進気鋭の作家たちが、毎年大胆なアレンジを加えて上演。今回の題材は、征夷大将軍・坂上田村麻呂と彼と対峙する蝦夷の英雄・阿弖流為。平安時代初期の蝦夷の軍事指導者である阿弖流為は、蝦夷の領地に侵入した朝廷軍を撃退するも、朝廷の征夷大将軍・坂上田村麻呂に敗れて降伏し、処刑されたという歴史的事実を踏まえ、その中で生きた彼らの想いを、現代に生きる我々が独自の解釈をする事で、当時と何ら変わらない「人」が「人」として願う未来を描きだす。
第二部は、毎年出演者の中でオリジナルのユニットを組み、ショーが披露。それぞれのユニットの完成度の高さに、お客様はサイリウムを振り、スタンディングで観劇するという、まさに「祭」の名にふさわしい盛り上がりを見せる。
KYO NO HAJIMARI(キョウハジ) 曲名:「物の怪Midnight」
メンバー:安西慎太郎、中村龍介、井深克彦、大山真志
りんごMEN’s 曲名: 「もうこれ以上食べられない、マジ(本気)で」
メンバー:大山真志、辻本祐樹
カスミ草 曲名:「うちのマンション、隅田川の花火を見下ろせるけど来る?」
メンバー:三上真史、大山真志、井澤勇貴、二瓶拓也
A★RA★HABAKI♡ 曲名:「LOVE★アラハバキ」
メンバー:木ノ本嶺浩、小林健一、高木稟、大山真志、栗原寛孝
EMISHIじゃん!風 曲名: 「東北の魔人」
メンバー:前山剛久、鳥越裕貴、西川大貴、友常勇気、木内健人、竹村仁志、大山真志
第二部の出演ゲストも発表!
第二部「もののけでショー」出演ゲストが発表!
<東京・明治座公演>
●12月29日(火)12:00の部:林剛史 /17:00の部:上口耕平
●12月30日(水)11:00の部:林剛史 /16:00の部:植田圭輔
●12月31日(木)11:00の部:廣瀬智紀/16:00の部:滝口幸広
<大阪・梅田芸術劇場メインホール公演>
●1月16日(土)13:00の部/18:30の部共に:滝口幸広
<公演概要>
『晦日明治座 納め・る祭~あんまり歌い過ぎると攻められちゃうよ~』
第一部:お芝居「将の器~泣くよウグイスHEY!HEY!HEY!~」
第二部:もののけでショー
【脚本】 赤澤ムック 【演出】 板垣恭一
【出演】 三上真史、大山真志/辻本祐樹、木ノ本嶺浩、安西慎太郎/
なだぎ武、原田優一/高嶺ふぶき/勝野洋 他
【東京公演】 2015年12月29日(火)~31日(木)@明治座
【大阪公演】 2016年1月16日(土)@梅田芸術劇場メインホール
公式HP: http://le-himawari.co.jp/galleries/view/00132/00353
第一部:お芝居「将の器~泣くよウグイスHEY!HEY!HEY!~」ストーリー
延暦13年。桓武天皇は弟の怨霊を鎮めるための遷都に夢中だった。しかしそれを成すためには、
奥州に住む蝦夷を討伐して民衆の支持を得なくてはならない。蝦夷討伐の任を受けた坂上田村麻呂には
“他人の心の声が聞こえる”特殊能力があった。幼き頃よりそれに苛まれてきた彼は、桓武天皇からの
恩賜、制御宝玉・四寸瓊勾玉を着けることにより能力を封じている。一方、奥州に暮らす阿弖流為は、
アラハバキ神の加護と怪力を具える蝦夷のリーダーだった。大食漢の彼は戦を嫌い、和平を願っているが、
蝦夷の誇りを護るために仲間たちと立ち上がる。
心を封じ込めてきた田村麻呂と、心のままにしか生きられない阿弖流為。
蝦夷を獣と罵る大和朝廷軍、誇りを護りたい奥州蝦夷。
二人の将が紡ぎ、選んだ未来とは―─。
第二部:もののけでショー
今年も第二部は、出演キャストがユニットを組み、オリジナル曲を歌って踊るショーを上演!
新ユニットが続々登場します。