2月8日まで東京国際フォーラム ホールCにて、2月14日より15日まで梅田芸術劇場メインホールにて上演中のミュージカル『ボンベイドリームス』の主演を務める浦井健治が、ミュージカル『アルジャーノンに花束を』(脚本・作詞・演出:荻田浩一)、『星ノ数ホド』(演出:小川絵梨子)における演技に対して、第22回 読売演劇大賞 最優秀男優賞を受賞した。
梅田芸術劇場10周年記念公演『ボンベイドリームス』は、巨匠ロイド=ウェバーがインド人作曲家 A.R.ラフマーンの楽曲に惚れ込んでプロデュース。日本初上演となる今回は、独特の世界観で観客を魅了し、主演の 浦井健治とは『アルジャーノンに花束を』『蜘蛛女のキス』『CHESS in Concert』で絶妙なコンビネーションを見せてきた、荻田浩一が演出・訳詞を担当している。確固たる実力を持つ浦井健治を筆頭に、抜群のスタイルと歌唱力を持つすみれ、しなやかなダンスが持ち味の朝海ひかる、ミュージシャン、俳優としてはもちろんのこと、ミュージカル界でも大注目の加藤和樹など、人気実力を兼ね備えたキャストが揃った。
浦井健治受賞後初の出演作となる本作では、インドのスラム街で生活しながらボリウッドの映画スターを 夢見る主人公アカーシュを浦井健治が熱演。偶然スターへの切符を手にしたことで目の当りにする、インド社会の光と闇、その過程で彼が得るもの、失うものを、時にはコミカルに、時には色気たっぷりに、時には辛辣にと、複雑に変わっていく主人公の心情を実戦で鍛え抜かれた演技力と天性のカリスマ性で鮮やかに描き出している。
さらに、美術を担当する、二村周作も最優秀スタッフ賞を受賞。今回も、緻密にインドの世界観を作り上げている。
高度成長を遂げる都市とともに活発になる映画産業の華やかな世界と、眼前なる貧困という厳しい現実にありながら土地開発のため立ち退きを促されるスラム街という、対照的な背景を持つ登場人物たちの人間ドラマ、そして、ボリウッド映画特有の中毒性の高い音楽とダンスで賑々しく、華やかなシーンもたっぷり。
日本演劇界をリードする実力派クリエイターと俳優陣が贈る日本初上演の『ボンベイドリームス』。
是非ご期待ください。
【浦井健治プロフィール】
2000年『仮面ライダークウガ』でデビュー。その後、舞台へも活動の場を広げる。’04年 ミュージカル『エリザベート』(小池修一郎演出)ルドルフ皇太子役に抜擢され、以降、ミュージカルからストレートプレイまで数々の話題作に出演。主な舞台作品に、『アルジャーノンに花束を』『蜘蛛女のキス』(荻田浩一演出)、『ダンス オブ ヴァンパイア』(山田和也演出)、『ヘンリー六世』三部作(鵜山仁演出)、『ペッジ・パードン』(三谷幸喜作・演出)、『ロミオ&ジュリエット』(小池修一郎演出)、『シンベリン』(蜷川幸雄演出)、『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』(いのうえひでのり演出)、『MIWA』(野田秀樹作・演出)、『ビッグ・フェラー』(森新太郎演出)、『星ノ数ホド』(小川絵梨子演出)など。第31回菊田一夫演劇賞、第44回紀伊國屋演劇賞個人賞、第17回読売演演劇大賞杉村春子賞を受賞。ドラマ『アオイホノオ』(TX)にも出演するほか、井上芳雄、山崎育三郎とのユニット“StarS”では、武道館でのコンサートを成功させる大きな話題を呼んだ。今年は4~5月に『デスノート The Musical』、7~8月に『トロイラスとクレシダ』への出演を控える。
公演情報 『ボンベイドリームス』
【作曲】A.R.ラフマーン 【作詞】ドン・ブラック 【脚本】ミーラ・サイアル
【原案】シェーカル・カプール&アンドリュー・ロイド=ウェバー
【演出・訳詞】荻田浩一
【出演】浦井健治/すみれ加藤和樹/朝海ひかる
久野綾希子 安崎求 阿部裕 川久保拓司 ほか
【東京公演】
日程 :2015年1月31日(土)~2月8日(日)
会場 :東京国際フォーラムホールC
チケット:S席12,000円A席9,000円B席5,000円(全席指定・消費税込)
一般発売 2014年11月15日(土)
お問い合わせ梅田芸術劇場0570-077-039
【大阪公演】
日程:2015年2月14日(土)~15日(日)
会場 :梅田芸術劇場メインホール
チケット料金S席12,000円A席9,000円B席5,000円(全席指定・消費税込)
一般発売2014年11月29日(土)
お問い合わせ梅田芸術劇場06-6377-3800