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稲垣吾郎 大島優子『No.9-不滅の旋律-』10月10日初日!囲み取材&公開ゲネプロ

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左から マイコ 大島優子 高岡早紀

天才音楽家ベートーヴェンが最後の交響曲「第九番」を生み出すまでを、音楽家として、1人の人間として描いた舞台『No.9-不滅の旋律-』。
10月10日の初日を前にゲネプロを公開、囲み取材を行った。

ベートーヴェンに稲垣吾郎、彼を支えるマリアに大島優子、その他にマイコ、高岡早紀という人気キャストに加え、演出は白井晃、脚本・中島かずき(劇団☆新感線)と強力なスタッフも揃っての豪華な舞台が完成した。

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【囲み取材】
稲垣吾郎と、大島優子、マイコ、高岡早紀が登壇。
すっかりベートーヴェンへと変身を遂げた稲垣。個性的な髪型は「結構延びるのが早くて…」と言うのは冗談で「地毛に見えるかもしれませんが、(カツラを)かぶっています」。
今回は「30才から50歳位、老けていく」ベートーヴェンを演じる。
苦労したのは「人間の肉体に納まりきらない」ベートーヴェンの持つエネルギー。
演出の白井に「学校先生の歴史の授業のように」レクチャーを受け、調べながら役作りをしていったと言う。

大島優子は今回が初舞台だが「初めから立稽古なら何をしていいか、分からなかったと思いますが、みんなでベートーヴェンはこういう人で…と役柄を共有するように教えて下さったので、1人1人性格や背景を理解したので、お芝居に役に立っているし、入り易かった」と言う。

稲垣からは「舞台を好きになってもらいたい」と言われた大島。「役柄的には私がひっぱっている」と笑顔で発言。
それに対して稲垣は「(大島は)しっかりされている」「学校みたいな稽古場で、横にずっと座っていた(大島は)宿題とかを教えてくれるしっかりしたかわいい女の子」と例えて笑いを誘った。

またベートーヴェンのラブシーンも多いそうだが「どなたと?」と質問された稲垣は「お楽しみ!」と教えてくれず。ただ「結構やりますね、ベートーヴェン」と情熱的な姿を見せることを告白。
「プライベートでもないぐらい?」と突っ込まれると「プライベートではあるんじゃない」とサラリと答えてから口元を押させて「アイドルなのに!?」を連発。爆笑となった。

最近の結婚ラッシュに稲垣は「(自分は)そんなことはないです、全然」。
大島も「ニュースで見て他人事です。わぁ~すごいなぁ、芸能人ってという感じ」「全然ない」と二人そろって断言した。

【ゲネプロ】
耳が聞こえ辛くなり始めてはいたが、成功への道を歩み始めたベートーヴェン。その家族と周囲の人間とのかかわりを通して、ベートーヴェンの生い立ちと生き様、その苦悩を丁寧に描いて行く。分かりやすくテンポよく、劇場の足を運ぶことの少ない観客も抵抗なく物語に入っていけそうだ。

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さらに時代背景や社会変化、楽器や音楽の変遷も興味深い。歴史の流れの中で、時代という波をうけて音楽家という職業のあり方が変わるさま、そしてベートーヴェンがその世の中でどういう道を選ぶのか…という大きな視点も見えて面白い。

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舞台の両脇にはピアノが3台。物語とリンクしながら、素晴らしい演奏を披露する。主人公がベートーヴェンならではの音楽が続々!

囲み取材に登場した4名の他に、舞台で活躍する加藤和樹、施 鐘泰(JONTE)や味のある演技を見せる片桐仁、映像作品でお馴染みの山中崇、長谷川初範、田山涼成など、多彩なキャストも登場。個性豊かな登場人物たちが、生々しい生き様をみせてくれる。

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ベートーヴェンの恋は期待以上!
そして思いがけない恋も生まれ…

時代の渦の中で激しく生き抜いたベートーヴェンの生涯は、新たな驚きと、人間の悲しさ切なさを感じさせてくれる。

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「No.9-不滅の旋律-」
東京公演は2015年10月10日(土)~25日(日)、赤坂ACTシアター S席11,800円 A席 B席はSOLD OUT(全席指定・税込)
大阪公演は2015年10月31日(土)~11月3日(火・祝)オリックス劇場 S席11,800円 A席7,800円(全席指定・税込)
北九州公演は2015年11月13日(金)~15日(日)北九州芸術劇場大ホール  S席11,800円 A席9,800円(全席指定・税込)

公式サイト:http://www.no.9-stage.jp/