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麻実れい、秋山菜津子、常盤貴子、音月桂、生瀬勝久ら豪華キャスト!新作舞台『8月の家族たち August: Osage County』

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来年5月、シアターコクーンにて公演するケラリーノ•サントロヴィッチが上演台本と演出担当する舞台『8月の家族たち August: Osage County』の豪華なキャストが発表された。

その俳優陣は麻実れい、秋山菜津子、常盤貴子、音月桂、橋本さとし、村井國夫、木場勝己、生瀬勝久 他。

作品は、2007年シカゴ初演、戯曲はピューリッツァー賞を受賞、作品はトニー賞最優秀作品賞他4部門を受賞し、更に2013年には映画化。メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ジュリアン・ニコルソン、ジュリエット・ルイス、ユアン・マクレガー、ベネディクト・カンバーバッチなど錚々たるメンバーが出演し、各国の映画賞を受賞・ノミネートされた作品だ。

豪華キャストとケラリーノ•サントロヴィッチが、どんな舞台を見せてくれるのか。
来春が楽しみだ。

<麻美れい コメント>
KERAさんと初めて御一諸に創るこの舞台、何か素敵な予感がして今から胸がワクワクしています。

<上演台本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメント>
プロデューサーから「他人の戯曲で演出してみたいものはありませんか」という提案を受けたので、必死に探したのです。なかなかやりたいホンは見つからなかった。で、トレイシー・レッツという作家に行き当たったわけです。
なかなかに辛辣なコメディを書く人で、日本でも「BUG」という作品が坂手洋二氏の演出で上演されておりますが、この人の新作が賞をとって映画化されたと聞いたのが発端です。しかも三姉妹と母親の確執を描いたドラマだという。三姉妹モノに目がない私です。お、これは、と触手が動きました。
タイミングよく日本で封切られた映画版を観に行きましたが、観客が喜劇だと思ってないからか、殆ど客席に笑いは起こりませんでした。その後、ブロードウェイ上演の影像を観ると、打って変わって爆笑の連続。とくに映画と舞台で大きな違いはないのにです。
観る人によって反応が大きく変わるというのは、すなわち作品の幅を示しているのであり、こいつぁやりがいがあると感じ、すぐに上演権の獲得を依頼しました。
キャスティングについては、今回は私の要望とプロデューサーサイドのオーダーを擦り合わせました。結果、私にとって未知の俳優さんを含めた、新鮮な顔ぶれが集結。楽しみです。
それから、急遽、演出に加え、上演台本もやらせてもらうことにしました。近年連続しているチェーホフ作品同様、大幅な改変は一切するつもりはありませんが、同じ内容の台詞でも、語順、語尾等を変更し、微細な加筆や削除の権限を与えてもらえるだけで、作品を生き生きしたものにできる可能性が大きく広がるのです。

<公演名>『8月の家族たち August: Osage County』
<作>トレイシー・レッツ <翻訳>目黒条 <上演台本・演出>ケラリーノ・サンドロヴィッチ
<会場>Bunkamuraシアターコクーン
<主催/企画・製作>Bunkamura/キューブ

<キャスト>
麻実れい、秋山菜津子、常盤貴子、音月桂、
橋本さとし、犬山イヌコ、羽鳥名美子、中村靖日、藤田秀世、
村井國夫、木場勝己、生瀬勝久 他

⬛東京公演 2016年5月7日(土)~ 29日(日) Bunkamuraシアターコクーン
チケット発売 2016年2月20日(土)
⬛大阪公演あり  2016年6月上旬 森ノ宮ピロティホール