「この芝居をやるとピアフに会える」　大竹しのぶ　『ピアフ』3度目の上演　製作発表

3度目となる大竹しのぶ主演舞台『ピアフ』の製作発表が、1月7日に都内で行われた。

登壇したのは、写真左から　川久保拓司、彩輝なお、大竹しのぶ、梅沢昌代、伊礼彼方。
大竹と共に3度目に挑む梅沢と彩輝、伊礼と川久保は今回から加わる。

「前に観た人にも、また見て良かったと思ってもらえるように」と挨拶をした大竹しのぶ。「全部を賭けて生きているという台詞を言うことは、私自身の体にそういう血が流れるから『この芝居をやるとピアフに会える』という気がして、私自身の人生で大きな出会いになったなという感じがします」と本作への思いを語った。

また昨年末の「日本レコード大賞」の席で泉ピン子と一緒になったという大竹。「勘三郎さんの話になって、ピン子さんが『またピアフやるのね。私、のりちゃん（勘三郎）に、ピアフの本を貸してあげたのよ』って言って。（大竹が）『エッ？どういうやつ？』（泉が）『緑の分厚いやつ』って…。（大竹が）『あ、それ私が持ってます』と言って」と「（私が）勘三郎さんから借りていたと思っていたのは、実はピン子さんの本でした」と発覚したばかりのエピソードを披露した。

ピアフの生涯の友人、トワーヌを演じる梅沢は「10代から始まります。かなり努力しないと」と笑った。

彩輝は「情熱をもって、頑張るとかいうのではなく、その中に溶け込み、存在として生きられるように演じたいと思っています」と3度目のマリーネ・ディートリッヒ役に向かう。

大竹とは「稽古場で挨拶しただけ。ほぼ初対面」という伊礼は大竹について「（本作の出演者で）唯一知ってる碓井（将大）君から『大竹さん、マジやばいよ』と言われて緊張している」と話したことから、共演経験があり、大竹を「しのぴー」と呼んでいる川久保が「″大竹伝説”はいろいろ聞いています。『オーラがすごすぎて1㎝浮いてる』とか」と言うと、大竹自身も「にらまれて石になるとか?!」と突っ込んで会場をわかせた。

2016年2月7日（日）から3月13日（日）まで東京 日比谷　シアタークリエにて。
チケットは　東宝テレザーブ:03-3201-7777（9:30～17:30）
公式HP　http://www.tohostage.com/piaf/

大阪・森ノ宮ピロティホール 3月19日（土）～21日（月）　キョードーインフォメーション　0570-200-888
広島・JMSアステールプラザ大ホール　3月23日（水）　TSS事業部　082-253-1010 （平日10時～18時）
名古屋・中日劇場　3月26日（土）～27日（日）　中日劇場　052-263-7171