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豪華絢爛?!多種多彩?! ジェットコースターステージ !!『CLUB SEVEN-ZERO-』ゲネプロレポート

玉野和紀、吉野圭吾、東山義久、西村直人、原田優一、蘭乃はな、香寿たつきという豪華キャストを揃えて《原点に戻る“オトナのCLUB SEVEN”》と銘打った『CLUB SEVEN-ZERO-』が、5月26日(金)~28日(日)にシアター1010でのプレビュー公演を上演。25日(木)にゲネプロを行った。

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2003年に始まり、名物コーナーを数々生み出し愛されてきた『CLUB SEVEN』も、今回で11回目。
歌にダンス、芝居にミュージカル、コメディからシリアスまで・・・スターたちが持ちえるありとあらゆる技と輝きを気力・体力の限界を超えて惜しげもなく見せてくれる。内容は出演者により、時代により毎回変わり、その公演を逃せば同じモノは二度と観れない。生の舞台ならではの醍醐味を味わうことができる究極のエンターテイメントショウとして愛されてきた。

その14年にわたる経験を経ての今作『CLUB SEVEN-ZERO-』。
吉野圭吾、東山義久、西村直人、玉野和紀という『CLUB SEVEN』の原形を生み出した4人が揃った…と聞いて期待はしていったのだが、その期待をはるかに上回る面白さ、楽しさ!
いつにもまして「よくぞ、ここまで!」と思えるエンターテイメントなステージを見せてくれた。
(ネタバレついては、核心的な部分については触れておりませんが、新鮮な気持ちで公演をご覧になりたい方は読まないでください)

この日公開されたゲネプロは、ABと2バージョンある中でのA。
オープニングは、7人がクールにカッコよく。めいめいの見せ場もあり“オトナのCLUB SEVEN”への期待を存分に高めてくれるスタート。

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ところが、その次の場面ではもうすでに「見たことがない!」シーンが登場する。
『CLUB SEVEN』初参加の蘭乃はなのこの姿!

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もちろん、香寿たつきも、そして男性陣も負けてはいない。
『CLUB SEVEN』ならではの、お洒落でキュート、そしてウィットいっぱいの歌に踊りを開幕直後から惜しげもなく披露する。

まずは人目を引く衣装からご紹介したが、これはほんの手始めだった。

この後に次々と怒涛のように展開する物語は、豪華絢爛、多種多彩。
グランドミュージカルさながらの豪華な衣装でのうっとり見惚れる美しきロマンス、心躍るあの名作・名場面、想像を絶する結末の“反転ドラマ”、息呑むマジック…(?)。そして心潤わす美しきハーモニーも。

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観客の心をキュンキュンさせたかと思うと、思わず手を叩いてしまうほどの大爆笑が繰り返し起こる。
もちろん『CLUB SEVEN』お馴染みの名物コーナーもあります!

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「個性を活かす」「適材適所」などという言葉を遥かに超えた、芸達者なキャストたちのプロフェッショナルなサービス精神と、舞台というエンターテイメントを知り尽くした玉野演出に、観客は手玉にとられること、間違いないだろう。

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2幕での定番「五十音ヒットメドレー」では日本人なら誰もが知るあらゆるエンタメを時代を超えて網羅。
このコーナーだけで披露する楽曲は、なんと74曲!

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それは緩急自在で、まるでジェットコースターにしがみついて観ているよう。夢の世界に遊べる3時間だった。

シアター1010でのプレビュー公演は28日(日)まで。
6月3日(土)~4日(日) は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで、そして6月8日(木)~22日(木)までシアタークリエにて上演される。

公式HP : http://www.tohostage.com/club_seven