新進気鋭の演出家、谷健一が、傑作戯曲を、元宝塚トップスターで、女優だけにとどまらず多彩な表現活動を展開する大空祐飛と、確かな演技力で高い評価を受ける豊原功補、そしてベテラン、風間杜夫という豪華キャストで上演する。
脚本はシューベルトの四重奏「死と乙女」をモチーフに、1991年に作家アリエル・ド―フマンが発表した同名戯曲。1992年にブロードウェイで上演され、この年のトニー賞最優秀女優賞を獲得。1994年には監督ロマン・ポランスキー、主演シガニー・ウィバァーで映画化もされている。
シアタークリエでの初日の19日。開幕を前に谷健一と大空祐飛、風間杜夫がマスコミの前に挨拶に立った。
「22年前に書かれた戯曲ですが、今の時代に通じるものがある」と谷。
大空祐飛は「素敵な脚本に出会えて嬉しい」としながらも「膨大な台詞に苦しんだ」とも語った。
風間杜夫が「今日的に意味のある芝居。1か月、デリケートに緻密に仕上げてきた」という舞台は、3月19日からシアタークリエで、28日(土)まで。
【公演情報】
公演名: 『死と乙女』
公演期間:3/19(木)⇒28(土)
公演会場:シアタークリエ
翻訳: 青井陽治
演出: 谷 賢一
出演 :大空祐飛 豊原功補 風間杜夫
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