「勇者ヨシヒコ」「HK/変態仮面」の福田雄一×ユースケ・サンタマリアが贈る傑作コメディ・ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」が、2月16日夜の開幕をひかえ、同日昼に囲み取材と公開ゲネプロを行った。
2012年に初演され「こんなバカバカしくておもしろいミュージカル観たことがない!」と話題が話題を呼び、千秋楽には立ち見客もでた人気作品、ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」。
再演となる今回も豪華な出演者が揃った。
【囲み取材】
現場をサッと明るくするユースケ・サンタマリアは3年ぶりの再演で再主演。「余裕のある稽古っぷりで、まだ2週間もあるよと思っていたらバタバタバタと来るものですね、初日って」
ムロツヨシ「みんなで楽しく歌って踊っております。僕も初演に比べて歌のレベルが遥かに上がりまして、それを皆さまにお届けできると思うと楽しみでいっぱいです」
マギー「僕がこの公演の中で唯一のつっこみ役なんですけれど、みんなが全力で稽古場からボケ続けているので、本番はもっとボケてくると思いますので、全力で突っ込みたいと思います」
皆川猿時「プレッシャーを感じております」(爆笑)
松下優也「滑ることがあっても、恐れずに挑戦していって、滑ることが有ったらマギーさんのつっこみにまかせようかと思っています」
緊張のため吐きそうという福田雄一(企画・上演台本・演出)のとなりの池田成志は「先ほどから緊張がこう(福田から)来るんです。段々緊張してきました」
平野綾が「再演からの参加なので、皆さまに支えて頂きつつ紅一点頑張っていけたらと思っています」と真顔で語る脇から「パットは何枚入っているか、言わなくていいんですか?」の声が飛ぶ。「やめて下さい!」と言いながら平野は「6枚です!」と即答。ユースケが「ほんとは8枚です!」「12枚入れようとしてた」と声が乱れ飛ぶ。平野が懸命に「6枚でとどめようとしてます」「衣装もすごく見応えあるので。水着みたいなのも…」と語る横でも男性陣はまだまだパット話を繰り返し、爆笑が止まらない。
貴水博之「僕は初参加になりますが(声を張り上げて)accessのボーカルということは忘れて頑張ります!」と絶叫。ユースケから「酒飲んでないんですよ、これで」、マギーから「あんまり急だと俺もつっこめない」と言われ、福田は「accessのボーカルなんですね」と初めて知った様子だった。
ワイワイとにぎやかな会見となったが、最後の盛り上がりはユースケと平野綾と2人でカメラに向かってのPR。平野が得意の声技を披露。大爆笑での会見を終えた。
【あらすじ】
神のお告げを受けたアーサー王(ユースケ・サンタマリア)は従者パッツィ(マギー)を連れ、家来となる円卓の騎士を集めて聖杯を探す旅に出る。
しかし、次々と起こる奇想天外なハプニングが、彼らの行く手を阻む…。
果たしてアーサーたちは、目的の聖杯を見つけることができるのか!?
【ゲネプロ】
ゲネプロは観客がいない。ということは、ボケもつっこみもやりにくいことかぎりないはず。それでも見せてくれました!
これから見に来て下さるお客様のために、詳しくは書きませんが…
笑いに注目があつまるけれど、見どころはそれ以外にも…
出演者が変化(へんげ)!マルチという役のムロツヨシだけでなく、ユースケ・サンタマリアとマギー以外の出演者は七変化!もちろん、衣装だけじゃない。みなさん、芸達者!すごすぎる!
平野綾の魅力も全開。これまでのミュージカルでは見せたことのない表情の七変化!華麗な衣装に包まれた美貌!もちろん歌も聞かせます!
お客さまが入ったら、そのパワーは倍増、倍々増となっていくはず。
「本公演も見たい!」と思ってしまうゲネプロでした。
公演概要:ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』
脚本・詩:エリック・アイドル
音楽: ジョン・ドゥ・プレ&エリック・アイドル
原作: 映画『Monty Pyton and the Holy Grail』
出演: ユースケ・サンタマリア、平野綾、ムロツヨシ、松下優也、貴水博之、
マギー、皆川猿時、池田成志、
公演日時:
東京 2015年2月16日~3月1日@赤坂アクトシアター
大阪 2015年3月6日~8日@森ノ宮ピロティホール
福岡 2015年3月14日~15日@福岡市民会館
公式HP :http://www.spamalot.jp/