Open Close

ミュージカル『アニー』2019年アニー・孤児役 合格者発表

1986年に日本公演が始まったミュージカル『アニー』の、2019年のアニー役2名と孤児役12名が決定した。

2019年アニー・全員ver

2019年4月下旬より新国立劇場・中劇場にて、丸美屋食品ミュージカル『アニー』が上演される。
本作は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)」をもとに、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカル。同年のトニー賞において、作品賞をはじめ7部門を受賞し、現在も世界各国で上演され続けている。

日本公演は、1986年、日本テレビ主催でスタートした初演以来、今までに全国で約176万人もの人たちに深い感動を与え続けてきた。
また、アニーや孤児役でこの作品に出演し、現在、ミュージカルで活躍している俳優も多数。

『ジキル&ハイド』『ローマの休日』『ラ・カージュ・オ・フォール』『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』など、ミュージカルやストレートプレイとジャンルを超えて幅広く活躍する山田和也を2017年から演出に迎え、テンポが良く現代的で、日本人の情緒に合った演出になったと好評を博している。

そして、来年で34年目となる2019年公演が始動し、10月21日(日)17:00~日本テレビ麹町ビルにて、アニー・孤児役オーディションの最終合格者を発表された。
課題曲や演技など3日に渡る審査を勝ち進んだ少女たち約50名が固唾を呑んで最終結果を待つ中、主役のアニー役2名と孤児役の合格者が発表された。

アニー役には、山﨑玲奈(ヤマサキ レナ 11歳 愛知県)と岡菜々子(オカ ナナコ 9歳 埼玉県)が選ばれた。

2019年アニー・アニーのみ

【コメント】
●山﨑玲奈(アニー役)
今回のオーディションが二回なのですが、前回はダンスの2次審査で落ちてしまって、悔しくて今回までダンスを頑張りました。なので、今回受かってとっても嬉しいです。落ちた時にバレエの練習を週6で通いました。歌も知り合いの先生に教わってアニーになりたい言っていました。その後、自分の中にまあまあ自信がついてきました。観ている人が笑顔でこの子凄くて優しい明るいアニーだなと思ってもらえるように頑張りたいと思います。アニーの家族想いなところが似ていると思います。自分が辛いのに皆に笑顔で明るさを振る舞っていて皆が引き寄せられていて、すごいなと思うのでそんなアニーになりたいです。
(受かったら何か家族と約束している事はありますか?⇒)ディズニーランドの年間パスを買ってもらえる事が楽しみです(笑)

●岡菜々子(アニー役)
何度か別役オーディションの時は2次審査で落ちてしまって、今回初の最終予選で受かったので心臓が飛び出そうでした。落ちてからダンスだけではなく、歌や演技を練習しました。元気よくて、笑えて、観ているみなさんが明るく元気で帰られるような勇気を与えられるアニーになりたいです。アニーとはやんちゃ名ところが似ているかなと思います。アニーはお母さんやお父さんを探していて哀しい思いをしていて、孤児で絶望的な思いをしているのに明るくて、ずっと夢を持ち続けているアニーが凄いと思うので、そんなアニーになりたいです。
(受かったら何か家族と約束している事はありますか?⇒)おばあちゃんにオーディション中は太るからと止められていたおはぎが食べれる事です。(笑)それに、お母さんにはディズニーに連れてってもらいます(笑)

●山田和也(演出家)
オーディションは選ぶというのではなく、出会ったと言う感覚ですね。きっと世の中にはアニーがいると思ってやっているので、こうやって二人に会えたので良く合ってくれましたって感覚ですね。(アニーに選ばれた二人にここを稽古までに磨いて欲しい事はありますか。⇒)アニーは明るく、人の心が分かる子とは思うけどずる賢いとか抜け目がないとか、したたかでものおうじしないようなそういう普段隠している用な事を思い出してくれると嬉しいです。