劇団Patch本公演、Patch stage vol.12「ボクのシューカツ。」が大阪・HEP HALLにて開幕。舞台写真と演出家、キャストコメントが到着した。
大阪公演は11月4日(日)まで。東京公演は11月15日(木)より銀座・博品館劇場にて上演。
関西から日本を元気に」をテーマに活動を始めた劇団Patchの、Patch stage vol.12「ボクのシューカツ。」が10月31日に幕を開けた。
関西で最も熱い演劇集団として注目を集め、昨年秋に行われた11回目の劇団公演「JOURNEY-浪花忍法帖-」では、初めて東京公演を行い、販売開始と同時に即完売、追加公演を成功させるなど人気はもちろん、その実力も高い評価を受けいる。
その劇団Patchの12回目の本公演は「あの頃と今」をコンセプトに、社会への新しい扉を開ける「就活」と人生の「終活」にフォーカスを当てる「ボクのシューカツ。」。
何も知らず楽しかったり、ただひたすらに一生懸命やっていた学生時代と、様々なことにぶち当たり、妥協やその中での生きる術など、本音と建前の中でもがく、就職してからの今。人生の過渡期で「終わり」を意識し始める青年たちの生き様を劇団Patchが描く。
脚本・演出は、心地よいテンポ感で展開される会話劇で人情感溢れる作品を数多く作り上げてきた関西演劇界きっての実力派劇団「空晴」の岡部尚子。
脚本・演出 岡部尚子(空晴) コメント
「エンタメだから、会話劇だから、大体何やるかわかるから。特定の劇団を観に行かない理由も様々だと思います。彼らも私も新しい試みの今回。彼らを好きな人に、私の作品を好きな人にそれぞれの良さを感じて、知って、いただけたらと本当に思える作品となりました。」
松井勇歩(劇団Patch一期生)コメント
「劇団Patchメンバー12人全員出演の作品です。
全員でという形は7年前の旗揚げ以来です。
ぼくは一番長く劇団Patchに関わってます。
一番長く劇団Patchを見てます。
だからこそ言えます。
『今の劇団Patchが最高です。』
止まることなく進む。進み続ける。
そんな劇団Patchの12作品目。
Patch stage vol.12
「ボクのシューカツ。」
是非、劇場に観に来てください。
お待ちしております。」
Patch stage vol.12「ボクのシューカツ。」
【脚本・演出】 岡部尚子(空晴)
【キャスト】
松井勇歩、吉本考志、近藤頌利、星璃
井上拓哉、藤戸佑飛、竹下健人
納谷健、尾形大悟、田中亨
回替わりキャスト
中山義紘、三好大貴
【日程/会場】
《大阪》
2018年10月31日(水)~11月4日(日) ※全10ステージ
HEP HALL
《東京》2018年11月15日(木)~10月17日(土) ※全4ステージ
博品館劇場
【チケット】
料金:一般 4,800円 ※税込・全席指定
【あらすじ】
中学校の敷地内の外れに、その建物はあった。
「おっちゃん」のいる用務員室。
押入れがあったり小さなベランダがあったり、
広くはないが落ち着く、皆が集まる場所だった。
それから10年。
今は使われなくなり、倉庫となったその建物が取り壊しになる事を知らせる、
差出人不明の「招待状」。
それを持って、あるいは持たずに集まってくるかつての生徒たち。
すぐには誰かわからなかったり、強烈な印象があったり、全然思い出せなかったたり、
就活がうまくいってたり、いってなかったり、来るはずのない者が現れたり。
今の自分を持ち寄った、かつての場所で、皆が少しだけ変わる、
たった一日、いや、半日足らずの物語。