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『笑う男 The Eternal love-永遠の愛-』製作発表記者会見 

ミュージカルの金字塔としても知られる『レ・ミゼラブル』の著者、ヴィクトル・ユゴーが自著の最高傑作と評した小説「The Man Who Laughs」を原作に、脚本ロバート・ヨハンソン、音楽フランク・ワイルドホーン、歌詞ジャック・マーフィーという豪華制作陣が生み出したミュージカル『笑う男 The Eternal love-永遠の愛-』が、ついに2019年4月に日生劇場で上演される。
1月29日(火)に、都内で製作発表記者会見が開かれた。

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衛藤美彩 朝夏まなと 浦井健治 夢咲ねね

製作発表会見には、主人公・グウィンプレン役を演じる浦井健治が、口を裂かれ笑みを貼り付けられたメイクに素足で登壇。
彼と愛し合うようになる盲目のデア役のWキャストの夢咲ねねと衛藤美彩は、清純さをイメージさせる白のドレスで。
グウィンプレンに興味を抱く公爵のジョシアナ役の朝夏まなとは、濃い赤のドレスでゴージャスに登場。演出の上田一豪と、5人が壇上に揃った。

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衛藤美彩 朝夏まなと 浦井健治 夢咲ねね 上田一豪

朝夏まなと主演の『オン・ユア・フィート』や、間もなく再演となるミュージカル『キューティ・ブロンド』を手掛けた上田一豪は、本作では翻訳・訳詩・演出を担当する。

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上田一豪 今回は素晴らしい方々と一緒に日本では初演となる『笑う男』という作品を素敵な状態でお届けできるように頑張っていきたいです。
朝夏さんは『オン・ユア・フィート』では持ち前の太陽のような明るさを存分に発揮して、誰もが魅了される世界の歌姫を立体化して頂き、すごく信頼しています。生まれもったオーラをお持ちなので、すべてを手に入れているジョシアナ公爵という役がぴったりで魅力的に演じて頂けると思っております。
デア役はそれぞれ個性がある。おふたりとも可憐です。目が見えないがゆえに本当に純粋に世界を見つめることができるという意味では、おふたりとも素直にピュアなところがある方なのでマッチしていると思っています。
浦井さんとは演出助手の下下の時代から現場でご一緒させて頂いていたので、こうして一緒にお仕事ができるのが、とても感慨深いです。山口祐一郎さんとは『レベッカ』の初演の立ち上げにもご一緒させて頂きました。10数年やってきたことが上手く実って、こうして浦井さんと一緒にやれてよかったと思っています。

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浦井健治 韓国では先に上演していますけれども、素晴らしい新しい作品を日本のミュージカルとしてできますことを幸せに誇りに思っています。「金持ちの天国は、貧乏人の地獄からつくられる」ということで、僕は裸足でやってきました。見世物の中から真実の愛や人生の温かさ、大切なものを皆さまにお届けできたらなと思っております。

(キャラクターの姿になった感想は?)口が裂けている、この特殊メイクをさせて頂くと、テンションが上がります。盲目の少女デアと見世物小屋での物語もあり、山口祐一郎さん演じるウルシュスとの父子のような師弟愛、人間愛も描かれています。まー様がおっしゃったように対比がたくさん描かれて、ユゴーさんの素晴らしい原作がありますので、それをワイルドホーンさんの素晴らしい音楽で歌うと、ほぼほぼ最後はロングトーン。(笑) 大変な体力を使うと思いますが、旋律もとても美しいものが多い。前田(文子)さんの衣装に身を包んで身が引き締まるというか、気持ちが高ぶっています。女性陣3人は、そのキャラクターが衣装やヘアなどにも表れています。個性豊かで歌声も素敵な方々なので、自分の中ではWキャストのおふたりは個性が違うと思うので、しっかり合わせていけたらと思います。僕の子供時代を演じる子役が3名いますので、よく観察して三様のグウィンプレンを演じたいと思います。

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夢咲ねね 最初にお話を頂いた時には、コメディなのかホラーなのかと全く分からなかったのですが、調べていくと奥が深くて引き込まれ、悲しくもせつないワイルド・ホーンさんの壮大な曲が相まってすごく素敵なストーリーだと思いました。その中でデアとして一筋の光になれるような少女になれるように一豪さんに導いて頂き、素晴らしいキャストのみなさまと一緒に初日に向けて頑張っていきたいと思っております。

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衛藤美彩 グランドミュージカル初出演で、グループを飛び出して挑戦させていただきます。本当に緊張していて、この製作発表も初めてで、初めてのことだらけであるのが嬉しいことですし、大先輩のみなさまと稽古をして、私なりのデア役を演じられるように、世界観を届けられるように頑張りたいと思います。
グループでは大きな会場で何度も公演をさせて頂いていますが、一人で、それもミュージカルとなると発声から何もかも違うので、今私ができるのはボイストレーニング。浦井さんからも喉のケアの仕方を教えて頂いたりしているので、準備したいです。生田と桜井は同じ一期生で何度も公演は見に行っています。2人の頑張りが、私にも励みになっています。「観にいくよ、がんばって」と言われているので、がんばりたいなと思っています。

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朝夏まなと 素晴らしいお衣裳を着せて頂いて、ジョシアナ公爵という役に少し 近付いたというか
イメージがわいております。この作品は対比が明確なので、貴族側の存在・象徴として色濃く存在できるように一豪さんのご指導を頂き、浦井さんと素晴らしいキャストのみなさんと私にとっても挑戦になりますが、見たことないと思っていただけるようなジョシアナ公爵として存在したいと思っております。素晴らしい音楽と世界観をお届けできるようにがんばります。

この後、スペシャルメドレーとして3曲が披露された。

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♪木に宿る天使  夢咲ねね 浦井健治 衛藤美彩

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♪この気持ちは何?  朝夏まなと

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♪笑う男  本作のタイトルナンバー 浦井健治

楽曲について、浦井は「 出演決定の前に、フランク・ワイルドホーンから「今度、これをやってみないか」と言われて、東宝のみなさまと一緒にピアノで聞いて大感動した。今、歌ってみると「こんなに体力使うんだな」と。だからこそ役作りにも力になってくれる名曲揃いだという気がしています」

新作ミュージカルとして昨年、ソウルにて初上演され、原作の世界感を美しくも繊細に描き出し、ミュージカルの魔法を見せて圧巻だった『笑う男』。
子役によって演技を変えていくと言う浦井の言葉に、3通りの演技をすべて観たい・・・と思わされ、ますます期待の高まる会見となった。

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MUSICAL 『笑う男 The Eternal Love-永遠の愛-』
■脚本:ロバート・ヨハンソン
■音楽:フランク・ワイルドホーン
■翻訳・訳詞・演出:上田一豪
■出演:
浦井健治
夢咲ねね/衛藤美彩(Wキャスト)
朝夏まなと
宮原浩暢 石川禅
山口祐一郎

中山昇 上野哲也 宇月颯 清水彩花

日時・会場:
【東京公演】2019年4月9日(火)~29日(月・祝) 日生劇場
【愛知公演】2019年5月3日(金・祝)~6日(月) 御園座
【富山公演】2019年5月10日(金)~12日(日) 新川文化ホール
【大阪公演】2019年5月16日(木)~19日(日) 梅田芸術劇場
【福岡公演】2019年5月25日(土)・26日(日) 北九州ソレイユホール
■公式ホームページ:https://www.tohostage.com/warauotoko/index.html