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第3回日本舞踊未来座 =彩(SAI)= 6月上演 

第3回日本舞踊未来座 =彩(SAI)=
 「檜男=ぴのきお=」・「春夏秋冬」
2019年6月上演決定‼

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日本舞踊の継承と革新をめざし、新作日本舞踊を発表する日本舞踊 未来座シリーズ第三弾「第3回日本舞踊未来座=彩(SAI)=」の上演が2019年6月決定した。

2017年、日本舞踊への固定概念を打破すべく、日本舞踊協会のメンバーが十世 坂東三津五郎の遺志を継ぎ、“未来座”と銘打ち、新たなシリーズを立ち上げ、2017年の第一回公演では、市川染五郎が演出・振付・出演という一人で三役担い、大きな反響を得ました。2018年の第二回公演では、界的オペラ「カルメン」を題材に、四代目 中村橋之助、市川ぼたんがダブルキャストを務め、日本舞踊の伝統をつなぎながら、“いま”こそ輝き、そして“未来”へと光を放つ継承と革新を現す、ファムファタルの妖艶な世界を表現。新たなる日本舞踊の息吹をかんじさせてくれた。

第三回となる2019年の日本舞踊 未来座“彩”は、趣の異なる2本立て。
歌舞伎俳優としても活躍中の坂東巳之助が語りを勤め、若手花形から熟練のベテランまで個性豊かな舞踊家たちが新たなピノキオに命を吹き込む1作と、古来より日本人の心に大切に受け継がれてきた四季をテーマに、舞と踊りで綴る舞踊絵巻「春夏秋冬」の2作。
日本舞踊の持つ華麗さ、力強さ、荘厳さを群舞と京舞で余すところ無くお見せする。

松本幸四郎

“未来座”立ち上げメンバー・松本幸四郎コメント
今年で3回目になる新作舞踊公演「未来座 SAI」は、ピノキオを題材とした舞踊劇「檜男(ぴのきお)」と四季を艶やかに踊る「春夏秋冬」の二作品を上演します。
今年は「SAI」を「彩」という漢字を当てました。
優しい心の彩を描いた舞踊劇「檜男(ぴのきお)」
四季がある日本の豊かな彩を踊る「春夏秋冬」
新たな年号になる2019年、新たな日本舞踊の誕生を多くの方にご覧いただけるようご協力をお願いいたします。
私は、本公演の担当理事として一座を支えます。
いつもは舞台に立つ人間として関わっていますが、舞台に立つ方々を盛り上げ、激励し、プレッシャーをかけて刺激的な公演になるように頑張ります。
また、今回は、坂東巳之助さんが、初の未来座出演、初の語りで参加されます。
そして、人間国宝でもある井上八千代先生の初出演が叶ったことは、嬉しい限りです。
この公演でないとありえない組み合わせでの日本舞踊新作公演です。
心よりお願いいたします。
松本幸四郎

公演概要
【公演名】第3回日本舞踊未来座 =彩(SAI)=
【演目】「檜男=ぴのきお=」・「春夏秋冬」 ※2作品を上演いたします。
【日時】2019年6月21日(金)~6月23日(日) 全8回公演  ※開場時間:開演30分前
6月21日(金) 12:00☆ / 15:30☽ / 19:00☆
6月22日(土) 12:00☽ / 15:30☆ / 19:00☽
6月23日(日) 12:00☆ / 15:30☽
※檜男 ★ほし組 ☽つき組
【チケット料金】8,000円(全席指定・税込)
【会場】国立劇場小劇場 (〒102-8656 東京都千代田区隼町4-1)
東京メトロ半蔵門線 『半蔵門』駅 下車
6番出口(エレベーター・エスカレーターあり)・1番出口から 徒歩 約5分
JR 『四ツ谷』駅から 徒歩 約15分

【主な出演者】
◆「檜男=ぴのきお=」
誰もが寝静まった星空の夜…人形作りのおじいさんが丹精込めて作った人形たちが動き出す。人の言葉を話す不思議なコオロギに導かれた檜の人形「檜男」は様々なトラブルを乗り越えて本物の人間になれるのか!? 親子の情、淡い恋心、苦難と成長を描く「知恵と勇気」の物語。

☆ほし組 檜男:花柳大日翠/かりん:若柳佑輝子/こおろぎ安:花柳輔蔵 /おじいさん:若柳彦三衛門
☽つき組 檜男:藤間爽子 /かりん:中村梅 /こおろぎ安:松風光陽 /おじいさん:猿若清方
ほか
語り(録音) 坂東巳之助

◆「春夏秋冬」
様々に移ろいゆく四季の情景を、舞と踊りで綴る舞踊抄。桜舞い散る華やかな春景色に始まり、やがて聞こえる太鼓の音。躍動感溢れる夏祭。そして月の光が辺りを照らし、静謐なる秋の野辺。季節は深まり、白雪舞う銀世界。白鷺たちが舞い踊り大空へと飛翔していく。

主な出演者 井上八千代 ほか

【お問合せ】公益社団法人日本舞踊協会03-3533-6455(平日10~17時) / info@nihonbuyou.or.jp
公益社団法人日本舞踊協会 公式サイト:http://nihonbuyou.or.jp/

【主催】公益社団法人 日本舞踊協会