人気の体感恋愛アドベンチャーゲーム『囚われのパルマ』のビハインドストーリーが、2019年6月にサンケイホールブリーゼ(大阪)とシアター 1010(東京)で舞台となる。
2月半ばに主人公ハルトを演じる主演の太田基裕のビジュアル撮影が行われた。
原作は、ある孤島の施設に収容された記憶喪失の青年ハルトと交流しながら、彼の記憶を取り戻し、彼との関係を深めていく …という大ヒットゲーム。
今回の舞台では、ゲームの前日譚ともいうべき記憶を失う前のハルトの物語を描く。
フード付きの収容服というゲームでお馴染みのハルトらしい衣装をつけて登場した太田。真剣なまなざしでスタッフと撮影直前の打ち合わせを行い、カメラの前へ。椅子に座ってカメラをのぞき込む、その瞳の輝きが、ついさっきまでとは違う熱を帯びていることに驚かされる。
立ち姿での撮影では、手の動きや身体の向きなど、太田が自在に動いて撮影を進める。
フードをかぶると、また一瞬にして表情が変わる。カメラマンから「そのポーズいい!!」「ハルト感」 の声が飛ぶ。
太田を見つめていたスタッフから「かわいい」「いい!!」と歓声があがる。
シャッター音が止まると、太田の顔にリラックスした微笑みがうかんだ。
それまでのイメージを一新しての白衣姿では、精悍なハルトが登場。撮影前には、ポケットからのぞく手の位置にも試行錯誤を重ね、ハルトらしさを探す。
撮影が始まると、スタッフから「かっこいい」「ハルト感!!」と声が飛び交った。
太田演じるハルトには、どんな知られざる物語があるのか。ますます期待がふくらんだ。
ビジュアル撮影後には、囲み取材が行われた。
-ビジュアル撮影を経て、ハルトというキャラクターをどう感じていますか?
太田:まだ稽古も始まっておらず、ざっくりとした内容しか聞いてないのですが、衣装を着てヘアメイクをしてちょっと(ハルトを)感じられたなと思う一日でした。
-今の時点で作品に期待することは?
太田:自分なりにこの『囚われのパルマ』のことを調べたり、このゲームがとても好きな友人がいたので、「どういうところが魅力なのか?」と聞いたりしました。
いわゆる原作がある2.5次元作品ですが、すごく心理的というか人間の内面・精神に寄り添っている作品ですので、観に来てくださる方にも共感して頂けるところが絶対あると思います。人間臭くて 繊細な作品になるんじゃないのかなと思います。
―『囚われのパルマ』ということで、もし太田さんが孤島に囚われるとして、ひとつだけ差し入れてもらえるとしたら?
太田:(ひとしきり悩んで)愛犬の写真ですかね。少しでも心が癒されるように。(にっこり)
―ご自身とハルトとが似ていると思うところは?
太田:原作が大好きな友人には「(ハルトに)とても似ているよ」と言われて、「どういうところが?」って聞くと、「人との距離感とか、用心深いところがすごく似ているよ」と言われ「なるほどな」と思いました。
僕も人見知りでコミュニケーションが難しいと感じるときもあるので、そういうところは共感できる部分があるんじゃないかなと思いました。
―ファンのみなさんへコメントをお願いします。
ゲームを知らない方も楽しめる作品に絶対したいと思っています。幅広い世代の方に、いろいろなものを感じて頂けるような素敵な繊細な作品にしたいと思っています。
是非劇場に遊びにいらして下さい。
【公演概要】
タイトル:舞台『囚われのパルマ ―失われた記憶―』
原作・監修:カプコン
脚色・演出:カニリカ
日程・会場:
キャスト:
太田基裕、前島亜美、悠未ひろ、頼経明子(文学座)、村上幸平、石橋徹郎(文学座)ほか
<大阪公演> 6月 22日 (土 )~ 23日 (日 )サンケイホールブリーゼ
<東京公演> 6月 27日 (木 )~ 30日 (日 )シアター 1010
※大阪公演 23日 (日 )、東京公演 30日 (日 )は、公演終了後にトークショーを実施。
チケット:
SS席 (特典付 ) 11,800円、 SS席 9,800円、
S席 (特典付 )10.800円、 S席 8.800円、
A席 6.800円、 B席 4,800円
※B席は大阪公演のみになります。
★特典内容 :公演パンフレット
※特典は観劇当日の引換になります。
※SS席と S席内の同じ席で、通常の席か特典付の席かを選択頂けます。
※特典 SS席と特典 S席の当日販売はございません。
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